「ビルマのジャングルの泥沼からはるばるやってきたツバサ軍団の一員、ドクガーラだ!」
概要
『仮面ライダーV3』第38話「子連れV3 死のスカイダイビング!」に登場。
ドクガの改造人間で、山北にあるデストロンの秘密基地のガードを主な使命とする。
鳴き声は「ガーッ‼」
飛行能力のほか、鋭い口吻を敵に突き刺し攻撃する。また、翅から毒鱗粉と共に無数の小型の毒蛾を飛ばして人間を襲わせ、白骨へと変えてしまう能力を持つ。人間に化けることもできる。
(経済的に苦しかったのか、はたまた秘密組織故か)盗電でアジトの電力をまかなっていた所、調査に訪れた変電所の保全担当員に発見された為に口封じのために殺害。
その後、変電所員の変死事件を調査に訪れていた風見志郎にも襲いかかり、一度は空中から地上へと叩き落として勝利を確信し、意気揚々とアジトに戻るが、しかし実際には仕留めそこなっていたことをツバサ大僧正に叱責された為、再出撃。
アジト近くにいたために拉致したツヨシ少年の父を装ったが、年齢や母親の事を調べなかったことでばれ、再びV3を墜落死させようとするも、最後はハリケーンを使用した『ハリケーンラストダッシュ』を受け敗北、爆散した。
余談
サブタイトルを見て分かる通り、当時人気絶頂だった時代劇「子連れ狼」のパロディであり、まずV3が子供を背負って戦うシチュエーションありきで脚本が書かれた節がある。実際、ジャンプシーンなどはさすがに人形に変わっているが、戦闘員相手の立ち回りでは、子役の子供を背負って戦うという珍しいアクションシーンを見ることができる。
辻村氏は前作第20-21話や昭和ライダー第5作第22-23話でも毒蛾のライダー怪人の声を演じた。