演:高知東生
概要
西暦2900年の月面にある巨大企業クロノス社に所属する、エンターティメント部門のチーフにして月村サトシの上司。同時に戦闘中のゲームマスターでもある。
各種出番
月村が開催するゲーム逃走中をめぐり、ゲームのコマとして使用されているはずのハンターが軍事目的に使われようとした事を知った月村に協力する場面で登場。
上級分析官として竹取カレンを紹介したほか、自らも独自にこのハンター軍事化に関する「ハンターX計画」を探る。周囲に動向を探られないよう秘密裏に事を進めるも、その性格を逆手に取った竹取によって月村から疑われた事もある。しかし、月村の誠実さは彼がよく知っており、彼は月村を疑うことをしなかった。計画の張本人だった竹取の罠を暴き、捕獲された月村を救出して誤解を解く活躍を見せる。細かい事は気にしないナイスミドルである。
さらなる竹取の罠で月村が瀕死の重傷を負った際には真っ先に事態を察知して月村を助けており、月村とは、上司と部下である以前に人間としての友人関係も深いようだ。
戦闘中のゲームマスターとしては、信頼を置く助手として水無月ユリエを擁し、逃走中のミッションとは一味違う仕掛けを考案。逃走中のコマであるハンターの開発を月村が行ったように、戦闘中のコマである忍の開発は彼は行った。チーフとしての腕だけでなく、おそらく優れた科学者でもある側面を持っているのだろう。
月村が療養中は、逃走中の開催も代理で行っており、月村復帰後の逃走中アルティメットにも協力。そして、以前のような事故に二度と遭わないよう、月村に新たな助手候補生として朱月サクと青山シズカを紹介したが、朱月は有明の用意したヘリオス社のスパイだった。
後に月村がヘリオス社に拉致されたときは、青山の調査により朱月の素性を知らされ、わざと朱月を泳がせて監視する。そして朱月を捕らえるよう警備員に指示し、度重なる空間移動の末に朱月の身柄を確保した。
名前の秘密
ゲームエリア内で繰り広げられる寸劇に登場する「月」「半蔵」にちなんだ人物が何人も登場したが、全て同じ高知東生が演じており、しかもそれは偶然ではなく、それぞれの人物に関連性もあるようだ。
ちなみに高知東生自身、逃走中にて逃走者としての出場経験がある。
