「そうだ、ジョーカーが狙っている女だ…」(アンデッド語)
データ
(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.14、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)
概要
スペードのカテゴリーAに属する、ヘラクレスオオカブトムシの祖たる不死生物・アンデッドの一体。
本編には登場せず、映画『仮面ライダー剣 MISSING ACE』で初めてその姿が明らかになり、また劇中ではアルビノジョーカーによって解放されてしまったために、剣崎がブレイドに変身できないという弊害が生じてしまっている。
その姿はスペードのK・コーカサスビートルアンデッドの色違いであり(なお、コーカサスの方がリペイントである)、能力も同じく、左腕に装着した『ソリッドシールド』と呼ばれる100tの衝撃にも耐えられる防御力を持った盾で相手を攻撃を防ぎつつ、破壊剣『オールオーバー』という名の武器を用いて持ち前の非常なる剛力を使って相手を両断する戦法を得意としているなど、人語を理解し、話すことが出来る点や擬態能力を持たない点以外はスペック上はほぼコーカサスビートルアンデッドと似通っている。
アルビノジョーカーによって解放された後、他の解放されたアンデッド達と共に街中で人々を襲っていた所で、剣崎や虎太郎らと対峙する。木の棒で殴りかかってきた剣崎を一蹴するが、駆けつけたグレイブ・ラルク・ランス達と戦闘になりラルクに狙いを定め攻撃するが、すかさずフォローに入ったグレイブに反撃され、一時撤退する。
その後彼が狙う栗原天音を捕えるため、多数のアルビローチや同じカテゴリーAのスパイダーアンデッドを伴い剣崎や睦月達の前にその姿を現すが、最後は駆けつけた新世代ライダー達との戦いのさなか、スパイダーアンデッドが封印された事で変身能力を取り戻した睦月が変身したレンゲルに阻まれ、最後は「ブリザードクラッシュ」で致命傷を受け、自身も同じように封印されてしまった。
封印後のラウズカードはスペードのA「チェンジビートル」。ヘラクレスはつかない。
ブレイバックルに装填することで、仮面ライダーブレイドへの変身を可能にする。
『仮面ライダーディケイド』でも剣立カズマが変身する際に使用する形で登場した。
ブレイドがキングフォームになるとギルドラウズカードに変化する。
「タイムスカラベ」「フュージョンイーグル」「アブゾーブカプリコーン」「エボリューションコーカサス」と共にキングラウザーでラウズすると、最強の必殺技「ロイヤルストレートフラッシュ」を発動する。
ボスローチ
『仮面ライダーディケイド』第22話「ディエンド指名手配」におけるディエンドの世界に登場する、ダークローチを指揮する行動隊長。姿はまんまアンデッドバックルがローチ仕様になったビートルアンデッドである。スーツも恐らくビートルアンデッドの改造。
余談
デザイン画では、左腕にカブトムシの角を生やしたドクロの模様があるのが確認できる。カブト虫な質感を出すため、光沢の高い黒や、突起物の先端などにゴールドの上にクリアーバイオレットを塗装するなど、スーツには非常に凝ったペイントが施されている。
ソリッドシールドの耐久数値は、『仮面ライダー剣超全集』や「仮面ライダー図鑑」(2022.6.12閲覧)には記されておらず、『UNDEAD GREEN BLOOD』p.94に記されている(『UGB』pp.94-95)。
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 下級アンデッド カテゴリーA
MISSING_ACE コーカサスビートルアンデッド 仮面ライダーブレイド 剣崎一真 ブレイバックル ボスローチ
ホッパー1マルガム:元号第5作目の青い主役ライダーの変身アイテムであるカードから生み出された昆虫がモチーフのライダー怪人。