「君と遊んでる暇ないんだよねぇ。それじゃあ探さなきゃ、仮面ライダー」
データ
身長 | 231cm |
---|---|
体重 | 138kg |
カテゴリー | カテゴリーQ |
スート | スペード |
特性/力 | 人間への化身、優れた跳躍力、角から放つ光弾、三日月状の刃 |
CV | 是近敦之 |
登場話 | 第20話「標的は虎太郎」第21話「友を思う戦い」 第38話「運命を掴む者」 第41話「強くなりたい」」 |
(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.16、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)
概要
スート・スペードのカテゴリーQに属する、劇中におけるヤギの祖たる上級アンデッド。普段は矢沢という名前のエキセントリックな青年に変身している。
跳躍力に優れ、トリッキーな動きで敵を翻弄し、角からの青い光弾や三日月状のブーメランで攻撃する。
矢沢の姿でも口から青い衝撃波を発する事ができ、センチピードアンデッドを一捻りで倒す程の実力の持ち主。一方で自信過剰をしている面があり、それ故にブレイドの攻撃を受けて負傷して逃亡することもあった。
詳しい戦歴は矢沢の項目で述べるが、上級アンデッドという割にはあっさり封印されている。
劇場版ではアルビノジョーカーよって再解放され、解放された他のアンデッド達と街中で人を襲っていたが駆けつけた新世代ライダー達と戦闘になった後逃亡。その後他のアンデッド達とアルビローチと共に栗原天音を襲うが、新世代ライダーのコンビネーション技を浴びてディアーアンデッド、トリロバイトアンデッド諸共再封印された。
『仮面ライダーディケイド』
第8話「ブレイド食堂いらっしゃいませ」では「ブレイドの世界」のアンデッドとして登場。
ディケイドとパラドキサアンデッドの戦闘に割り込むも、パラドキサの盾にされてディメンションキックを喰らい、封印される事無く倒された。
原典ほどの強さは感じられず、人間態にもならず言葉も発さなかった。
第31話「世界の破壊者」ではスーパーアポロガイストのライフエナジーで復活した怪人たちの1体として登場。そのままパラドキサアンデッドに吸収された。
ラウズカード
封印されたラウズカードはスペードのQ「アブゾーブカプリコーン」。2000EP。
ブレイドのラウズアブゾーバーに装填し、「フュージョンイーグル」をラウズするとジャックフォームに、「エボリューションコーカサス」をラウズするとキングフォームに変身が可能となる。
またブレイラウザーにラウズするとラウズカードの使用限界量を示すAP(アタックポイント)を回復出来るのだが、劇中未使用。
第21話「友を思う戦い」のエンドカードに選ばれた。
ブレイドがキングフォームに変身すると、ギルドラウズカードに変化する。
同じくギルドラウズカードとなった「タイムスカラベ」「フュージョンイーグル」「エボリューションコーカサス」「チェンジビートル」と共にキングラウザーにラウズすることで、必殺技「ロイヤルストレートフラッシュ」を発動出来る。
余談
- カテゴリーQで唯一男性に変身するが、本来は女性の怪人を予定していたらしい(『UNDEAD GREEN BLOOD』p.100)。
- 自分より前に登場したカテゴリーJの伊坂が8話近く登場し、その恐ろしさを存分に見せつけたのに対して彼は僅か2話で退場したため一部のファンからは弱いと言われている。(尤も剣崎が虎太郎を人質にされて怒っていたり彼自身もブレイドに油断していたため、素の実力はもっと高いと思われる)
- 衝撃波を発する時「フォオウ!」と叫んでいるが、これは声と矢沢を演じた是近敦之氏の事務所(吉本興業)の後輩であるレイザーラモンHGのネタを使用した物である。またその後レイザーラモンHGがブレイクした為「俺の方が先だったのに!」と悔しがっていたとか。
- 初期デザインでは名称は「ゴートアンデッド」で頭部は一つだったが、デザインを担当した韮沢靖が提出前に友人に見せたところ、「インパクトが足りない」といわれたので左右に頭部を追加したという。また、ねじれた角や爪、フィッシャーマンズセーターの柄などで山羊らしさが出されている(『UNDEAD GREEN BLOOD』pp.34-35,113)。
関連タグ
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 上級アンデッド カテゴリーQ 矢沢(仮面ライダー剣)
イーグルアンデッド(J) → カプリコーンアンデッド(Q) → コーカサスビートルアンデッド(K)
カプリコーン・ゾディアーツ:名前、モチーフ(こちらは星座だが)、音にまつわる特殊能力持ちの8年後に登場した後輩。