演:足立梨花
概要
逃走中のゲームを開催するゲームマスター・月村サトシの元に派遣された助手候補生。
西暦2900年の月面にある巨大企業クロノス社が所有するゲームマスター養成機関「クロノス・クリエイター・プラント」の中でトップクラスの腕前だったことから、高月ハンゾウの紹介で月村サトシの助手とさせるため派遣されてきた。名前の「シズカ」の由来は「静かの海」。
同じく候補生として朱月サクもいる。
2013年〜2015年
初登場は「新浦島太郎伝説」。
朱月サクは有明リョージがクロノス社へ送り込んだヘリオス社のスパイだったが、彼女に関してはそうではなかった。
後に、月村がヘリオス社に連れ去られる事件では、月村の足取りを調査。しばらく手がかりが見つからなかったが、足元を見落としていることに気づき、同期の朱月について調べる。その過程で、社内の人間にしては不自然なぐらい徹底的なアクセスブロックがされており、不審に思って調べた結果、遂に朱月がヘリオス社のスパイであることを突き止める。
月村を救出するため、単身ヘリオス社のセキュリティを突破して救助に向かったが、有明の攻撃に遭って転送装置を破壊される。さらにその際、有明の計画によってハンターがコピーされようとしており、これを阻止するべく致命傷を負いながらもハンターの自爆スイッチを起動させた月村の手によって、ゲームマスターとしてのコントローラを託された。
以後は、月村の後を継ぐ形でゲームマスター候補生の立場のままゲームの運営に携わっているが、ミッションの考案などはまだまだ未熟らしく、高月に助力を頼むこともある。
そんな中、「逃走中10周年記念ゲーム」の進行役が回ってきたため、まだ未熟な自分にそのような大規模なゲーム運営ができるのかを不安に思い、悩むようになっていた。
そこに助力に入ったのが、新ゲームマスター候補にして月村の兄である如月カケルだった。
如月がゲームマスターになった後はその隣で助手を担当するようになった。
2016年以降
2016年頃からは制作スタッフの交代、番組の放送頻度が低下したなどの理由からミッションを発動する場面がしばらく使い回しされていた。
演じる足立氏はこのことを訴え2019年のイベントで撮り直しを希望した。
おなじく撮り直しを望んでいたファンの声もあってか、2020年10月に放送された回では久々に収録が行われた。
この際、シズカはゲームマスターに昇格されている。
前回の収録から5年以上の月日が流れたためか、彼女の性格や人物像、容姿が少し変わっている。
月村時代ほどでは無いが、ドラマパートも復活しており、ロボットをめぐる騒動の様子をエリア内で見ておりそれに応じて逃走者にミッションを送り込んだ。
その後の放送回でも一部を除いてそれぞれ収録が行われている。
候補生時代は月村を尊敬しつつ如月のフリーダムな運営にやや眉をひそめていた「堅い」人物と思われていたが、単独で仕事を務めると意外なほど辛辣であり、「まる子大捜索司令」ではエリア内の遊園地に遊びに来たまる子・たまちゃん・花輪クンの3人をなんと別々の場所にバラバラに転送するなど、かなり破天荒な一面も持つゲームマスターとしての人物像が描かれている。
(偶然なのか彼女がゲームマスターに昇格後、ミッションの難易度が上がっている)
「ルフィと黄金の秘宝」ではお宝を求めてヨミヨミの実の能力でエリアにやってきたブルックのことを詳しく知っており、ミッションを妨害した仕返しとして海楼石の扉に閉じ込めるなど彼女は意外なほど知識を持っていた。
2021年からは演者の不祥事で登場できなくなったハンゾウに代わって戦闘中のゲームマスターを務めることになった。
ちなみに逃走中と戦闘中両方のゲームマスターを兼任する人物のは初である。