「沖一也、貴様はドグマ手配ナンバー1の男だ、地獄へ堕ちろ!」
CV:梶哲也
概要
『仮面ライダースーパー1』第6話「助けてーくもの巣館の恋人たち」に登場する蜘蛛をモチーフとしたドグマ王国A級怪人。下半身には道着を身に着け、足に草鞋を履いている。
ドグマの理想社会のモデルケース「美しい村」を設立するために空中から若いカップルを蜘蛛の糸で誘拐し、ドグマ社会への適合率、生存能力、知能指数、肉体検査をテストするために拷問にも等しい検査を行った。
鉄パイプをも切断する刀が武器のほか、指先からはドグマの超科学が生み出した鋼鉄より硬い蜘蛛の糸「鋼の蜘蛛の糸」や「殺人糸」を発射し、ターゲットを拘束する。見えない糸を蜘蛛の巣状に張り巡らせることであたかも空中を歩いているかのように見せかける事もできる。
このほかにも土蜘蛛ファイターという専用のドグマファイター5人を引き連れている。
新たなターゲットに沖一也と草波ハルミを選び、ハルミをアジトのくもの巣館に拉致すると、追ってきた一也を捕らえ、人切り扇風機でバラバラに切り刻もうとしたが脱出されてしまい、スーパー1と戦闘。
蜘蛛の糸や刀で攻め立てるが、見えない糸を冷凍ガスで暴かれ、蜘蛛の糸も冷熱ハンドの火炎で断ち切られてしまう。
ジャンプからの攻撃を両足のキックで跳ね返されたところにスーパーライダー閃光キックを受け爆死した。
劇場版では再生怪人部隊「ドグマ復讐兵団」の一員として復活。道着だった下半身がタイツに変わっている。
8人ライダーと戦い、仮面ライダー1号のライダーキックで倒された。
余談
ドグマ怪人では珍しく階級が明らかになっている怪人の一つで、現在判明している階級の中で最も高い位の怪人が超A級怪人(ギョストマ)である事を考えると、序盤にしては中々の強力な怪人である事が窺える。
頭部は黄色と赤にリペイントされて『宇宙刑事ギャバン』第21話に登場するダブルガールに流用されている。