「 しめたーっ!どうしたストロンガー!こっちだー!あーらょっと‼」
CV/沢りつお(昭和ライダー第1作、第6作でもカメレオンの怪人の声を演じた)
概要
『仮面ライダーストロンガー』第11話「カメレオーン!悪魔のフィルム!?」に登場する奇械人。
日本に来日した石油大国アラフトのカザール国王を暗殺し国際問題を引き起こす事で日本への石油輸出をストップさせて石油ショックを誘発し、日本の経済に大混乱を起こそうと目論み、映画監督に憑依して暗躍する。鳴き声は「ルロロルロロ‼」
戦力は左腕に取り付けられたノコギリとムチとしても使用可能な尾から射出する毒液で、カメレオンの改造人間らしく保護色を使って姿を消すことも可能。また自身が映されたフィルムを通じて神出鬼没に実体化する能力も持っている。
最初の襲撃でストロンガーに邪魔されてしまったため、今度は自身の姿を映したフィルムを通じて今度こそ国王を暗殺しようとするが、駆けつけたストロンガーにまたしても阻止されてしまい最後の勝負を挑む。
戦闘の最中に自身の毒液で目が一時的に見えなくなったストロンガーを挑発するなどして屋上からの転落死を企む(そのくらいで変身前ならともかく仮面ライダーが死ぬものなんだろうか)も、最後はその直前で何とか視力を回復したストロンガーの放った決死の『電キック』を受けて吹き飛ばされ、空中で爆死した。
漫画版では
テレビマガジン版
ダム爆破・洪水作戦を仰せつかる。サイボーグ感知器と連動した時限爆弾を用いることでストロンガーの潜入を拒み、タックルを磔にして人質に取ったうえでストロンガーを嬲るという卑劣な戦法を取ったが、感知器を過信しすぎて見張りを誰も置いておかなかった大ポカをやらかし、警備員の息子にあっさり爆弾を解除されてしまった。苦し紛れに保護色を用いてストロンガーを闇討ちにしようとしたがタックルの触角であっという間に場所が露見、その際に血が流れてしまったことでストロンガーからも位置を把握され、エレクトロファイヤーを受けて爆発四散した。
かくして、ザコと見くびっていた生身の人間やタックルの力により、目論見の悉くを覆される形となってしまった。
余談だがエレクトロファイヤーで倒された怪人はこいつと『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』のカマキロイドだけである。
仮面ライダーSPIRITS
富士演習場に出現した黒いピラミッドから出現。仲間たちと共にストロンガーを迎え撃ったが、ストロンガーの駆るカブトローめがけて百目タイタンが発射した雷の巻き添えを食って奇械人エレキイカ・コウモリ奇械人と共に死亡した。
関連項目
奇械人 ブラックサタン(仮面ライダーストロンガー) カメレオン 仮面ライダーストロンガー
ガマス:『ウルトラマンA』に登場した超獣であり、こちらも自身を映したフィルムから実体化可能なウルトラ怪獣。
ヘラクレス(神話怪人): 本作同様、産油国の要人を誘拐・暗殺して日本社会にダメージを与えようとする。