「獲物がごっそり頂けるか~。まもなくお前達と同じ奴隷人間になる連中が来る、お迎えの準備をしておけ!」
CV:沢りつお
概要
『仮面ライダーストロンガー』第7話「ライダー大逆転‼」に登場。
“一度網に掛かった餌は逃さない”を信条とするワニをモチーフとした奇械人。
ブラックサタンの労働力確保の為に某所のドライブインのマスターに憑依し、そこを根城としてドライブインにやって来た客たちに“サタン虫”を寄生させていた。
鳴き声は「クワックワッ」、「クエーッ!」
奇械人の中でもメカニカルなデザインを顕著に現した外見をしており、車がぶつかってもビクともしない頑丈な体を持つ。太い尻尾や鋭い牙が主な戦力。
また、ワニの怪人だけにロボットのような外見に反して水中での移動を可能としており、自身が劣勢に陥ると即座に水中へと逃げ出す性質を持つ。
ただしその外見通りに電気にすこぶる弱いようで、改造電気人間でもあるストロンガーとの相性は悪く、ストロンガーとの戦いでは終始劣勢状態であり、最終決戦では追い詰められ、川の中へと逃げ込み身を潜めてやり過ごそうとするが『電気ストリーム』の電熱で川の水が蒸発し姿を隠す事が出来なくなってしまい、最後は慌てふためいて右往左往している所に『電キック』を叩きこまれ爆死した。
この回は後に編集されて劇場公開された。
(その際、この回で有名な「そんな事、俺が知るか!」のやり取りはカットされている)
漫画版では
テレビマガジン掲載の漫画版ではブラックサタンの実験場から逃げ出した囚人を追い、都市伝説さながらに下水道を走破して夜の公園に出現した。
見た目に反してかなり動きは俊敏で、ストロンガーとタックルの二人がかりでも翻弄するほど。さらにTV版とは対照的に帯電性も強いらしく、大顎でストロンガーを苦しめエネルギー切れ寸前まで追いやる。しかし運悪くストロンガーが苦し紛れに街燈を掴んだことで、そこから給電してしまい形勢は逆転。「スクリュー電カッター」で尻尾を切り落とされて一気に弱体化し、電キックで跡形もなく消し飛んだ。