概要
幹部を統率する役職のこと。
この単語は『仮面ライダー』で作られた造語であり、「現場指揮官(怪人)に命令を下す指揮官(幹部)を統率し、作戦の立案並びに組織の運営を行うことを目的とした役職」という意味で使用された。同時に、自らも恐るべき怪人態を隠した改造人間であり、時に「恐怖の正体」とも称される強豪怪人とライダーの戦いは物語を大いに盛り上げた。
劇中に登場する悪の組織「ショッカー」ではゾル大佐、死神博士、地獄大使がこれに該当する。
この下の幹部には綾小路律子やハリケーン・ジョーなどが存在する。
なお、スーパー戦隊など他の特撮などではそもそも現場指揮官をザコ怪人がやることが多かったため、ただ「幹部」と表現されることが多い。
『スーパーヒーロー大戦』では各怪人種族の中でもリーダー格の者を大幹部、それ以下の怪人の中でかなり偉いやつらを幹部(現場指揮官)として置いていたので、最近のちびっ子視聴者諸君にはこの映画を見れば幹部と大幹部の違いが分かりやすく把握できるかもしれない。
歴代大幹部
ショッカー
ゲルショッカー
デストロン
GOD
秘密結社ゲドン
首領しか存在しないため該当者なし
ガランダー帝国
ブラックサタン
デルザー軍団(戦闘員以外全員が大幹部)
ネオショッカー
ドグマ王国
ジンドグマ
バダン
ゴルゴム
三神官
クライシス帝国
大ショッカー(旧)
大ショッカー(新)
- 2代目ドクトルG
- アポロガイスト(DCDエディション)
- 十面鬼ユム・キミル
- ジェネラルシャドウ
- シャドームーン
- ジャーク将軍
- ドラス
- ン・ダグバ・ゼバ
- アークオルフェノク
- ジョーカーアンデッド(四条ハジメ)
- グリラスワーム
- バットファンガイア
- ウェザー・ドーパント
- メズール
バダン(再生)
破滅の未来のショッカー
- ブラック将軍(二代目)
- ジェネラルシャドウ
- マシーン大元帥
- ダロム
- ジャーク将軍
- ン・ガミオ・ゼダ
- ロブスターオルフェノク
- ウェザー・ドーパント
- 超銀河王
- サジタリウス・ノヴァ
- フェニックス(ファントム)
- デェムシュ(進化体)
なお、平成以降は(戦闘員の影が薄いというのもあり)どれも現場指揮官を欠き幹部しか登場しないことが多い。