「ヌハハハハ、メラン鉱石はドグマの物だ!」
CV:八代駿
概要
『仮面ライダースーパー1』第9話「見たぞ!! ドグマ怪人製造工場の秘密」に登場。
ドグマ所属のマッドサイエンティスト・Drガイガンがドグマファイターたちが鮮魚トラックから盗んできた蟹の中から特に鮮度の良いものを厳選し、ドクマ超科学の粋を集めてその部分を改造して寄せ集め、それらを繋ぎあわせて制作した(描写を観る限りでは少なくとも)人間を素体としていない珍しいタイプのカニ型改造人間。
その使命はドグマが開発を進めている千人を一度で倒せる特殊銃“SW砲”製造に必要不可欠な“メラン鉱石”をメラン鉱石研究所から強奪する『M作戦』の遂行である。
ちなみにOPクレジットではガニガニガンニーと誤植されてしまっている。
ボディスペック
腹筋
ガイガン曰くスーパー1の1万メガトンもの威力を誇るスーパーハンドのパンチ(数値だけならBLACK RXのパンチ力よりも上)にも耐えられる(らしい…)。
甲羅
厳選された良い素材(カニ)を改造しただけあって3万tの槍でも貫くことが出来ずに逆に折れてしまう程に頑丈である。
ハサミ
ドグマファイターの首を簡単に切り落としてしまう切れ味を誇る。
毛(棘)
胸の部分に仕込まれた武器。1本1本がドクマ超科学で作られた特殊超合金で出来ており、骨をも砕く手裏剣となる。その為、取り付ける際も注意が必要である。
服従カプセル
ドグマ怪人の頭に必ず取り付けられている最重要装置にして洗脳装置。
これを取り付けていないと人語を喋る知能すらなく、さらに本能のままに無邪気に活動するただのケダモノになってしまう。
戦力
口から『泡地獄』という名のスーパー1の機能を麻痺させる能力を持つ毒泡を吐き出すことが出来る。
服従カプセルに何かしらのデータがインプットされているのか、ハサミを使った素早い突きを相手に放つドグマ拳法・『千手地獄突き』という技を持つ。
活動歴
誕生直後に怪人の能力テストのデモンストレーションの為に怪人製造工場に訪れていたドグマ親衛隊の1人の失態で、“服従カプセル”を取り付けらていない状態で街に解き放たれてしまい、本能の赴くままに公園の遊具で遊んだり、花屋でいたずらを行うなど凶悪な姿からは想像できない様な可愛らしい(?)行為を行っていた。
それを偶然目撃した沖一也と親衛隊との攻防の末に“服従カプセル”を取り付けられるとスーパー1と交戦。
スーパー1を圧倒し、彼を敗走する所まで追い詰める。
その後、任務遂行の為にメラン鉱石研究所を訪れ、そうはさせまいと駆けつけたスーパー1と再戦。
しかし先の戦いで既に手の内を知っていたスーパー1の敵ではなく、ファイブハンドで攻撃を全て防がれてしまい、エレキハンドの『エレキ光線』で怯んだ隙に放たれた『スーパーライダー閃光キック』の直撃を受け爆死した。
余談
TVでは銀色の長いブーツを履いていたが、劇場版でドグマ復讐兵団の一員として登場した際は黒い短めのブーツになっている。
Dr.ガイガン役の平松慎吾氏は2022年1月に死去している。