概要
芸能人が何故か黒いスーツのハンターに追われつつも賞金獲得を目指して逃げまわる鬼ごっこゲーム。公式で「大人の鬼ごっこ」と呼ばれる事も。2014年、10周年を記念して9月末〜10月初頭に2週連続で「逃走中10周年記念ゲーム」が開催された。
2019年秋、初の一般視聴者が応募で参加可能の「15周年プロジェクト」が放送。その後、2021年正月、2021年夏にも一般視聴者の参加の応募が募集された。
- 基本は「制限時間まで黒服(ハンター)から逃げ回る」だけというシンプルなもの。予め決めたくじ引き順に出演者がスタートゲームを行うこともある。1秒ごとに賞金が増えていき、最後まで逃げ切れば賞金を満額で獲得。ハンターに捕まると失格になり、賞金はゼロ。捕まる前に自分でリタイア(自首)することもでき、その場合はその時点での賞金を獲得できる。ただし自首場所は逃走エリアにいくつか設けられた自首ポイントに限られる。
- エリアは決められた範囲に限られ、原則的には屋外のみ。許可されていない建物の中に入ったりしてはいけない。多くは街中や貸切のテーマパークなどであり、会場によっては入れる建物もあるが、逃走者の入れる場所はハンターも入れるため、逃走者に安全な場所など無い。
- リアルタイムで増え続ける賞金は自然と欲望をかきたてるが、その代わり一度捕まったらゲームから追放され原則的に復帰できないシビアなルールのため、逃げまわるか、隠れるか、人間の本質を時としてむき出しにする面白さがそこにはある。
2020年8月30日の放送からは新型コロナウイルス感染拡大の影響によりハンターがマスクと手袋を着用するようになった。ハンターも感染して病気になるの?と突っ込んではいけない。。ちなみにネット上では「更に不気味になった」という声もある。
2020年11月22日に『逃走中』の制作スタッフが集まった『オチルナ!』が放送され、2021年5月16日にも放送された。
2021年3月29日には『逃走中』の制作スタッフが集まった『モノノケハント』が放送され、11月14日にも2回目の放送がされた。
人気番組とのコラボ
同じフジテレビ系列で放送されているアニメの中で『ONE PIECE』、ドラゴンボールシリーズ、『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』という人気アニメとコラボが行われた事があるが、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』はアニメが終了してしまったため、ゴールデンタイムで放送されていた時間帯のアニメの中では、現在唯一コラボが行われていない。そのためネット上では『こち亀』とのコラボもやって欲しいという声もある。ちなみにこち亀は原作第172巻にて「逃げ切ったら100万円の巻」という『逃走中』を元にした話がある。
またそれ以前には『めちゃイケ』とのコラボ、『めちゃ逃げ』も行われている(厳密に言うとそれ以前にもめちゃイケ女性メンバーが出てそれをコラボと銘打っていたが)。
2021年9月5日の放送では『ONE PIECE』100巻記念として『ONE PIECE』と2度目のコラボが放送された。
ミッション
- 放送初期は単に逃げ回るのみだったが、とある逃走者が公園の木に登ってゲーム終了まで隠れていたことがあり、(それが原因かどうか確定はできないものの)その後は「ミッション」と呼ばれる指令が出されるようになった。内容は、キーアイテムを誰かに渡したり、特定の場所で仕掛けを動かしたりするものなどがある。そのほとんどはクリアするとプラスになる場合(例:賞金増額)と、クリアしないとマイナスになる場合(例:ハンター増員)とがある。中にはクリアしないと強制リタイアとなる厳しいものまである。ミッションに参加するかどうかは参加者の自由。動くとハンターに見つかる危険も増すため、参加しないのも選択肢のひとつ。ただし上記の強制リタイアのように著しく不利になるものはほぼ強制参加となる。
- 逃走中というゲームの性質は、基本的には「残り時間が少ないほど逃走者に有利」である。しかしながら、ミッションはその多くが逆に「残り時間が少ないほど不利」になっており、「(ゲーム全体の)時間が終わるまで待ちながらも、(ミッションの)時間内に何かをする」という、新たな時間の観念を持ち込んだとも言える。
- 放送が深夜からプライムタイムに移ってからは、参加することでゲームの難易度自体を上下させるような変則パターンも多数登場するようになった。
- またミッションではないが、本部から一方的に通知が届き、逃走者に選択の余地無く追加ルールが発動することもある。最近では、エリア内にいる特定のエキストラに協力することで役立つアイテムをもらえる等の隠れミッション的な要素も登場している(関わると逆に不利になるケースもあるが···)。
派生ゲーム
深夜時代やプライムタイム時代の放送では、派生ゲームが数多く登場。
- 爆弾のコードを切って安全に解除できるか? 「解除中」
- 相手の背中に印字された番号を盗み見ろ! 「密告中」
- チーム対抗の陣地なきドッジボール「護衛中」
- タイミングよく観客に支持されるトークができるのは誰? 「討論中」
- 隠れる者と探す者に分かれた恐怖のかくれんぼ「潜伏中」
- 全員協力でエリア内の宝箱を持ち帰れ! 「生還中」
- 2012年には、久々に登場した新しい派生ゲーム「戦闘中」が、続編企画としてレギュラーに登場。直前の逃走中におけるミニドラマの内容から、戦闘中に取って代わられたと思われたが、逃走中と並行する形になっている。
アメリカ版逃走中『Cha$e』
アメリカではアレンジ番組である「Cha$e」があり、日本ではCSで見られるが、「逃走中」と大きく違う点がある。
- 逃走者は一般参加者10人で固定。事前の下見などはなく、全員集まってホイッスルと同時にスタート。ゲームに使う道具はバックパックに入っている。携帯はiPhone。
- ハンターにも本家より個性付けがされていて(と言っても本家はコードネームのみだが)、名前や特徴がそれぞれ設定されている。お国柄か、女性ハンターも登場する(この後本家でも逆輸入された)。後述のルールのためか、追跡スピードは「逃走中」のそれに比べると遅く、通報部隊の衣装などの個性化もされていない。
- 時間は60分、賞金は「通常の25000ドル+ステッカーによるボーナス最大25000ドル」で固定。自首は途中で通知されたときに先着1人だけであり、賞金は番組側の言い値である(2000〜3000ドルほど)。
- アイテムがしょっちゅう登場する。ハンターを追い返すリモコンや、無敵サングラスは毎回登場した。ただ、これによって逃げ切りやすいかというと、そうは問屋がおろさない。
- なぜなら、勝利条件が「終了間際に発表される出口に来た先着1名」だから。つまりどんなにアイテムを使って生き残っても、ハンターより足が速くても、逃走者同士の出口争奪戦に勝てなきゃ何の意味もないのである。
中国版逃走中『全员加速中』
こちらのルールは日本版とほぼ一緒であり、異なる部分のほうが少ない。日本国内版を御存じなら、何の違和感もなく見ることができるだろう。
- 大きな変更点は、時間によって即賞金が加算されるのではなく、ポイントが加算されていくことだろう。確保されてもその時点までのポイントの10%は獲得できる。
- そして、出場を重ねて累計ポイントを競い、多かった出演者同士で決勝戦を行い、チャンピオンを決めるという趣旨。
- そのため、自首という選択肢は確実にポイントを積み上げて決勝へとコマを進める重要な要素になっており、判断するときの心境の違いに注目すると面白いかもしれない。
- ミッションの難易度はいきなり本家と同等か、既にそれ以上。たとえば、掛け軸の文章を解読する等の凝った仕掛けがノーヒントで用意されているなどである。開催したばかりでいきなりこのような難解なミッションを出せる背景には、おそらくネットでの情報伝達や国外放送などにより本家の内容が知られていたことが挙げられよう。
逃走エリア一覧
主に使用された場所を紹介する。
また小説版逃走中第1巻の舞台にもなっている。
ヴィーナスフォート、パレットタウン、アクアシティなど、建物内部を含めた名所をフルに使うが、大きな直線が多く、見つかりやすい。信号時間が長いため、ここで撒くことも可能。屋内エリアは意外と構造が複雑な建物が多く、建物の特徴を知らないとフロア移動に苦労することもある。局にとっての本拠地であるためか、大量ハンター追加などの大規模なミッションが登場しやすい。
一時期開催されていなかったが、『めちゃイケ』とのコラボという形で7年ぶりに開催。ダイバーシティ東京プラザがエリアに使われるなど時代を反映した内容に変化している。
2021年9月5日放送分では年内に閉館が予定されているヴィーナスフォートの最後の『逃走中』が開催された。
- アクアシティお台場
- 日光江戸村
- ハウステンボス
- 富士急ハイランド
- 森の公園
- エリア01
- USJ
- 房総のむら
- えさし藤原の郷
- 大理石ロックハート城
- ワープステーション江戸
- 東京ドームシティ
- イオンレイクタウン
- エリア21
主な逃走者
参戦回数が多い人物を紹介する。
近年では世代交代などもあるのか、これらの出演者は頻出しなくなっていたが、最近では再び参戦する例が増えた。(令和になってからはアンガールズ田中卓志、よゐこ濱口優、狩野英孝、NONSTYLE井上裕介、ロッチ中岡創一。その他にも何年かぶりに参戦した人もいる)EXIT、ミキ、霜降り明星などをはじめとする「第7世代芸人」など、若手のタレントにも注目が集まるようになった。
出演者のカテゴリーも最近では多角化しており、芸人、俳優、アスリート、アイドルなどメジャーなものだけでなく会社CEOや元政治家など文化人、声優、YouTuberなども頻出する。
また、高校生未満のいわゆるキッズ逃走者も台頭するようになる。
令和になってからはSNSなどで一般参加者の応募もしており、なんと当時高校2年生の子持ちのシングルファーザーが逃走成功したケースや当時小学5年生の子どもでありながらミッションに成功したケースもある。
元陸上部ということもあってハンターを撒くことのできる高い身体能力を持ち、比較的良い成績を残し、逃走成功経験もある反面、美女に弱く牢獄でドン引きされるなど何かと残念な部分もある(タナカが『ハンターX計画』と共に『田中恋愛中』も進行していたとのことで、DVD版のおまけ映像に恋愛中と言う物がある)。ただしアラームからは逃げる。
ミッションに関しては割と参加する方だが、リスクや難易度などを客観的に分析しており、判断はかなり冷静。これらを解説してくれるため、視聴者にとってもありがたい存在ともいえる。因みに彼が逃走成功した回は、相方の山根がニセ逃走者として、増殖した回だった。
なお未だに2回目の逃走成功は果たせていない。
参戦回数12回で田中に次ぐ2桁出場者のベテラン。ミッションに取り組む姿勢は眞鍋や優木に勝るとも劣らず、また無人島などでのサバイバル生活を多く体験したからなのか体力も中々。特に、身を隠す場所の選び方などは、他の逃走者が簡単には思いつかないような場所に目をつけることが多く、いい意味でサバイバルしている。しかし、肝心な場面でミッションに参加出来なかったり、スタミナ切れの時にハンターに出くわす等、やや運が無い面もある。何度も参戦しているためか、「こんなミッション月村君らしくないよ」とクロノス社の月村サトシの事を心配する面も。
また、ゲーマーの矜持として「逃走中というゲームを制覇したい」という方向性がかなり強く、逃走成功に直接結びつかない賞金アップなどのミッション(特にリスクつきの場合)などには手を出さない傾向にある。
また、2010年代初頭の逃走中を支えていた人物でありながら、何故か「アルティメット」には呼ばれなかった不遇なプレイヤーでもある(一度も逃走成功してないからだろうか)。
後述の芸人逃走者共々自然卒業かと思われたが、2021/4/4放送分でかなり久々の参戦。下記のアッキーナとの結婚後、また令和になってからは初参戦である。過去に逃走中で共演した本田望結と6年ぶりの再会を果たし、時の流れを感じさせるプレイヤーとなった。
その回では本田望結とキッズYouTuberのおーちゃんと共にベスト3となり、自身の最高記録を更新するが、残り2分近くで惜しくも脱落。
本人曰く「逃走中は得意」とのこと。
ちなみに彼は、とあるTBSの逃走中ドッキリ番組で仕掛けられた事がある。
参戦回数9回。また、レギュラーメンバー以外で「ジャンプ!◯◯中」での当企画に複数回参戦した唯一の人物。当初は自首を考えの中に入れていた時期もあったが、回数を重ねるうち、逃走成功のみを狙うようになる。ミッションにも積極的に参加し、時には全ミッション参加という荒業をやってのけることも。
頭の回転も速くキレる。が、藤森に対し「あっちゃん」と言ってしまったり、信号機が青なのにも関わらず「都会の信号の待ち時間は長い」と零すなど、参戦初期には天然も見せていた。
比較的に後半戦まで生き残るもあと一歩で逃げ切れなかった事も多かったが、9回目にして(1度確保され、復活を経てだが)悲願の逃走成功を果たした。(もっと言うと実質3回目である。)特に的場浩司と共演した際は、ペアを組めるなら組む・それ以外でも何かと協力関係になることが多く、的場から「逃走中は兎のような臆病さと獅子のような大胆さが必要で、(眞鍋は)それを両方とも持ってる」と評されている。
なお現在唯一『逃走中』、『戦闘中』、『護衛中』でクロノスゲーム3冠を達成している(護衛中は今後放送されない可能性が高い上、現在クロノスゲームが2種類のため結果的にほんのひと握りの者しか果たせない記録となっている。)。
参戦回数9回。へタレ・ダサいキャラ脱却を目指し活躍しようとするも、たいてい空回りするのがお約束。(脱出ミッションに失敗し、大量ハンターの餌食になる、2分の1の確率でハンター放出の鎖を引いてしまうなど)意外と悪運が強い面もあり、彼をカモとして利用しようとした逃走者は、彼より先に確保されるジンクス(?)がある。
また、本番組のドラマの役者としてもよく出演している。もちろんミッションや各地のエリアにて度々登場している。つまり、彼もある意味ベテランの一人でもある。
「大江戸ヒーローズ編」以降出演していなかったが、2021年9月5日放送の「ルフィと黄金の秘宝編」に約6年ぶりに参戦。
その回では最後の通報部隊停止ミッションを見事成功させ、なんと残り1人にまで残るが残り22秒で惜しくも確保された。(余談だがこの回には狩野以外にも古参の逃走者が何人かいたが、軒並み逃走率はアップしている)
参戦回数8回。田中や眞鍋、濱口らベテランプレイヤーと比べるとやや地味な感じが拭えないが、「大統領暗殺計画編」では事情も知らないまま大統領の娘を大統領の元へ連れて行き、結果的にミッションクリアに貢献したり、「アルティメット」では一時の安全に目が眩み、「セーフティボックス」に閉じ込められミッションでの救出対象となるなど、意外な場面でスポットライトを浴びる事も多い。
参戦回数8回。元「ジャンプ!◯◯中」のメンバー。「ジャンプ!◯◯中」時代の彼はチャラくなく、かなりの好成績を残していた。一方で裏切り者が現れる回では他の逃走者(相方の中田を含む)に真っ先に疑われていた。
「ジャンプ!◯◯中」終了以降はしばらく参加していなかったが、沈黙の巨大迷宮で中田と共に再登場を果たす。普段見せる「チャラ男」キャラはここでも健在であり、女優・アイドルの逃走者にナンパを仕掛ける事も。その反面、若さと頭脳を併せ持ち、逃走成功経験もある実力者でもある。
参戦回数7回。元「ジャンプ!◯◯中」のメンバー。絵に描いた様な「インテリヒール」であり、他の逃走者に嘘を言う、他人を利用しようとするなどの頭脳派だが、大概は策士策に溺れ自滅している。戦略性がより強いチーム戦や『戦闘中』において真価を発揮することが多く、チーム戦ではミッション担当者と生き残り専門に担当を分ける奇策で指示を出し、その回では早期に確保されたものの、完成度の高い作戦はチーム内の他のメンバーが引き継ぐファインプレーにつながった。
参戦回数7回。初登場の「クロノス江戸編」で逃走成功を果たすなど成績は悪くないが、ミッションに参加しようとしないしたたかさや、自分より早く確保された逃走者などに(まさかの相方も含めて)悪態を付くなどの一面も持つ。特に他者への暴言はやや度を超えている部分も見られ(ステージのエキストラにも暴言を吐いた経験有り)、公式のトーク番組で他のプレイヤーから批判された事も。
参戦回数7回。「アルティメット」では最後の二人にまで残るなどの大健闘を見せている。ミッションには積極的だが、実は子供からの評判を上げたいという一面もあるしもっと言うと人妻狙い。
また、田中と違い自首否定派である(しかし「ハンター消滅編」のDVD特典の「反省中」で、山根(通報部隊)により確保された後、「自首すればよかった~」と思わず口にしていた事がある)。なお、相方の川田は4回参戦しており、初出場の「沖縄編」にて逃走成功を果たしたにもかかわらず、ゴリが呼ばれた「アルティメット」に呼ばれなかったりと濱口同様かなり不遇な扱いである(恐らく人数に制限があったからか、もしくはスケジュールが合わなかったのかと思われる)。また、逃走成功目前で確保され2度も276万円を取り損ねたプレイヤーでもある。
参戦回数7回。参戦初期はミッションに積極的に挑む正統派プレイヤーだったが、参戦回数を重ねるごとにだんだんと現実主義者的な一面も見せており、エリアが2つに分断されるミッションでは自分がいるエリアに出来るだけ多くのプレイヤーを集めようとしたり、プレイヤーが所持金を出し合うミッションでは、支払うフリだけして実際にはお金を出さなかったりしたこともあるが、それらの行動が裏目に出ることも多い。ただ、最後まで逃げ切る精神は変わっていない。
参戦回数6回。「ミッションは動かずに人任せで、自首狙い」の典型例とも言えるプレイヤー。「ミッションに行ったからって偉い訳でもないし、ミッションに行かなかったからって悪い訳でもない」等のスタンスだが、同じく自首狙いのドランクドラゴン鈴木との違いは「得になるミッションにも参加しない」事であり、自首狙い同士では対称的。ミッションどころか基本的に終始動かないが、裏を返すとそれゆえに「動くコツ」を掴んでおらず、用心の甘さゆえに見つかったら最後という側面がほとんど。ろくでもない捕まり方ばかりしているため、相方の吉村にはかなり呆れられている。ただしその吉村の囮になってほしいと言う願いを受け入れたことを忘れては行けない。
参戦回数7回。小柄な体ながらその実力は中々であり、「カスぺお台場編」では、ボーナスステージをも逃げ切り、賞金200万円を獲得している。しかし、回数を追うごとに段々早く確保されるようになり、2015年3月の放送では、色々事情があるため仕方ないところだが、そうした背景をそのまま反映させるかのごとく臆病風に吹かれてしまう。こういうところが出演者にとってこの番組の怖いところであろう。
参戦回数6回。元「ジャンプ!◯◯中」のメンバーであるが、それ以前に深夜時代に一度出演していた。爽やかでイケメンな見た目と異なり、他の逃走者を使い安全を確認する、金の為(高級ソファーの為)に「裏切り者」となり、あろうことに相方を売る等、なかなかのやり手なのだが、結果が付いてこない。
参戦回数5回。元「ジャンプ!◯◯中」のメンバー。初戦のお台場編以外は初期の方で捕まることが多く、牢獄の盛り上げ役になることも多かった(同じメンバーの藤森に「見慣れた牢獄顔だ」と言われてしまった)。裏切り者が現れる回で相方の徳井を「金で裏切るようなヤツではない」と信頼していたが、その信頼していた徳井の通報により、確保されると言う不遇なプレイヤー(徳井は福田の確保メールを読み終えた間の後、「ごめんな…福田」と謝っていた。やはり、相方を売った罪悪感はあった模様。)。
参戦回数6回。ミッションには積極的に参加するものの、「地図が読めない」という致命的な欠点を持っており(更には庄屋と床屋を読み違え、漢字の読めない女)、貢献出来た回数は意外に少ない。地図の読めない女の異名が付いた。
やけに鈴木Q太郎との絡みが多い。
参戦回数6回。ミッションは積極的に挑む、現時点で「オープニングゲームでハズレの鎖を引き、開始直後に確保」という経験を2度味わっている唯一のプレイヤー。だが、それ以外の回では中々の好成績を残している。そのため最終ミッションにも挑むことが多いのだが、毎回そのハンターの多さに動揺している。また濱口やゴリと同じく、残り時間わずかでハンター2体に挟み撃ちされることもしばしば。とことん不運な人である。何故かのこり4、3人目時に捕まることが多い。
参戦回数6回。ミッションは自分の為になるかどうかを計算して動く。それ以外でも全体的に頭脳的・長期的なゲーム展開を組み立てるのが上手く、自発的にどう動くかが問われやすい戦闘中ではそれが特によく現れ、実際現在唯一2連覇をなしとげている驚異的なプレイヤーであるし、静・動の判断が的確で、賞金のためなら多額の先行投資もまったく惜しまない。経験が浅い頃は序・中盤で不恰好な形で確保するケースばかりだったが、参戦する度に成績を上げていき、かなり優秀な逃走者となっている。
参戦回数6回。初登場の「USJ編」ではミッションで貢献していなかった(参加自体はしていた)ことから他の逃走者から反感を買ってしまったが、ジュラシックパーク周辺の茂みを利用して何度もハンターを撒き、最後は左足の靴が脱げながらも逃走成功している。(本人曰くジュラシック中岡との事。)
その後参加した「王国の走り人編」ではまさかの2番目に確保されてしまうが、復活ゲームでは60体のハンターを掻い潜り復活を果たした。…が、復活後すぐに再び確保された(ちなみに「ラストミッション編」に参戦した際も復活後再び確保されていた)。
また、「白雪姫と野獣王子編」では開始早々ハンターに追われ建物を利用して振り切ったが一周して元の場所に戻ってしまい、振り切ったハンターと望まざる再開を果たし一番乗りで確保(その後確保時にメールを見たハライチ澤部は「バカですねw」と罵倒していた)。
全体的に移動した先でハンターとはち合わせてしまったり空気になってしまうことも多いが、先の通りジュラシックパークの茂みを使って逃げたり一周したりエレベーターにいたりと、ハンターが視界から逃走者が消えたら追跡を辞めるという性質をよく理解し活用出来ているプレイヤーである。
2021年5月5日に放送された「新ゲームを攻略せよ!編」では「アルティメット編」以来約8年ぶりに参戦。
裏番組の影響かキッズからも頼られ、これまで以上に活躍し、ミッションに果敢に挑んだが、はち合わせの運命からは逃げられなかった(因みにこの回は水曜放送)。
その回ではラスト3にこそならなかったが単純な逃走時間だとEXILE佐藤大樹に次いで実質2位となった(中岡の確保時に残っていた逃走者は佐藤以外は復活を経ているため)。
参戦回数6回。イキリと呼ばれるナルシストで、他の女性逃走者の元に(頼んでもないのに)駆けつけては甘い言葉で口説く(しかし大抵気持ち悪がられている)のがお決まりとなっているが、女性側を自分の元に呼ぶようなことはせず、自らが動く。そのためミッションにも積極的に参加し「ガッツがある」と称されることも。
身体能力は結構良く(走り高跳びで1m55㎝を前転宙返りで成功させるなど)、追ってきたハンターを振り切る事もある。
なお梅宮アンナは井上が冷凍銃でハンターをFREEZEしたのを見て信頼を置いている。
3月20日放送のハンターと偽ハンターではアルティメット以来9年ぶりの参戦となった。濱口、中岡、狩野同様好成績を残すかに思われたが、中盤でダミーハンターに惑わされ捕まってしまった。
参戦回数5回。元「ジャンプ!◯◯中」のメンバー。「ジャンプ!◯◯中」終了以降は参加していないものの、足が速く同番組内で全逃走者中唯一二回逃走成功をしている実力者で10代初の逃走成功者である。ちなみに「ジャンプ!◯◯中」のメンバーで逃走中に逃走成功したのは山本と藤森である(藤森は「ジャンプ!◯◯中」の逃走中は全て確保だったが、「ジャンプ!◯◯中」終了後、沈黙の巨大迷宮で逃走成功を果たしている)。
ミッションにも積極的に参加しているが、捕まるときはハンターの挟み撃ち状態だったり、袋小路だったりと絶望的であった。。また、徳井や藤森の言うことを素直に聞いてしまったり近藤春菜を逃すなどお人よしな面も見られる。ちなみに、徳井が通報しようとしたら徳井がハンターに見つかり、命拾いしたもあった。
一方、2007年10月31日(水)放送の逃走中で山本は19歳で逃走成功を果たし歴代逃走成功者最年少記録を樹立していたが、2016年10月9日(日)放送の逃走中で岡田結実は16歳で逃走成功を果たし歴代逃走成功者の最年少記録を更新されてしまった。ただし男性では現在でも最年少記録である。
ジャンプ!のフジからの扱い故か山本が2冠を達成していることは田中さえも知らない。
参戦回数5回。いつの間にか蔓延していた「自首はタブー」という雰囲気を真っ正面から打ち破り、「自首も戦略の1つ」という考えを視聴者に再認識させた番組にとっての影の功労者。自首狙いのスタンスを終始崩さないタイプで、周囲の出演者等からのヤジにも、慣れてるせいか全く怯まず、むしろ最近では共演者に一種のファンが出たり、視聴者からは違う意味でカリスマ扱いされるぐらいブレがない。
リスクを冒してでも高額賞金を獲りに行くタイプで、高額賞金を自首で獲得することが彼にとってのゴールという節がある。ミッションも基本的に参戦しないと語っているが、賞金アップ等利益があるものにはかなり積極的。「無理に動いて確保」という事が殆ど無いため、成績自体はまずまず優秀な部類に入る。また自首時にハンターが接近した際、自首電話ボックスの陰に隠れてやり過ごすという荒業も見せている。
しかし、他のプレイヤーからの信頼は皆無に等しく、他プレイヤーとの協力が必要なミッションでは、それが仇となることも(特に戦闘中では)。
唯一二度の自首に成功している。1回目の自首は当時最高金額(1,302,000円)。
逃走成功者
(2022年3月20日現在)過去に逃走成功したことがある逃走者を表記。ボーナスステージが存在する回ではこれを含む。自首したことがあっても、逃走成功経験がある場合はこちらに表記する。
- つるの剛士、保坂尚輝、岡田義徳、平畠啓史(DonDokoDon)、ゴルゴ松本(TIM)、諸星和己、品川祐(品川庄司)、ビビる大木、ISSA(DAPUMP)、長谷部優(dream)、藤本敏史(FUJIWARA)、山本太郎、ワッキー(ペナルティ)、山本裕典(二回逃走成功及び歴代逃走成功者)、矢口真里、宮川大輔、吉澤ひとみ、姜暢雄、小島よしお、高田延彦、国生さゆり、中岡創一(ロッチ)、叶美香(叶姉妹)、安田美沙子、川田広樹(ガレッジセール)、金田哲(はんにゃ)、小塚崇彦、東尾理子、秋元才加(AKB48)、篠原信一、おかもとまり、スザンヌ、田中卓志(アンガールズ)、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、ミッツ・マングローブ、皆藤愛子、清原和博、永井大、上地雄輔(アルティメットプレイヤー、史上最高額の276万円を獲得)、岸本セシル、スギちゃん、的場浩司、眞鍋かをり(逃走成功時の出演数最多9回)、関口メンディー(GENERATIONS)、えなりかずき、小峠英二(バイきんぐ)、おのののか、杉村太蔵、岡田結実(歴代逃走成功者女性及び最年少記録保持(16歳))、福田佑亮(超特急)、藤田ニコル、髙橋海人(King&Prince(歴代逃走成功者男性最年少記録保持(19歳))、古橋法生(一般参加者)(史上最多のハンター(24体)から逃走成功)、昴生(ミキ)、兼近大樹(史上最多のハンター(24体)から逃走成功)(EXIT)、新庄剛志(歴代逃走成功者最高齢記録保持(48歳))、佐藤大樹(EXILE)、HIKAKIN、朝日奈央
自首成功者
(2022年3月20日現在)過去に自首成功したことがある逃走者を表記。ボーナスステージが存在する回ではこれを含む。なお逃走成功者は含まない。
- なすび、大原かおり、浅香唯、斉藤舞子、矢沢心、石本沙織、山崎邦正、小倉優子、堤下敦(インパルス)、瀬戸早妃、斉藤洋介(史上最速自首、歴代自首成立者最高齢記録保持(56歳))、misono、若槻千夏、マリエ、市川亀治郎、佐々木主浩、浅田舞(自首時ゲーム終了まで最短)、はるな愛、武藤敬司、鈴木拓(ドランクドラゴン)(二回自首成立)、城田優、久保田和靖(とろサーモン)、Ami(E-girls)、木下ほうか、山内健司(かまいたち)、松尾駿(チョコレートプラネット)
パロディ
- イケメンがオネェから逃走チュー
- 同じフジテレビの「爆笑!大日本アカン警察」という番組の1コーナーに逃走中のパロディがある。ルールはイケメン達がオネェから逃げ切り、捕まったらオネェからキスをされるというものだが、こちらの方は時間が経つとオネェの数が増えていき(しかも減らしたり追加を阻止したりできない)、最終的にはイケメン1人に対しオネェが10数人になることもある。この点では、本家よりキツイといえる。JOY曰く「本家なら(怖いだけでなく)ワクワクとかもありますけど…これはただのホラーですよね?」
- 天然中
- 同じく「フジテレビからの〜!」という番組にて、ハンターが1体もいなかったらどうなるか? というテーマで、ドッキリに引っかかりそうな天然芸人を4名ほど集めて、予選という名目で開催した「天然中」もある。ゲーム時間60分もあればさすがに気づくだろうとスタッフは予想していたが、時間半分を切っても不審に思う様子すらなく、ありえないミッションを出して試すも天然芸人には全く通用せず。ついに時間切れとなり、ドッキリであることを明かさずに解散したという…。後日、出演者の1人がブログで騙されたことに気づいたことを書いている。
- ギリギリ有名人が逃走中 (TBS)
- TBSの番組「クイズ!タレント名鑑」のコーナーの一つとしてこの企画が行われた。これはかつて話題になったものの、現在では覚えている人物が少ないであろう「ギリギリ有名人」をある特定のエリアに配置し、プレイヤーはその人物を見つけ確保するというもの。その人物に触れても、その人物が誰であるかを答えられなければ確保にはならず、またエリアには多数のエキストラもいるため、ギリギリ有名人を見つけ出すのは至難の業である。なおこのコーナーに出演したプレイヤーの中には、FUJIWARA藤本や小島よしおなど、本家逃走中に出演したプレイヤーも何人かいるが、参加していた藤本曰く、「この企画に出てから本家に呼ばれなくなった」と嘆いた事も。なおこの企画は後継番組の『クイズ!スター名鑑』でもコーナーの一つとして引き継がれている。
- ジュエルペットただいま逃亡中(ジュエルウォッチ・ジュエルペットマジカルチェンジ)
- ピンポンダッシュで逃走中(TBS)
- 「水曜日のダウンタウン」の企画として放送。逃走中とピンポンダッシュを合わせたもので、3階建て・99部屋のアパートにピンポンダッシュをしていくが、その内47部屋に住人としてハンターがおり、その部屋を押すとハンターが放出される。本家と違い、ハンターは黒Tシャツ姿で女性も存在。5人の芸人が挑戦するも、最高記録は22部屋だった。また、全員で協力した場合は40部屋という結果だった。
- オシャレしながら逃走中(TBS)
- 同じく「水曜日のダウンタウン」の企画として放送。「秋の横浜みなとみらいデート」をテーマに、ハンターの追跡をかわしながら服装をコーディネートしていく。確保された段階でRIKACOがファッションコーディネートの採点を行う。なお、RIKACOは普通のコーディネート対決だと思い込んでいた。
- 逃走中in目利き王決定戦
- 同じフジテレビの『FNS番組対抗 オールスター春の祭典目利き王決定戦』のボーナスステージとして放送。各チーム代表1人がフジテレビ局内でどれだけ逃げられるかを競う。1分10ptずつ上昇、逃走成功で300pt。確保されたその時点のポイントを獲得する特別ルールになっている。各チーム代表は、月9チームから小日向文世、火9チームから池田鉄洋、木10チームから田中卓志(アンガールズ)、オトナの土ドラチームからまなぶ(カミナリ)、黒井戸殺しチームから遠藤憲一、新バラエティチームから小峠英二(バイきんぐ)の6名。この逃走中に使われたハンター3体はハンター中のハンターで、本家逃走中最多出場者の田中もよく出てるハンターと言って「特番だからって手抜かない」とガチであることを察した。
- テレビ朝日系列のスーパー戦隊シリーズ第44作『手裏剣戦隊ニンニンジャー』第31話。敵の怪人である『忍者ムジナ』によって取られてしまった霞(モモニンジャー)の「イイトコロ」を取り返すべく、廃工場での鬼ごっこに挑むというストーリー。確保されてしまうと「イイトコロ」を取られたうえで鉄製の檻に入れられてしまう、廃工場内の内部放送で確保情報が知らされる、変身中でありながら普通のスマートフォンで仲間内の通話可能など、一部本家逃走中をイメージした個所がある。
- このようにスーパー戦隊に逃走中パロディネタは多く第43作目『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の第41話ではメンバーが映画製作の手伝いをすることになり逃げ出した人々を捕まえるボスの手下」の恰好をするが、黒スーツ・黒サングラスに加え、挙動にもメカの効果音が付くなどハンターが意識されているおり、第45作目『機界戦隊ゼンカイジャー』ではストレートに逃走中が元の遊びを彷彿とさせる怪人が登場した。
また4回目ではチョコレートプラネットがマトリックスのエージェントと見せかけてハンターだった小ネタお見せた。なお、チョコプラは後に本家逃走中にも参加している。
- 白塗り中 オシャレしながら逃走中(TBS)
本番組の放送開始以前に放送されていた類似企画
- 逃亡者(関西テレビ)
- 1991年 - 2002年に放送された関西テレビの番組『紳助の人間マンダラ』の一コーナーとして放送されていた企画。当日の出演者の一人が「逃亡者」となり、番組の放送が終了する日曜午後1時にある地点を出発し、追っ手を避けながら途中指定されたチェックポイント2カ所に立ち寄りつつ、ゴールを目指す企画。
- 「逃走中」との最大の相違点は番組視聴者がいわゆるハンターとなる、つまり「視聴者参加型企画」であったところにある。視聴者は逃亡者を捕えるだけでなく、番組が指定した「合言葉」を言わなければ確保したことにはならない、というルールであった。また、その移動距離が近畿2府4県を跨る広大なものであり、公共交通機関を利用しながら逃走するという点も異なると言えよう。
- 逃亡者を捕まえた視聴者にはその場で10万円分のお買い物券がプレゼントされ、逆に最後まで逃げ切った場合お買い物券は視聴者プレゼントとなる。この様子は2週後に番組内で放送され、放送終了後に新たな逃亡者が発表される、という流れであった。逃亡者にとっても、視聴者にとっても、誰がハンターとなって追っかけてくるか見た目ではわからないという『逃走中』とはまた違ったスリル感が演出されていた。
- なお、この企画を考えたのは紳助の実娘である。
逃走中と炎上
基本的に逃走中は個人戦であり、途中で挟まれるミッションに関しても逃走者の選択次第である(一部、エリア移動やアラーム解除など参加せざるを得ないものもある)。しかし、一般視聴者としてはどうしても「ミッションにたくさん挑んでもらいたい」「たくさん挑んだ人こそ賞金をもらうべき」「故に隠れていたりミッションに参加せずに自首しようとする人はさっさと捕まれ」的な思想が蔓延することもある。また、ゲームから安全に離脱する自首に関しても、ゲーム開始から隠れまわり、何も貢献しないまま持ち逃げした人関しては多くの批判が起こることが多い(無論、ゲームに十分貢献したうえで体力の限界を悟りリタイアした分には批判は起きない)。
そもそも本番組は、「心理逃走劇」という表現を公式で使っており、こうした事は織り込み済みで制作されているものと思われる。そうした人間の色々な一面を垣間見られることも、面白さの1つであろう。
また、自首希望者や自首者が発生した場合、自首システムに関する議論もたびたび巻き起こっており、「自首したらハンターを1体増やす」「自首した場合賞金半減」「自首不可」などの案が出されているが、そもそも自首は逃走者に残された逃げる以外の唯一の権利であり、抑止力を設ける時点でおかしな話である(因みに過去の「逃走中」では実際に自首1件につきハンターが1体または2体追加されるルールがあった)。賞金半減・自首不可なども、それでは「賞金を1秒ごとに増やす意味がない(実際米国版「Cha$e」では演出上は賞金は分単位だったが実際は固定)」訳だし、ハンターを増やすにしても「それでも自首する人は自首する(ルールを適用した回でも2人自首している)」ので、議論の価値は無いといえる。
放送頻度の変遷
だが2015年頃は視聴率が低迷しがちだった。同年11月29日の放送以来2016年の10月まで一度も放送されていなかった(ドラマパートのキャストが徐々に減ったことで運営の状況が悪化していると思われる)。
一方で、上記の「全员加速中」については4月から新たなルールでシリーズがスタートしているため、日本国外を含めればこの鬼ごっこ番組の制作自体が完全に中断されたわけではなかった。
そして最近になって続々逃走中の新商品が出たり、お台場夢大陸での逃走中イベントもあることから逃走中の放送再開が期待されていたが、6月24日になってクロノス社のドラマパートに高月ハンゾウ役で出演していた元俳優の高月ハンゾウ役の高知東生が覚醒剤を所持していた容疑で逮捕されたため、放送再開は危うい状況となってしまった。とはいえ逮捕されたのは引退後であり、前回のラテ欄に「終」の文字はなく、フジテレビの放送で公式の放送終了アナウンスをしていない。
なお、高知東生が逮捕される前は清原和博や高部あいが覚せい剤取締り違反で逮捕されたり、16年7月26日にはテレンス・リーが選挙法違反で逮捕されたが、これらは過去のゲスト出演者であって番組のレギュラーではないため放送中断との関係は薄いと思われる。
そのため一時期は打ち切りと思われていたが、その後7月9日に「2日前金髪の男が逃走中で使われるヘッドギアをつけて周囲を警戒していた」というコメントが2ちゃんねるにあったほか、8月8日には八景島シーパラダイスで収録があったという報告もあり、放送再開の様相を見せていた。そして8月11日に公式サイトで次回放送の予定が発表され、タイトル「どうぶつ島を攻略せよ!」が9月に明かされた(当該放送は10月9日・19:00より2時間で放送された)。ここから徐々に放送ペースが上がってきた。
コロナ禍での放送と放送頻度の回復
新型コロナウイルス感染拡大の影響によりこの番組も放送や収録が厳しいと思われていたが、2020年8月30日より「真夏のハンターランド」が3時間スペシャルで放送された。なお、この回からハンターはマスクや手袋を装着するようになった。
この回からキッズ逃走者がよく出場するようになり、ミッションでも大人と子どもが区別されていた。
同年10月11日にも「ハンターと鋼鉄の魔神」が3時間スペシャルで放送。
長年使い回されていたゲームマスターのシーンが撮り直され、かつて程ではないがエリア内のドラマパートも復活している。
今回からゲームマスターが何故か青山シズカに変更されている。月村はともかく如月はどこ行ったのとか言ってはいけない。
近年はコロナ禍によりエリアを貸し切りやすいためか、放送頻度が上がっている(2020年の下半期から数えても5回、しかも全て3時間以上の枠である。2010年代初頭と比較しても遜色ないレベル)。
そのためか、毎回のように次回の放送決定のお知らせをするようになった。
しかしながら、そのあたりの時期から上記の要因からかゲーム時間が長いが賞金額がコロナ禍になる前よりも少なくなってきており(1秒100円など、以前は1秒200円程度が多かった)、各種ミッションの難易度も上がってきている感がある。
さらにゲームスタート時に逃走者が全員集められスタート前の一定時間で逃げるタイムが与えられていたがコロナ禍になってからはそれもなくいきなり散り散りになってスタートするようになる(余談だがこれについてはちびまる子ちゃん回に出演した声優の浪川大輔がYouTubeで言及している。しかし2022年元旦については緊急事態宣言の解除に起因してか再び集められた)。
さらにいわゆるエリア移動ミッションでもハンターの動員が100体などはできなくなり、20体程度になっている。(予算の問題もあるかもしれないが)
そして2021/5/5に番組史上初の4時間スペシャルが放送され、そしてその予告の中には背中に3桁の番号を着けたプレイヤーの姿が。
さらに、ゲームの途中で過去最多の9人のシークレット逃走者が乱入し、キッズ逃走者8人(過去最多)を含めた合計29人の逃走者が参戦した。
さらに、次の放送の9月5日では3度目の一般逃走者の公募が行われた。
9月5日では単行コミック100巻を突破したワンピースとの2度目のコラボとなった。
ここまで3時間スペシャルが続いていたが、今回は久々の2時間スペシャルとなった。
ハンターの出場数もわずか4体のみでかなり少ない。
(スタート時放出3体とミッションで登場した1体)
2022年の元日には夕方6時から3時間の新春スペシャルが放送され、裏番組の芸能人格付けチェック(ABCテレビ制作、テレビ朝日系)と激突することになった。
エリアは久々にイオンレイクタウンが選ばれ、これまで使用されたmoriエリアとアウトレットエリアに加えてkazeエリアも使用され、史上最大規模のエリア面積となった。(しかしMISSION1以降kazeエリアは…)
逃走者はオリンピック金メダリスト、新規参戦、ベテランはもちろん、久々に参戦した逃走者など、幅広いジャンルから計21人が集められた。
久々にドラマパートが本格的に制作されるようになり、
全盛期の内容により一層近づいてきた。
ちなみに野獣の声を担当したのは声優の木村昴だった。
この回で次回告知が無かったのにも関わらず、3月20日に「ハンターと偽ハンター」が放送されることが決定。
錦鯉やマヂカルラブリーら総勢21人が参戦する。
久々に50体以上の大量ハンターや新たな機能を搭載したハンター、新アイテムが登場するようだ。
追跡時のBGM
youtube:nqQto9
ハンターに発見されたときのBGM。元々は映画「ラン・ローラ・ラン」から。その為DVD版などではリミックスされたバージョンに差し替えられている。
再現
『あつまれどうぶつの森』において再現することが可能。ゲーム中ではハンターの服に似た黒い服やサングラスが入手可能なので、それを着せればハンターになりきることができる。YouTube上には再現した動画が多数投稿されている。特徴として網を持っており、網を逃走者に当てると確保となり、その逃走者はゲームから排除される。ミッションは島の住民を利用したものが多い。ちなみに前作『とびだせどうぶつの森』や前々作『街へいこうよどうぶつの森』も多数投稿されている。
また『Minecraft』やゆっくり饅頭でも再現されている。
というか、そもそも公式からゲームが出ているが(ゲーム発売から間もなく放送された回では博多華丸がゲーム内でのハンターの動きを元に逃走していた)。
関連タグ
フジテレビ
逃走 ハンター(逃走中) 鬼ごっこ 追いかけっこ 戦闘中(クロノス)
オチルナ! モノノケハント『逃走中』と『戦闘中』のスタッフが手掛ける新たなバラエティ番組である。
クロノス社 月村サトシ
【ぴく逃】 BASARAで逃走中
pixiv逃走中
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