カリス「どこだ……?全てにバリアを張ってるわけじゃない筈だ………。どこかに弱点がある。どこだそれは?どこだ……?……それかッ!」
データ
(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.27、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)
概要
『仮面ライダー剣』第3話「彼らの秘密…」、第4話「永遠の命の謎」等に登場する怪人。ハートの8に属する下級アンデッド。毒蛾の祖たる不死生物。
240度の広範囲に及ぶ視野を持つ目や10km四方の獲物を察知する触角を備えている為、瞬時に相手を察知する能力に長けており、長く伸びた口吻から対象を腐食溶解させる毒矢を放つ能力を持つ。
また、翅から散布する毒鱗粉は対象物を瞬時に腐食・燃焼させるほか、相手の攻撃を弾き返すバリアの効果も持っている。ただし、毒矢を発射する為に口吻の周りには鱗粉が張り巡らされていないのが弱点。
活躍
本編では喫茶店「ハカランダ」に居候していた相川始/仮面ライダーカリス(おそらくマンティスアンデッドと誤認していたと推測される)を誘き出すために銀色の毒鱗粉を散布して部屋に飾られていた写真を燃やして挑発。
自身が潜伏する森へと誘き出した所を襲い掛かり、始も変身して戦闘に入る。途中で参戦して来た仮面ライダーブレイドを苦戦させるも、ブレイドを囮に使ったカリスに口吻が無防備であることを見抜かれ、最後はその部分にハートの6「ホークトルネード」を叩きこまれて敗北。封印されてしまった…。
その後、第36話「最強フォーム」においてスパイダーアンデッドの支配下に置かれてしまった上城睦月がジョーカーを探し出すために「テイピアリモート」のカードでドラゴンフライアンデッド・シェルアンデッド・プラントアンデッド・センチピードアンデッドらと共に封印を解かれたが、ジョーカーにより一撃で再封印された。
また、第41話「強くなりたい」においてタイガーアンデッドの回想シーンにも登場している。
劇場版ではアルビノジョーカーによって再解放されており、街中で人々を襲っていた所に駆けつけたグレイブ・ラルク・ランスと戦闘。ゼブラアンデッド共々グレイブのグラビティスラッシュで倒された後、封印された。
ラウズカード
封印されたラウズカードはハートの8「リフレクトモス」。
カリスラウザーにラウズすることで使用者の姿をモスアンデッドの姿に変える。
ラウザーがコネクトされたカリスアローにラウズすることで、敵の攻撃を反射するバリア「モスリフレクト」を展開する。1800MP。劇中未使用。
絵柄は、両前翅に丸い反射鏡を備えた蛾。
劇中において相川始からキング、更に睦月の手に渡ったが再解放され、自らの手で封印することで取り戻した。
余談
頭部は「複眼のガスマスク」としてデザインされ、身体はモルフォ蝶の羽根を全体に張り付けてイレズミのように見せ、首回りのファーと合わせてグラムロッカー風に見せようとしてデザインされ、両胸、両肩、両腕の羽根にドクロ模様があしらわれているのもその表れ。触覚はクリアパーツ製(『UNDEAD GREEN BLOOD』pp.14-15)。
関連タグ
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 下級アンデッド カテゴリー8
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ドラゴリー:毒蛾がモチーフになっているモンスターつながり。
蛾のライダー怪人
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