「俺は不死身のケムンガだ!電気なんて感じるもんか‼」
CV:辻村真人(初代の毛虫怪人も担当し、当たり前だがドクガランも続投)
概要
『仮面ライダーストロンガー』第22話「12時00分 ライダー死刑?!」に登場。
鳴き声は「ムケムケム‼」
岬ユリ子らが迷い込んだ怪しい洋館にあった卵から孵ると電波人間タックルとおやっさんを捕え、城茂=ストロンガーを誘き寄せようと目論む。
口から白い糸状の粘液を吐き出して相手の動きを封じる他、人間へ化ける事もできる。
なお、この粘液で自ら繭を作り成虫態であるドクガランへと変態する事もでき、さらに自身の卵を植え付けて、植え付けた相手を自身と共に繭へと閉じ込めて窒息死させることも可能。
なおこの繭は恐ろしく頑丈で、ストロンガーは愚か、超エネルギー爆薬でも吹き飛ばす事が出来なかった…。
左手はレイピアになっている。
おやっさんに化けてユリ子をダシにストロンガーを誘き寄せ、ストロンガーに卵を植え付けることに成功。そのままストロンガーを窒息死させようとするが、百目タイタンは以前捨て駒とした奇械人エレキイカと同じくストロンガーを超エネルギー爆薬でケムンガ諸共吹き飛ばそうと(もちろんケムンガはそんな事は知らされておらず、本気でストロンガーを窒息死させるつもりであった)するが、上記にある様にタイタンの予想以上に頑丈だったため失敗してしまい、ならばと自身の地底王国が存在する地下数千mの地底に放り込んで始末しようとするが…。
奇械人ドクガラン
「おやじさん? 俺はそんなの知らないぜ!」
『仮面ライダーストロンガー』第23話「地底王国の魔王‼」に登場。
奇械人ケムンガが成虫へと変態した姿で、繭に閉じ困られ、身動きが出来ず、地底の寒さで打ち震えるストロンガーが、成虫になるのを迎えたケムンガが熱を発するのに気付き、繭から脱出するためにストロンガーが放出した電気パワーで成長を促進された事により誕生した。
鳴き声は「ガガガガーッ‼」
ケムンガと同じくストロンガーの抹殺を使命としているとみられ(ちなみに自分が繭になっていた為、捨て駒にされた事には全く気づいていない)、翅から散らす毒鱗粉と、口吻から発射する猛毒の槍が主な戦力。
また、ケムンガと同じく人間に化けることも可能で、今度はユリ子に変身(なお、ドクガランと名乗っていないにもかかわらず、茂はドクガランの名を知っていた)。
タイタン直轄の拠点である地底王国においてストロンガーの命を付け狙うが、最後は自身の槍で突き刺され、怯んだ隙に放たれた『電キック』を喰らい爆死した。
第24話にて奇械人ハサミガニによる幻影の中で、首から下ははっきりとは見せない形で再登場した。
漫画版では
テレビマガジン掲載の漫画版でも、百目タイタンの側近として登場。ギロチンにかけられたユリ子(実はマネキン人形)をダシに茂のコイルアームを粘液で封印するという、タイタンらしい卑怯な作戦を実行した。
しかしあまりの卑怯ぶりに呆れた(少なくとも名目上は)ジェネラルシャドウにより対粘液用溶解液(そんなもの持ってこなければよかったのに)を奪われてしまい、ストロンガーへの変身を許す。「電ショック」を受けて丸焼きにされるも、すぐさま脱皮してドクガランに変態。ストロンガーをのろま扱いするほどの飛翔速度で圧倒したが、電気より速く飛ぶことはできなかったため「ストロンガーサンダー」を受けて感電死。しかも死体は百目タイタンのいる方に落下して大爆発したため戦闘員は全滅、タイタンも這う這うの体で退散する羽目になった。
関連項目
奇械人 ブラックサタン(仮面ライダーストロンガー) ドクガ 仮面ライダーストロンガー
奇械人ブブンガー(最終回で再生怪人として登場した際、ボディがドクガランになっていた)