概要
プレイヤー同士でボールをぶつけ合う「陣地なきドッジボール」である番組『戦闘中』だが、ゲーム内でプレイヤー以外の登場人物が進行などのために存在する。彼ら「クロウ」はそんな縁の下の力持ち。
文字通りのクチバシを模したパーツと、頭から被るローブを着用している。無言である点は、プレイヤーを補佐するアンドロイドである「忍」と変わりないが、ジェスチャーは割と多い。ローブの色によって役割が違う。
さまざまな色のクロウたち
ブラウンクロウ
ゲーム運営のサポートを行うクロウ。最も基本的な役割をこなすが、無言の接客はとても不気味である。
武器屋・闘技場の運営から、ミッションによる賞金の受け渡し、誰も拾わなかったボール回収と販売など、回を追う毎に担当する事が増えてきている。
武器屋ではお金の先払いを徹底しており、ミッション失敗による賞金没収もしっかり行うなど、金にがめついキャラが定着しつつある。
レッドクロウが登場するまではミッションで使用する戦車を扱えていたこともあり、ある程度の機械スキルは持っている模様。何でもそつなくこなすオールマイティなクロウと言えよう。
逃走中に登場したこともある。
レッドクロウ
高月ハンゾウ曰く「機械操縦に長けたクロウ」であり、バトルランチャーを用いてプレイヤーへの攻撃を担当する。
登場時や撃破時こそ礼儀正しくお辞儀をするが、扱いが難しいランチャーをいとも簡単に使いこなす様はさすがであろう。
そんな一面やプレイヤーを騙して闘技場で3VS1で挑ませるなど、なかなかのドSキャラとして認知されている。
ブルークロウ
運搬を担当するクロウ。デリバリーサービスの際は、指定された場所まで、買い物が何点であっても迅速かつ正確に運ぶ。しかし値段設定が狂っており、あるいはプレイヤーの足元を見ているのか、配送料はなんと10万円。また、「迅速かつ正確」とはいうものの、プレイヤーを見つけられずキョロキョロしたりなど妙に人間っぽいしぐさが多い。
運搬用の大八車が溝に嵌って四苦八苦するなど、ドジっ子キャラという隠れ設定があり、3DSで発売されるゲームでも海で溺れてプレイヤーに助けを求めるなど、その残念ぶりは公式認定の模様。
さらにバトルランチャーなど強力なアイテムをゲットしたプレイヤーが性能を試すために実験台にされた事もある。