概要
1881年にアメリカ合衆国のアルフレッド・サウスウィックという歯科医師が感電死をヒントに考案。
その後、直流電流を推していたトーマス・エジソンが交流電流のイメージ悪化の為に部下のハロルド・P・ブラウンに開発させ、1889年にニューヨーク州で採用されたが、実際に特許取得をしたのはエドウィン・デーヴィスという死刑執行人である。
その後は同国発の映画やコントでも度々登場する。
だが死刑囚の絶命まで時間がかかりやすいことから、次々と薬物注射刑に切り替わっていき、2008年までに廃止された。
誤解されているが、日本でも電気椅子による死刑が採用されている様で、実は一度も採用されていない。
そうなったのは、ザ・ドリフターズの死刑を題材にしたコントにおいて、一般的な絞首刑ではなく、電気椅子を使った刑が利用されたのが原因とされている。
また、バラエティ番組の罰ゲーム等にて、痺れを感じる程度の微弱な電流が流れる電気椅子も用意されており、それも日本で電気椅子が死刑に採用されているという誤解に拍車が掛かったと言える。
更に、アニメ『ルパン三世』(1期)の第4話である「脱獄のチャンスは一度」でも、主人公・ルパン三世に用意された死刑の方法が電気椅子となっていた。
関連タグ
電気 雷撃 スタンガン 電気アンマ(電マ)
美少女を嫌いなこれだけの理由:電気椅子の名を冠する美少女が登場する。
ヘクター・ドイル(バキシリーズ最凶死刑囚編):電気椅子で死刑執行されるも生き残る。
シビレイジン(仮面ライダー(スカイライダー)):ズバリ「電気椅子」という技を使う。空気椅子の状態で相手を拘束し感電させるという、本物さながらの処刑技。
イスギロチン(仮面ライダースーパー1):電気椅子に変形するジンドグマ怪人。ギロチンの要素は一切無い。
コシカケマン(ロボット刑事):電気椅子に変形する殺人ロボット。
チェアシャドー(烈車戦隊トッキュウジャー):電気椅子に変形するシャドー怪人。