CV:三木敏彦
概要
運命に翻弄された悲劇の改造人間・メガール将軍こと奥沢正人のもう1つの姿で、惑星開発用改造人間第0号ともいえるバッファロー型改造怪人。
スーパー1のプロトタイプに当たる改造人間ではあるが、洗練された惑星開発用改造人間第1号であるスーパー1とは(下半身以外は)似ても似つかない怪人然とした醜い姿をしている。その理由は、当時の技術が未熟だったために計算ミスから変身メカに狂いが生じ手術が失敗したせいである。この事実は国際宇宙開発研究所でも禁忌として闇に葬られており、その詳細を知る者のはごく一握りの人間達だけである。
また、死神バッファロー本人はこの経緯から「美しいもの」に対してコンプレックスを抱いている。
その見た目通りパワー型の改造人間であり、鎖付きの巨大な鉄球と、岩を容易く砕く30tの衝撃を誇るショルダータックルが必殺技。
また、帝王テラーマクロに拾われドグマ王国にその身を投じた際、おそらく万が一のことを想定され頭部に「服従カプセル」を埋め込まれており、婚約者の池上妙子やスーパー1、そして谷源次郎の説得に心動かされ人間としての良心や誇りを取り戻しかけた瞬間にこのカプセルの効力により完全にドグマ怪人としてに悪に染まってしまい、更なる悲劇を招くことになってしまった…。
なお、一部のファンからは沖一也のコードネーム「スーパー1」には「失敗作・第1号(=奥沢正人)を超える者」という隠れた意味があるのではないのかと推測されているようだ。
余談
奥沢の足跡を調べるために訪れた宇宙開発局の日本支部の黒田局長を演じたのは、依田英助氏で初代でベアーコンガーの人間態として出演して以来である。