あずみ「一緒に来い。私に力を貸してもらおう」
データ
(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.39、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)
概要
『仮面ライダー剣』第29話、第30話「失われた記憶」に登場する怪人。
頑丈な甲羅と、100kgの鉄球を容易に振り回す怪力を持つ。
また、鋭い歯の並んだその強靭な顎の力は一度噛み付けば、二度と獲物を離さない。
人を襲っていたところを、スート・ダイヤのカテゴリーQであるサーペントアンデッドに見つかり洗脳され、カリスを始末すべく行動する。
下級アンデッドながらもブレイドとギャレンを追い詰めるが、相川始から渡されたカテゴリーQのラウズカードとラウズアブゾーバーでギャレンがジャックフォームに変身したことで戦況は一変。ギャレンジャックフォームの「バーニングショット」を受け封印された。
また、第38話「運命を掴む者」の広瀬義人によるアンデッド解放の回想シーンに登場しており、第41話「強くなりたい」における城光/タイガーアンデッドの一万年前のバトルファイトの回想シーンにも登場している。ゼブラアンデッドと戦っていた。
『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』では大ショッカーの怪人、『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』ではスペースショッカーの怪人として登場。
『仮面ライダーウィザード』最終話「終わらない物語」では魔宝石の世界の怪人として登場。最後はアルマジロオルフェノク、モールイマジン共々仮面ライダーフォーゼのガトリングモジュールの銃撃で撃破された。
『仮面ライダー剣 20th Anniversary STAGE』ではコーカサスビートルアンデッドに解放され手下として使われていた。終盤でギャレンとレンゲルの師弟コンビに敗北し再度封印される。
ラウズカード
封印されたラウズカードはダイヤの7「ロックトータス」、MP1400。
劇中で使用されることはなかったが、ラウズした場合の効果は媒体によって異なる。
- 体を岩のように硬化させる(『仮面ライダーブレイド超全集』、『仮面ライダー図鑑』)
- 対象物を石化し、動きを止めたり、障壁を生成する(『仮面ライダー剣 ラウズカード DXトランプボックス』付属のラウズカード解説書、『仮面ライダーブレイド・ハイブリットファイル』)
余談
- 怪力系のフォルムを狙った一体で、アメフトのスタイルに亀の甲羅型のアーマーを身に着けたデザインとなっている。デザインを担当した韮沢靖氏曰く、顔面のマスクが人と混ざりきれていない感が残って惜しい所だが、サーペントの下僕感が高くなったのであれでよかったのかもしれない、とのこと。また、デザイン画によれば右肩の甲羅のパターンには「IZO」の英文字が隠されている(『UNDEAD GREEN BLOOD』pp.54-55)。
- 玩具版のラウズカードには「陸亀の祖たる不死生物のカード」と記述されている。
- 「トータス(tortoise)」は主にリクガメを指す言葉である。
関連タグ
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 下級アンデッド カテゴリー7
ファイアフライアンデッド(6) → トータスアンデッド(7) → バットアンデッド(8)