「御苦労だった!た~っぷり礼をしてやる‼」
CV/峰恵研(昭和ライダー第2作でもクラゲの怪人の声を演じていた)
概要
『仮面ライダー(新)』第20話「2人の仮面ライダー もう1人はだれだ?」、21話「ストロンガー登場 2人ライダー対強敵2怪人」に登場。
ネオショッカーが推し進める香港での“人減らし作戦”の成果を買われて魔神提督が香港の九竜島支部より呼び寄せたクラゲ型改造人間。
インドのガンジス支部から招き寄せたサイダンプと共同で“人減らし作戦”を遂行させる事を使命としており、自身の分身である毒子クラゲを貯水槽などにばら撒き一千万人もの人々の大虐殺を目論んだ。鳴き声は「シシシシシィー!」
頭脳派の怪人で基本的には脳筋のサイダンプとはそりが合わず、反目しあっていたが、なんだかんだ言って戦闘の際は2人で共闘してスカイライダーを追い詰めたり、サイダンプの死に対して絶叫を上げるなどの名コンビぶりを見せていた事からなんだかんだ言ってサイダンプの事を気に入っているような所がある。
戦闘時は触手状の右腕を使って敵を叩きつけたり首を絞め上げる攻撃のほか、体から自身の分身である毒子クラゲを発射して相手をドロドロに溶かしてしまう能力を持つ。劇中では中年女性二人が毒子クラゲの犠牲となった(その前に被害にあった幼稚園児は助かっている)。
また、その軟体質の体はあらゆる衝撃を吸収してしまうことができ、この能力でスカイキックを無効化して一度はスカイライダーを窮地に陥れた強敵。
最後は香港からクラゲロンを追って日本へと帰国したストロンガーの(何故かチャージアップをしないままで放つことができた)超電子ドリルキックを受け爆死した。
その後、第27話、28話において怪人Ⅱ世部隊の一員として、『劇場版仮面ライダースーパー1』でドグマ復讐兵団の一員として登場している。第27-28話では黄色い襷を着け、V3相手にムササベーダー弟と共闘したが、文字通り一蹴された。劇場版仮面ライダースーパー1ではベルトがドグマ怪人の物に変っているが、2号ライダーのパンチで吹っ飛ばされたり再戦となったストロンガーには抑え込まれたりと再生怪人の性か大した活躍はしておらず、最期は効かなかった筈のスカイキックでカメレキング共々爆死した。
余談
自身を追ってきたストロンガーのことは知らなかったようで、スカイライダーの救援に現れた彼の姿を見て、同じく知らなかったサイダンプに「おい、あれは何者だ?」と尋ねられても、「さあ、俺が知るか」と当人の名言をパクったようなセリフで反応していた。
関連項目
クラゲ奇械人:何の因果か前作でストロンガーが戦ったクラゲの怪人でこちらもクラゲだけに電気が弱点であった。当然の事ながら見た目と性格は大きく異なっている。