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曖昧さ回避

  1. 仮面ライダースーパー1第17話「一也の血が欲しい!不思議な剣が呼ぶ」に登場したドグマ怪人
  2. 沢田研二のシングル、「ロンリー・ウルフ」の表記ゆれ。
  3. ヘタレじゃなかった頃のヤムチャを評した例え(イメージソング「ウルフハリケーン」の歌詞の一節より)。

本項では1について表記

「いかんいかん、こいつを抜くとこちとらの首が飛ぶぜ!…しかしちょっと見るくらいならいいだろう…

「とは言ったものの、俺様の腕じゃスーパー1に勝てるわけがねぇよ…あ~弱っちゃったな~何かいい方法は~?」

CV/村越伊知郎 スーツアクター/石塚信之

 

概要編集

出来たばかりの妖刀ドグマン帝王テラーマクロに献上するようメガール将軍に命令された三等怪人(早い話がただの使い走り)。

外見は毛皮の服を纏うオオカミのガイコツ(中の人の目が直接見えている)と言ったところ。ドグマンを背負う姿は時代劇の野武士のようにも見える。三味線による和風なBGMが流れるシーンも。

他者に乗り移り操る能力を持つ。作中の描写によると自由自在に体を操ると言うより、その意志に干渉し都合よく誘導していくという方法である。

他作品のオオカミモチーフの怪人のような獰猛さとも無縁で気弱さが目立つ。(エリート至上主義のドグマが何でこんな奴作ったんだろう?)上記の台詞以外にも「こんちくしょうめ~」などコミカルなセリフも多い。


自分ではドグマンを貰えるものと思ってたようで将軍がドグマファイターに命じて呼び出すより早く現れるや「この宝刀は私めに頂けるものだとばかり……」などと言って、「バカモノ!」と一喝されてしまう。テラーマクロの元へドグマンを送り届ける(徒歩)ように命令されるが、「妖刀を血で汚してはいかんぞ!」「どんなことがあっても中身を抜いてはいかんぞ!」と将軍に念押しされたにも拘らず輸送中に抜いてしまい、ドグマンに魅入られて殺戮を始める。


「こんなこともあろうかと」と見張っていたドグマ親衛隊に取り囲まれるが、そこに犠牲者の斬られ方からドグマ剣法の使い手であると見抜き現れたスーパー1沖一也と対峙する。なおその際に「誰だ貴様は!」と叫んでおり、三等怪人という立場もあってかドグマの宿敵の顔も知らなかったようだ。

ドグマンを振るいスーパー1と戦うも、「とても…俺様の敵じゃないわい!」と言いながらも押され気味で、ドグマンの回収を優先した親衛隊の助力で何とか撤退した。


だが剣を血で汚したことで将軍から死刑にされそうになったため、一也の血を吸わせることで剣を清めると言って許しを請う…が、自身の腕では勝てないことを自覚しており、途方にくれてしまう。だが高校剣道選手権の優勝者男谷健一郎がハルミを襲う暴走族を一蹴した光景を目撃し、その体に乗り移ることで目的を達成しようとした。

一時は一也を圧倒し退散させるも、修行した一也の真剣白羽取りでドグマンを受け止められ、その隙に攻撃を受けたことで健一郎から引き剥がされてしまう。ならばと再び自分がドグマンを手にし一也に襲い掛かった。

・・・と言ってもそもそも自分で勝てそうにもないから健一郎に乗り移ったのであり、憑依が解けた時点で負けが確定してるとも言えるのだが。

さらに悪いことに、スーパー1に変身した一也へ「来い!」と叫ぶも、躊躇なく遠距離から放たれたエレキハンドエレキ光線によってドグマンを折られてしまい、唯一の武器さえ失ってしまう。

配下のドグマファイター達(三等怪人の上に死刑目前のこいつになぜ従っていたのかは不明)もいつも通り一蹴されたうえ、さらに親衛隊からも死刑宣告(“逆さ磔のうえ八つ裂きの刑”)を受けてしまう。破れかぶれで突撃するも、スーパーライダー閃光キックであっけなく倒された。

改造人間でありながら格闘戦で生身の人間に頼ろうとするなど、ドグマ最弱怪人の一角ともいえる。もっともこの作品における達人は生身でも洒落にならないのだが。


妖刀ドグマン編集

ドグマ科学が作り出した超合金を刀鍛冶が精魂込めて打った剣。見た目も製法も日本刀そのままである。

意志を持ち、手にしたものを人を斬らなければ治まらなくなる衝動に駆らせる。

(ただしメガール将軍は手にしてもそうはならず、試し切りでドグマファイターの剣を斬った程度。使い手の腕前にもよるのだろう)

メガール将軍はドグマ帝国建設祈願のためにテラーマクロに捧げるべくロンリーウルフに運ばせたが、ロンリーウルフが輸送中に鞘を抜いたことで血を欲し、3名も犠牲になった。

こうなることが目に見えていたので追跡していた親衛隊に大口をたたいたり、剣捌きがドグマ剣法によるのもこの剣に操られた影響と思われる。

最後はエレキハンドの光線で破壊された。


…最初から将軍か親衛隊が運んでいれば大事に至らなかったんじゃ…。


男谷健一郎編集

演:杉浦龍彦

高校剣道選手権の優勝者であり、剣道の天才児と呼ばれる青年。その腕前は一也からも「評判通りの天才児」「恐ろしいほどの腕前」、さらに玄海老師からも「恐るべき使い手」と評価されるほどであり、それを驕ることなくストイックに修行に励む武人でもある。

ハルミを襲う暴走族を一蹴した場面を見たロンリーウルフに「奴にドグマンを与えればスーパー1に勝てるかもしれんぞ」」と目を付けられ、憑依されたうえにドグマンを抜かされたことで、一也の血を求め襲いかかった。

ただでさえ腕が立つ上に、乗り移られた生身の人間であるということもあり、ライダーに変身できない一也を圧倒。一時は一也にドグマンを突き付け絶体絶命の状況に追い詰めるも、止めに入った玄海老師と弁慶によって逃げられてしまった。

一也は健一郎を傷つけないでドグマンを奪うべく玄海老師と弁慶の特訓の元、赤心少林拳奥義真剣白刃取りを会得。

奥義を会得した一也によりロンリーウルフから引き離され正気に戻り、ドグマ怪人に操られていたことを知ると、「自分はまだまだ未熟だ」と恥じる謙虚さを見せた。

モデルは実在した幕末の剣術家、男谷精一郎だと思われる。


余談編集

前回に引き続き、この回ではテラーマクロ役の汐路章氏は出演していない。

スーパー1の真剣白刃取りは最終回でのマジョリンガ戦でも使用。稲妻電光剣を奪い、マジョリンガを倒した。


ちなみにロンリーウルフを直訳すると一匹狼(孤独な狼)”。名前だけはかっこいい。


ジャッカルゲノムに変身した仮面ライダーバイスの没デザインが彼そっくりである。


関連タグ編集

仮面ライダースーパー1 ドグマ王国 ドグマ怪人 

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