ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

タイガーアンデッド

たいがーあんでっど

タイガーアンデッドとは、『仮面ライダー剣』に登場する怪人。クラブのカテゴリーQにして虎の始祖たるアンデッド(不死生物)。城光の怪人態。
目次 [非表示]

「やめろ!貴様らと戦うのは後だ!」


「油断するなよ……!私は手加減などしない!」


「偽りのファイトに踊らされていた、私にも戦う理由など無かった……。貴様と同じ、ただの獣だ!」


データ編集

身長217cm
体重112kg
カテゴリーカテゴリーQ
スートクラブ
特色/力人間への化身、暗視能力、優れた跳躍力、金属製の鉤爪
CV浜崎茜(人間態も兼演)
初登場話第35話「危険な変身!?」

(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.50、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)


概要編集

仮面ライダー剣』第35から登場する怪人

クラブスートカテゴリーQに属する上級アンデッドの1人。劇中におけるの始祖たる不死生物

カテゴリーQでは珍しくカプリコーンアンデッドオーキッドアンデッドとは対照的に、正面からの勝負を好み、卑怯な戦法や無益な殺生を嫌う誇り高い女戦士。また自らを打ち負かした存在には素直に負けを認める潔さも併せもつ。


鋭いで敵を切り裂く白兵戦が得意。暗闇でも見える眼を持つが、本人の性格もあってかこの能力で夜襲をかけるような事はしない。その戦闘力はギャレンに加え、カテゴリーJの中でも屈指の強さを誇るエレファントアンデッドを瞬殺したブレイドジャックフォームの二人を同時に相手して退ける程。


普段は城光という名の人間の女性に化けている。

ちなみに視聴者及びファンからの愛称は虎姐


第41話における一万年前のバトルファイトの回想では、リザードアンデッドを倒していた。


本編中で最後に登場及び封印されたカテゴリーQである。


外見編集

レザー系の装飾に女性然とした体型と、これまでの虎モチーフの怪人とは一線を画すデザイン。上級アンデッドであるため、アンデッドバックルには金色が配られている。


活躍編集

第35話にて、ジェリーフィッシュアンデッドが人間を襲っている現場に現れ、迎撃せんとするが、そこに暴走したジョーカーが出現した為、その場を撤退。直後場所を変えて再度ジェリーフィッシュアンデッドと対峙するが、レンゲルが乱入したため再度水入りに。「最強のライダー」の名を固執するように自称し、カードの力でゴリ押しするようなレンゲルの戦い方を「最低の戦い」と吐き捨てながらジェリーフィッシュアンデッドが封印されるのを見届けた後、人間態のままレンゲルを圧倒して去る。


その後、情報収集の為にジョーカーを監視する中、睦月に対しバトルファイトを本来の形に戻すべく「封印されたアンデッド達の解放」を要求し、アンデッドの姿に変身してレンゲルに襲い掛かり、圧倒する。しかしレンゲルはリモート・テイピアで始のカードからアンデッド達( ドラゴンフライシェルプラントモスセンチピード)を解放し、「ジョーカーを探せ」という命令と共に街に放ってしまう。

その所業に困惑しつつもその場を後にし、眼前の少女が天音ちゃんであることも分からぬ程に猛り狂うジョーカーが人間側への被害を顧みずにアンデッド達を襲って再封印していくのを監視していたが、そこに現れたブレイドがキングフォームになると、ジョーカーのそれに近いその力の性質がジョーカーを凶暴化させている事を見抜いて戦いを中断させ、剣崎にその事実を伝えている。


その後、睦月のアジトを訪れるが、睦月は彼女と戦って勝てると考えておらず、彼女自身も睦月を倒すべき相手とは考えていないため戦いには至らず、彼のアジトに居つくようになる。

睦月を「坊や」と呼んで見下したり、痛い所を突く発言をしたりする一方、自分に寄り添ってくれる者がいなかった睦月は彼女に対して徐々に気を許すようになっていき、一種の友情を結ぶようになっていった。彼女も天音に「うるさくすると食べちゃうわよ」と凄んで見せたり、骨付き肉にかぶりつく等の一面を見せたりした。


第41話「強くなりたい」にて不意に1万年前のバトルファイトの記憶を思い出し、自分も戦士として戦うべきと再認識し、睦月を「倒す価値もない」と言い放ちながら彼のアジトを去ってしまう。

金居/ギラファアンデッドの気配を察知して挑まんとする中、項目冒頭1段目のセリフと共に遭遇したブレイドとギャレンを2対1にもかかわらず退け、ギラファに挑むも返り討ちに遭い、バックルが開いてしまう。しかし敗北者を封じる統制者は現れず、金居の口から「今回のバトルファイトは天王路博史に仕組まれたものと知りショックを受ける。

睦月にその場を救出され、「お前の中には、“光”がある。あの女の子を近づけまいとしたのも、その“光”だ」と彼の心が闇に染まっていないことを指摘し、睦月が持参した山中望美のおにぎりを2人で食べながら、彼の心の優しさに触れる。

しかしバトルファイトの真実を確かめる為に彼を殴って振り切り、天王路の元へと向かい、異形の怪物ティターンに遭遇し驚愕。さらに対面した天王路自身の口から自身が黒幕であるというバトルファイトの真実と共に、彼が仮面ライダー達を亡き者にしようとしている事を告げられる。


第42話「レンゲル復活」では、戦う理由を完全に失い絶望し、睦月のアジトで再会した望美に自分の正体を明かして追い払おうとするが、睦月を想う望美は「あなたも睦月も怖くない」と毅然と向き合う。そして望美が持って来ていたおにぎりを目にして睦月の事を思い出す。ティターンに打ち込まれたアンデッドポイズンによってカテゴリーA/スパイダーアンデッドに支配されかけて暴走する睦月の前に姿を現し、「アンデッドに完全に支配されて他のライダー達に倒される前に自分の手で倒す」とアンデッドの姿に変身。相変わらずカード頼りなレンゲルを体術で圧倒する。


タイガー「アンデッドの力を借りるだけでは私には勝てない!」


レンゲル「俺は最強だァァァ!!」


レンゲルに飛び掛かるも、彼が咄嗟に突き出したレンゲルラウザーによってその身を貫かれ、城光の姿になると、「よく……やった……。」と言い残してアンデッドの姿に戻り、そのままカードに封印された。


しかしこの敗北は睦月からスパイダーアンデッドを引き剥がすためにわざと負けたものであり、睦月の精神世界に嶋昇/タランチュラアンデッドと共に現れ、スパイダーの封印を促し、睦月は見事スパイダーアンデッドを封印した。


ラウズカード編集

封印されたラウズカードのクラブのQ、名称は「アブゾーブタイガー」。

レンゲルがギャレンのラウズアブゾーバーを使用して装填、「エボリューションタランチュラ」をラウズすることでその力は発揮され、睦月からスパイダーアンデッドを分離させることに成功した。

またレンゲルラウザーにラウズすることで、ラウズカード使用限界の数値であるAP(アタックポイント)が2000Pチャージされるのだが、こちらは劇中未使用。


第42話「レンゲル復活」のエンドカードに選ばれている。


外部出演編集

仮面ライダーディケイド編集

第1話に登場。恐らく「ブレイドの世界」の住人。

世界の終焉とともに出現し、他の一般怪人たちに紛れて街の住人たちを襲っていた。


オーズ 電王 オールライダー レッツゴー仮面ライダー編集

こちらでも一般怪人として登場。


仮面ライダー剣 20th anniversary STAGE & TALK編集

黒幕によって解放されたアンデッドの1体として登場。

黒幕の力によって暴走させられ(アンデッドとしての闘争本能をむき出しにされ)、他のアンデッドとともに仮面ライダーたちを攻撃する。

しかし、心まで奪われたわけではなく、睦月との戦いの中、彼に自分を封印するようテレパシーで伝える。


彼女を攻撃することを躊躇っていた睦月だが、そのメッセージで考えを改め、彼女を封印。

彼女のカードに加え、もう一人の味方のカード、そして20年の間に開発したアイテムによって、新たな力を得ることとなる。


なお、テレビ本編では「カテゴリークイーン」と呼ばれていた彼女だが、本作では「城さん」と睦月から呼ばれた。

なお、睦月役の北条隆博は、自身の渾名が「ジョー」であるため、自分を呼んでいるようで困惑したらしい。


余談編集

なお、本作クリーチャーデザインの韮沢靖氏のデザイン画の時点では「TIGRESS UNDEAD」と明記されていた。女性怪人なので tiger の女性形を用いたと思われる。もっとも元の英語で、雌であることを強調するのでなければ性別を問わずに tiger は使える。


デザイン担当の韮沢靖氏曰く、あまり女性的なフォルムを狙わず、戦士としてアクティブに持って行ったのが、劇中のキャラクターとシンクロして驚いたとのこと。上下セパレートとキルビルラインと巨大なカギ爪に、演じる浜崎氏のアフレコが融合して、見事な女性戦士になったとも語っている(『UNDEAD GREEN BLOOD』pp.70-71)。


関連タグ編集

仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 上級アンデッド カテゴリーQ 城光 虎姐

仮面ライダーレンゲル 上城睦月 統制者(仮面ライダー剣) バトルファイト

ライダー怪人 女怪人  善玉怪人


ユマ・サーマン:モデルになった人物。


スート・クラブ

エレファントアンデッド(J) → タイガーアンデッド(Q) → タランチュラアンデッド(K)


外部リンク編集

タイガーアンデッド 仮面ライダー図鑑


アブゾーブタイガー 仮面ライダー図鑑

関連記事

親記事

カテゴリーQ かてごりーくいーん

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 80005

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました