バッファローアンデッド
ばっふぁろーあんでっど
ブレイド「今はお前に時間を取られてる暇はないんだ!」
(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.15、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)
『仮面ライダー剣』第27話「揺れ動く心…」に登場した怪人。スペードのカテゴリー8に属する角牛の祖たる不死生物。
ブルースペイダーとレッドランバスの突進を同時に受け止めるほどの剛力を誇り、ブレイド・ギャレンを圧倒した。また左右にプラスマイナスの強力な磁力を帯びたその角で、目標を引き寄せつつ角で攻撃したり突進して跳ね飛ばす戦法を持つとされるが劇中未使用。また左肩に数本の短槍が刺さっており、引き抜いて遠方の敵を串刺しにすることも可能。
因みに怪人にしては珍しく、左目が青色、右目が赤色のオッドアイである。
封印されたラウズカードはスペードの8「マグネットバッファロー」。アンデッドの設定と同じく磁力を操る効果があるが、劇中で使用されることは無かった。
第27話「揺れ動く心…」のエンドカードに選ばれている。
ブレイドがキングフォームに変身するとギルドラウズカードに変化する。
警察官や工事現場の作業員を襲い、駆け付けたブレイド・ギャレンと交戦。ギャレンが上城睦月/仮面ライダーレンゲルと嶋昇/タランチュラアンデッドのもとへ向かった後、ブレイドを圧倒するも突如姿を消した。
タランチュラアンデッドとレンゲルの戦いを阻止すべく行動するブレイドの前に立ちはだかり、当初はそのパワーで圧倒するも、ジャックフォームに変身したブレイドにはかなわず「ライトニングスラッシュ」を受け封印された。
第41話における城光/タイガーアンデッドの一万年前のバトルファイトの回想にも登場。タランチュラアンデッドと戦っていた。
劇場版ではアルビノジョーカーが封印を解いたアンデッド軍団の一体として登場。街中で人々を襲っていたが駆けつけた新世代ライダー達と戦闘になり、一時撤退する。
その後他のアンデッド達やアルビローチと共に栗原天音を襲撃するが、再び駆けつけた新世代ライダーと戦闘になり、その後は未登場。
終盤でブレイドがキングフォームになっている為、描写はないがグレイブらに封印されたもの思われる。
『仮面ライダーディケイド』第8話「ブレイド食堂いらっしゃいませ」ではブレイドの世界で登場し、剣立カズマが変身したブレイドと戦闘になり、「ライトニングブラスト」を受け封印された。
最終話にて、スーパーアポロガイストにより復活させられるが、すぐさまパラドキサアンデッドの復活の為の生贄とされてしまい、退場。
封印されたラウズカードはスペードの8、「マグネバッファロー(※1)/マグネットバッファロー(※2)」。MP1400(ギルドラウズカード時は1800)。
スペードのラウズカード及びギルドラウズカードの中で一度もラウズされた描写がないのはこのカードのみである(「メタルトリロバイト」はハイパーバトルビデオで使用されている)。
※1 放送当時発売されたカードダス、『仮面ライダーブレイド超全集』p.85のキングフォーム諸元および『仮面ライダー図鑑』の「仮面ライダーブレイド キングフォーム」におけるアンデッドクレストの解説 、CSMブレイバックル&ラウズアブゾーバー&ブレイラウザーの付属カードリストでは「マグネバッファロー」と表記されている。
※2 『仮面ライダー図鑑』の「マグネットバッファロー」および「マグネットバッファロー(ギルドラウズカード)」では「マグネットバッファロー」と表記されている。
スーツはボアアンデッドの改造である。改造元のフォルムを消すために右半身をハーフコートで覆い、モチーフになぞらえてパワー系フォルムを狙って三角筋や肩を大きく隆起させてデザインされている。属性のマグネットとネイティブアメリカンの要素を合わせてトライバル的に+と-が角に模様として盛り込まれている(『UNDEAD GREEN BLOOD』pp.50-51)。
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 下級アンデッド カテゴリー8
マグネットステイツ:マグネット繋がり。
ゴ・バベル・ダ:猪の怪人のスーツを改造したバッファローの怪人繋がり。
ガンマイザー・マグネティックブレード:後輩の磁石モチーフのライダー怪人。
トウギュウトピア、ギュウニュウトピア:バッファローアンデッドがバトルファイトの勝者になっていたら恐らくこのような世界になっていたと思われる。
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