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月村サトシ

つきむらさとし

フジテレビ系列のゲームバラエティ番組『run for money 逃走中』及び関連作品に登場する人物。
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概要編集

月面にある巨大企業クロノス社に所属する、若き天才科学者にして『逃走中』のゲームマスター。

本編となるテレビ番組のみならず、集英社みらい文庫から発売されている「ノベルス版」、アニメ

逃走中グレートミッション』のゲームマスターとしても登場しているなど、時代・媒体を超えて「逃走中のゲームマスター」の象徴として名前が知られている。尚、本編・ノベルス版・アニメ版の3作品が同一人物かは不明。

run for money 逃走中編集

演:細田善彦(幼少期:鈴木福)

西暦2900年の月面にてハンターを完成させ、逃走中のゲームマスターとしてゲームの総指揮を行う。


元々は限られた面積で子どもたちも遊ぶ場所が無い月面の環境を嘆いた母が環境を整備するために逃走中を立案し開発。母が亡くなった後はその遺志を引き継ぎハンターの完成と逃走中のゲーム整備に着手。「沖縄」編から「大統領暗殺計画」編まではフードとマスクを被った状態でゲームを運営し、ハンターのデータや収益を確認する様子を見せた。


ハンターX計画編編集

「ハンター誕生」でついにベールを明かし、逃走中を正式に開幕。順調な出だし…かと思いきやいきなり助手の望月ミレイに失脚を狙われ隠れて妨害される波乱のスタートとなる。さらに「ハンターX計画」なる謎の計画を知ることとなる。


上司である高月ハンゾウの紹介で竹取カレンと共にデータを解析。「ハンターX計画」とはハンターを軍事転用し他のコロニーを侵略すると言う物だった。

ハンターを狙おうとする有明リョージとの攻防の末、証拠をつかみ高月が有明を拘束しようとするも取り逃がしてしまう。


さらにゲームエリア内に謎の人物が出現。ハンターを狙う人物だと感じた事から単独でゲームエリアに飛び込み追いかける一方、裏で「ハンターX計画」の糸を引く総裁が高月ハンゾウではないかと疑いを強めていく。


そして「ラストミッション」では逃げた高月を追いかけ、エリア内に飛び込み単独で対峙。しかし高月は総裁の正体を探ろうとしていただけのスケープゴートであり、総裁は別の人物であった。

総裁の息のかかった兵士に気絶させられエリア内の空き店舗に監禁。これまでワープに使用していたコントローラーも落としてしまい、ハンターの起動に必要なペンダントと指環も奪い取られ完全にゲームを総裁に乗っ取られてしまうが、高月と逃走者の協力で脱出に成功。逃走中を終わらせようとする総裁に対抗し最後は自らの手で総裁を拘束することに成功する。


しかし、総裁が最後に仕掛けたトラップによって爆発に巻き込まれ瀕死の重傷を負ってしまう…


アルティメット編~ゲームマスター候補生編編集

なんとか一命を取り留め、医療チームの甲斐もあって無事に復帰。以前から構想していた優秀成績者による究極の逃走中「アルティメット」を高月との共同開催で成功させる。


さらに、高月からは逃走中のさらなる発展のため新たなゲームマスター候補生として朱月サク青山シズカ を迎い入れる。当初は固辞していたがいざ研修が始まると結構ノリノリで教えていく。しかし実は朱月は有明のスパイ。再びハンターを狙わんとする有明と朱月によって兵士を呼び寄せられ気絶。今度は有明が牛耳るライバル企業・ヘリオス社に監禁されてしまう。


月村がいない間についに朱月が高月の補助ありとはいえゲームマスターに挑戦。その時にハンターを奪われそうになるが、その間に青山が救助。しかし、朱月の捨て身の特攻でハンター1号機もヘリオス社に転送。ハンターを手に入れ用済みになったことから有明からレーザーで始末されそうになるが、ハンター1号機に庇われる。しかし、二度目の攻撃で致命傷を負い、ハンターのデータを有明に奪われないためにハンターの自爆装置を起動。青山を逃がし、自身は自爆したハンターと運命を共にした…


番組内における出演期間は3年、実働期間は1年半程度と短いながらも前述の通り他の媒体でも使われるなど「初代ゲームマスター」としてのインパクトをかなり強く残した。


ノベルス版編集

番組を見て応募してきた小学生たちを逃走中に参加させている。


本編とは対照的に参加者は全員小学生で統一。その理由は大人とは違う子どもの思考や行動パターンを調べるため。作戦や打算などまだ未熟な中で逃走中においてどのような戦い方をするのかを興味深くデータを取っている。

また、公正を期すため主人公たち3人に対しては「他の逃走者に『自分達が経験者である』という事を話したら強制失格」と釘を刺す一方、欲望渦巻くゲームに対し「賞金を他人に譲りたい」「賞金を捨ててでも逃走中に挑みたい」という心理に関心を寄せたり、「自分と似たような性格のライバル同士が参戦するとどうなるか?」など子どもたちの複雑な内面を明かそうと試している。


前述の通り本編とは同一人物なのか?同一人物だとしたら時系列はどのあたりか?などは不明だが、実際の逃走中でも2020年からはキッズYouTuberや子役などの小中学生の逃走者「キッズ逃走者」が登場。こちらも「怖くなって自首しようと他の子に宣言したら蔑む目をされて慌てて取り下げる」など、大人とは違う子どもならではの振る舞いも見られた。


逃走中グレートミッション編集

CV.浪川大輔


本家とは設定が異なり、「逃走中のゲームマスターである」という共通点以外の全てが異なっている。


明るい青髪と中世を思わせる王侯貴族風の衣装に身を包み、冷徹な振る舞いに加えて逃走者の欲望を掻き立てるミッションをその場で追加するなど、逃走中が持つ「欲望と隣り合わせのゲームの性格」を加速させる役割さえ持つ。

もともとアニメ版のゲーム設定が、本格的な戦闘行為さえ含み、怪我や果ては死亡に至るまですべて自己責任という過酷極まりないもの。

一方でED3ではオフにメガネ屋を訪れハンター達のサングラスを見繕ってやると言うハンターに思い入れがあるようなお茶目なシーンも見せた。

6話にてそのようなゲームを開催する彼の胸中がやや語られた。過去に人間は窮地に追い込まれたこと、そして人間を試すかのような発言がみられた。

なお、声を演じている浪川は本家(4回)と戦闘中に実際にゲームに参加しており特に3回目は奇しくも本アニメとのコラボ回でありゲーム中では宣伝やトムラ颯也のアンドロイドに興奮する様子も見せた。



関連タグ編集

逃走中 戦闘中(クロノス) クロノス社 如月カケル

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