「おのれ、八つ裂きにしてくれる! よくも騙したな!!」
概要
『仮面ライダースーパー1』第3話「行け! 地の果て ドグマの黄金郷」に登場する、蛸をモチーフとしたドグマ王国の改造人間。
ドグマ王国の首領・帝王テラーマクロの悲願である黄金郷建設の為、死人渓谷に眠ると言い伝えられている馬1000頭分の小判の発掘を使命としており、鈴を取り付けた鳴子の警戒網『ドグマ結界鈴鳴り地獄』を渓谷に張り巡らせ、新たな労働員の確保や発掘現場から逃げ出そうとする者を捕え、ドクマ王国の士官の1人・青鬼指令と共に発掘作戦を遂行する。
時折「ヒッヒッ…」と不気味な唸り声を発する。
能力解説
体に数千Vの電流が流れており、両腕の電気触手を用いて敵を打ちのめす。
また、触手の先から電流をビームとして発射する事もできる。
そのほか、相手に抱き付いて感電死させる『電気椅子締め』という名の必殺技も持つ。
活動歴
テラーマクロの悲願である黄金郷建設の為に死人渓谷に眠ると言い伝えられている馬1000頭分の小判入手の為に暗躍するエレキバスは、埋蔵金研究科の白鳥博士を捕え、更に彼から情報を聞き出すために彼の子供である白鳥姉弟を捕えようとドグマファイター達に襲撃させるが、たまたま現場近くに居合わせた沖一也に邪魔されて失敗。一也は調査に乗り出すことになる。
その後、姉弟を人質に白鳥博士から埋蔵金の在りかを聞き出した怪人が、遂に馬1000アタマ分の小判を発掘するが、それら全てが偽物であった。
実は死人渓谷に伝わる埋蔵金伝説の真相は、「とある埋蔵金に取り憑かれた男が財産全てを投げ打って発掘作業をしたにも係らず、全く小判が出てこないため気が触れ、自分で偽の小判を埋めると『ここに馬1000頭分の小判がある』と嘘をつき死んだ」というのが真相であった。
事の真相を知った怪人は怒り狂い、八つ当たりで白鳥親子を処刑しようとするが、駆けつけたスーパー1に阻止され最後の対決を展開。
触手から発射するビームでスーパー1を感電死させようとするが、スーパー1の方が怪人よりも能力が一枚上手であったために、逆に『エレキハンド』に押し負け感電させられグロッキー状態になった所に『スーパーライダー閃光キック』を受け爆死した。
余談
この回で白鳥博士の娘・さゆり役を演じたのは、後におニャン子クラブのメンバーになる内海和子である。
オクトパス (蛸) の怪人だが「エレキ “パ” ス」ではなく「エレキ “バ” ス」である、お間違えのないよう。