「スカイライダーッ‼ ネオショッカーの将軍黄金ジャガー、一対一での決闘を申し込む‼」
登場作品『仮面ライダー(新)』
第31話「走れXライダー!筑波洋よ死ぬな‼」
第32話「ありがとう神敬介!とどめは俺にまかせろ‼」登場
概要
ネオショッカーアフリカのサハラ支部より招かれた将軍の称号を持つ黒豹型改造人間。
数々のスカイライダーによる世界征服作戦妨害の為、多くの同胞の死に怒り心頭の大首領の怒りを鎮める為の大神殿製作と大首領への生贄の搾取計画の際、確実に妨害に来るであろう仮面ライダーたちの抹殺任務を魔神提督より依頼され日本へと来日した。
悪の組織に所属してはいるが、卑怯を嫌い、強者との戦いを何よりも楽しむ誇り高き武人肌の持ち主であり、強敵と自らが認めた相手には敬意を表して正々堂々と一対一の決闘を所望する。
その為、卑怯者にして策略家であるトリカブトロンとは性格上ソリが合わず、スカイライダーとの決闘中、自身の手柄欲しさの為に横槍を入れ自身の決闘に泥を塗った彼に憤慨し決闘を申込み、それが聞き入れらないと分かるや否や、魔神提督に面と向かって「サハラ支部に帰る!」と激昂したほど(魔神提督に「Xライダーを倒す任務があるぞ」と丸め込まれてしまうが)。
また、生贄の選定を行う大神殿への要石を運ぶ途中で疲労から崖から落ちそうになった少年をアリコマンド(筑波洋が少年ら救出の為に変装した)と共に「大事な生贄が減っては困る」という理由で助けたり無事に要石をゴールである大神殿へと運ぶことが出来た暁には、人質全員の解放の約束に従い、ゴールした少年達全員の解放を約束通り解放してはどうかと提督に進言する等、悪の組織の一員とは思えないほどの人徳者でもある。
ちなみに案の定というべきか、魔神提督はこれを思いっきり反故にした。
恐るべき槍術の使い手であり、愛用の白馬に跨ったままでも何ら遜色はなく、スカイキックさえも愛用の槍で難なく叩き落してしまう程の実力の持ち主。
おまけに槍の弱点である格闘戦でもキックや膝蹴りでの足技で切り返すなど、格闘においても驚異的な技術を持っており、『黄金ジャガー大車輪突き』という必殺技を持っている。
初戦を見守っていたXライダーこと神敬介をして「凄い奴だった…」と唸らせており、実際、黄金ジャガーが建造中の大神殿に到着した際、魔神提督は歓喜しており、彼をして「ネオショッカー最強の戦士」と言わしめている。
上記にある通り、スカイライダーとの初戦では彼をあと一歩まで追い詰めるもののトリカブトロンの邪魔が入った為に決着をつけることは出来なかったが、最終決戦時、生きていたスカイライダーの姿を確認するや否や歓喜の声を張り上げて再び決闘を開始。
お互いに手の内を知り尽くしている為、中々決着を付けることが出来ず、互角以上の死闘を展開するが、99の技の一つ『槍渡り陽炎の術』で槍攻撃を封じられたその一瞬の隙をつかれ、脳天を地面に叩きつけられて意識が朦朧とした所へスカイキックを受け致命傷を負い「負けたぜ…仮面ライダーッ‼」と自身の敗北を潔く認め、自身を打ち破ったスカイライダーを褒め称えながら爆死した。
後に仮面ライダースーパー1の劇場版に再生怪人部隊「ドグマ復讐兵団」のネオショッカー代表としてクラゲロン、ゾンビーダと共に登場。ジャガーバンが使っていた剣と盾を所持し、8人ライダーと戦った。
なお他の二人と違いベルトがネオショッカーのもののままだが、これはドグマ側が黄金ジャガーが幹部級怪人であることを尊重したためと言われている。
戦闘ではスパイダーババンと共闘して2号ライダーやアマゾンライダー相手に戦い(何故かアマゾン戦では素手で戦っていた)、最期は1号ライダーのライダーキックでスパイダーババン共々爆死した。
余談
豹の怪人なのにジャガーを名乗るのはおかしくないか?と突っ込まれるが、ジャガーマンから続く伝統みたいなものなので気にしたら負けである。しかしながら、黒いジャガー自体は存在するので仮にジャガーの改造人間を名乗っていたとしても矛盾はなかったりする。
関連項目
レオニダス・クリスパー:声の演者が同じライダー怪人。こちらも武器が剣と盾。
ジャガーモチーフの怪人
ジャガーマン イソギンジャガー ハサミジャガー ジャガーバン
奇しくもジャガーロードにも槍を使う黒豹モチーフの個体が存在する。
他作品における誇り高き武人だった敵たち