奇械人ガンガル
きっかいじんがんがる
「能書きはその位でいい!」
CV:辻村真人
『仮面ライダーストロンガー』第1話「おれは電気人間ストロンガー!!」に登場。
カンガルーをモチーフとした、ブラックサタンの改造人間「奇械人」第1号。
鳴き声は「ヒュァーッ」。
花屋を営む男性に憑依してブラックサタンが開発した猛毒の花粉を放出する毒花を栽培する一方、これを人々が集まる劇場やコンサートホールなどの人の多いところに配置して集まる人間を全員殺害する毒花作戦の実行を使命としており、これの輸送ルート確保の為にホバークラフトの奪取を目論んだ。
全身が強力なスプリングになっており、今まで生物的であった歴代組織の怪人達に比べて機械的かつ無機質感を漂わせる容姿となっている。
順調に計画を運んでいたかに思えたが、仮面ライダーストロンガーとタックルの介入により、計画の初期段階から狂い始めてしまい、最後は電キックを受け爆死した。
前述にもあるように全身が強力なスプリングになっており、体を伸縮させて驚異的なジャンプ力を発揮することができる。これを応用して放たれる「ガンガルスプリングアタック」やパンチ攻撃は強力。
また、腹の部分の袋にある子供のカンガルーのような小さな顔「スモールヘッド」に仕込まれた連装機関砲「ガンガルバズーカ」で敵を蜂の巣にしてしまうほか、スモールヘッドそのものを目にも止まらぬ速さで伸ばし敵に打ち付ける攻撃が奥の手であり必殺技で、そのスピードは凄まじく、ストロンガーでさえも「ライダービデオシグナル」を使わなければ見切れなかったほどである。
この他に手榴弾を装備している。
テレビマガジン掲載の漫画版(作画:石川森彦)では口から火炎放射する能力を有している。「ストロンガー放電」であっけなく感電死してしまうが、ブラックサタンとの戦いを始めたばかりの茂からは「こいつも無理やり改造されたに違いない」とその死を哀れまれていた。
『仮面ライダーSPIRITS』では、バダンが造り上げた複製個体が登場し、他の奇械人達と共に多くの自衛官を惨殺した。