- 身長:230.0cm
- 体重:139.0kg
概要
『仮面ライダーディケイド』第22話『ディエンド指名手配』に登場する、コーカサスオオカブトムシの祖たる不死生物。
仮面ライダーディエンドこと海東大樹の出身地「ディエンドの世界」を支配している、リ・イマジネーション巨大邪神14が使役する「戦闘集団ローチ」の行動隊長。
原点の『仮面ライダー剣』に登場するビートルアンデッドやコーカサスビートルアンデッドと酷似した姿をしており、彼らと同じくカブトムシの角を模したオールオーバーという名の巨大な破壊剣であらゆるものを両断し、150tの衝撃にも耐え切れる程の防御力を誇る盾ソリッドシールドであらゆる攻撃を無効化することが出来る他、通常のダークローチとは比べ物にならない怪力を誇る。
設定上ではアンデッドと同様、不死の生物とされているが、前述の2人とは異なりベルトのバックルやソリッドシールドの紋章がダークローチと同じものになっている事から、実際は名前通りローチの上位個体、或いはアンデッドとローチの中間の存在だと思われる。
また、「ディエンドの世界」に登場するダークローチやフォーティーンは『剣』に登場したものとは設定が異なる為、コーカサスオオカブトムシの祖というコーカサスビートルアンデッドと重なる設定も踏まえると、リ・イマジネーションのコーカサスビートルアンデッドという可能性も考えられる。
活躍
フォーティーンに抗う「ディエンドの世界」の平和を乱す反乱分子である4人の仮面ライダー達を粛清する為、無数のダークローチを率いて彼らを襲撃する。
ラルク・ランス・ディエンドにダークローチを差し向けて戦力を分断し、自身は残った3体のダークローチとコンビネーションを駆使してディケイドを追い詰めるが、僅かな隙にコンプリートフォーム変身を許してしまった事で形勢逆転され、配下のダークローチも全て撃破されてしまう。
最後はディケイドが召喚したキバエンペラーフォームと共に放ったファイナルザンバット斬を喰らい、部下のダークローチ達と共に爆散した。
余談
スーツはコーカサスビートルアンデッドの改造。
ちなみに、コーカサスビートルアンデッドも元はビートルアンデッドの改造である。
名前はダークローチの行動隊長であることに由来しているが、海外にもローチオオカブトという名前のカブトムシ(ベネズエラに生息するネプチューンオオカブトの亜種)がいる。
『ディケイド』に登場したオリジナルの怪人では珍しくたった1話で倒されてしまい、その後も特に再登場していない。