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三上了

みかみりょう

『仮面ライダー剣』29・30話に登場した、相川始(メイン画像右)にそっくりな青年(メイン画像左)。
目次 [非表示]

演:森本亮治

(相川始と一人二役。も含めれば一人三役となる)


「なんていうかお前、オレ以上にオレに向いてる気がする」

始「…何が言いたいのかわからないが」

「だからさ。オレは、お前になる。お前は、オレになる」


概要

仮面ライダー剣』の登場人物。

鯛焼き名人アルティメットフォームに変身(?)する青年

相川始(つまりヒューマンアンデッド)と外見がそっくりだが性格は正反対で、お調子者かつ美人に弱く逃げ腰。加えて関西弁気味に喋る(森本氏自身関西出身であるため、彼の素とも言われる)。

たこ焼き屋の家系「いろは組」の頭・蛸三郎の息子で、たい焼き屋の家系「ほへと組」の一人娘である未知とは恋人同士だが、彼女の気の強さには参っている。


自分の屋台に訪れた美人客にデレデレになっていたところを未知に怒られ、逃げた先で始と遭遇。この時始はサーペントアンデッドとの戦闘で記憶を失っていた。

興味本位で自分の住むアパートに招くが、未知のみならず彼女を追いかけてきたほへと組の組員までもが来る事態に、始を一時的な身代わりにして窓から避難。その後始が組員を返り討ちにして未知に惚れ直される姿を目撃し、全てのいざこざから逃げるため始と入れ替わることにする。

そして互いの服を取り換え、了は始を探しに来ていた栗原天音に連れていかれることとなった。


本来の始ではありえない気さくな立ち居る振舞いは白井農場の面々に驚かれこそしたものの、始として栗原天音以外とは上手くやっていた(とりわけ白井虎太郎は「(始が消える前に言い放った)『人間や動物を思いやる気持ちが足りない』という自分の説教が効いた」と好意的であった)が、自分を始だと勘違いして攻撃してきたサーペントアンデッドトータスアンデッドに襲われ、想定外の事態に怯むことに。


そして虎太郎から始がアンデッドということ(当然事情を知る由もないので虎太郎の「人間じゃない」という言葉で理解するに至った)を知り元に戻ろうと画策。

真実を剣崎一真広瀬栞・虎太郎に話すが信じて貰えず、更に始がアンデッドに狙われている身と知り落胆のあまり気絶。

そして始も始で、いろは組と未知に言われるままたこ焼きを作り、それを食べた未知によって別人であると勘づかれていた。

始に元に戻ろうと提案するが、その話は未知に聞かれており、あまりの了の情けない姿に未知は始を選び、実家の父親も(未知に言い聞かされたこともあって)始を選んだ。


実家から追い出されてしまった了は、自分の人生を取り戻すと決意。

果たし状をいろは組に送りつけたほへと組について、いろは組のたこ焼きとほへと組の鯛焼きの売り上げ対決で始と勝負することに


そこに始を追ってきたサーペントが乱入(わざわざ屋台の行列に並んで)、立ち向かった未知が攻撃を受けて負傷したことで奮起。

熱々の鉄板をサーペントの顔に当てて反撃、未知とよりを戻す。

その後、記憶を取り戻した始によってサーペントは封印され、両家の組も和解して「いろはにほへと組」として合併した。


余談

相川始と三上了は「始め」と「了(終わる)」で名前が対になっている。


後に物語が進んだことで、上述の通り始の容姿はヒューマンアンデッドのものであることが判明。

従って了も人類の祖たるヒューマンアンデッドと瓜二つの容姿ということになり、視聴者からは「先祖返り」と形容されることとなった。


父親の蛸三郎を演じたのは、平成ライダー平成戦隊と当時前後のニチアサ作品に多数出演している諏訪太朗氏である。


関連タグ

仮面ライダー剣 鯛焼き名人アルティメットフォーム

相川始 森本亮治 井上キャラ


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