ガメレオジン
がめれおじん
「話し合いは終わりだ。これからは…殺し合いだ‼」
「そんな姿でどう生きていく?死んだ方が身のためだ!」
登場作品『仮面ライダー(新)』
第1話「改造人間 大空を翔ぶ」
ネオショッカー怪人第1号のカメレオン型改造人間。素体となった人物は“身寄りのないヒッピーの男”とされる。序盤にカメレオンの怪人が出ること自体は珍しくない一方で、第1話に登場するという例はとても珍しい。
目は頭部のでかい黄色の球体ではなく、人間と同じ位置にある。
ネオショッカーから脱走した志度敬太郎博士を連れ戻す事を使命とする。鳴き声は「ハァァァーッ」
博士を襲撃した際、筑波洋に邪魔された挙句にアリコマンドの1人を失ったため、その報復として彼のハングライダー仲間を地中へと引きずり込み殺害する。
その後、洋に接触して来た博士の助手・みどりを付けて彼の潜伏する隠れ家を付き止めるのに成功。
彼女に乗り移ると博士に近付き、彼を遂に捕える事に成功し、博士を助けるために追いかけて来た洋にも瀕死の重傷を負わせる。
志度博士が洋を助ける為に改造手術をしたいと申し出た際に自身の一存では決められないと躊躇していたが、現場に駆けつけたゼネラルモンスターの命により彼をネオショッカーのアジトへと運び込んだ。
そして改造人間・スカイライダーとして蘇った洋と対峙し、博士がワザと彼に脳改造を施さなかった事を知って彼を処分しようと襲い掛かるが、最後は「スカイキック」を受け「俺の負けだがお前も負けたな」、「ここはネオショッカーの処刑場。生きて戻れん…」と言い残して青白い光を放ちながら消滅した。
OPでもクモンジンらと共にスカイライダーと戦っており、戦闘の際には画面が回転するカメラワークが特徴的。
鋼鉄をも貫く鋭い舌を使って相手を突き刺したり首を締め上げて攻撃する。また、これを引き抜いてムチとして使用することも可能で、洋の致命傷の要因となった。
カメレオンの怪人だけあって、保護色を使って周囲の風景に溶け込み姿を消しての隠密活動や、体の一部分を保護色を解いて姿を相手に見せ付ける事で心理的圧迫を掛けることもできる。
その他、第三者の体に憑依することも可能。
後に再登場した映像の派生作品では薙刀も使用している。
『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』ではバダンによって復活させられた。他の組織の怪人と共に10人ライダーと戦い、再び因縁の敵であるスカイライダーと戦った。
『仮面ライダーSPIRITS』では地獄の底から蘇り、ネオショッカーの北海道制圧作戦に参加する。
ゼネラルモンスターに率いられ、アリコマンド軍団と共に札幌の避難所を襲撃。姿を消して村雨良を闇討ちし、自動車に押し付けてエンジンをパンチでぶち抜き爆殺しようとしたが、間一髪で仮面ライダーZXに変身した村雨には全く敵わず、瞬く間に捻り潰された。