意味
- 注射器を使って薬液などを体内に注入すること。注射器を使って血液を採取する場合は採血として区別される。注入する部位によって皮下注射・筋肉注射・静脈注射などという。「抗生物質を―する」「静脈―」
- 水をそそぎかけること。転じて、じっと目をそそぐこと。「坐上の眼(まなこ)は盡(ことごと)く川岸の身上に―せり」〈鉄腸・花間鶯〉
(大辞泉より)
概要
何歳になっても嫌なイベント。
実際に刺される痛み以上に、そのビジュアルから痛さを想起させるため特に子どもは嫌う。
病院で泣き叫ぶ子どもの機嫌を取るのに苦労する医師・看護師や親の様子を見た人も多いだろう。
「針や刺されている様子を見ない」「脱力する」事である程度痛みは軽減される。逆に身構えたり暴れたりすれば余計痛くなる上、最悪打ち損じて再度刺されるという事にもなりかねない。
とにかく「針や刺されている様子を見ない」「脱力する」事。
注射は患者に薬を直接投与することができるため、経口(口から薬を飲む)や塗布(皮膚などに塗る)等に比べると効果が出やすく、早く効く。
種類
一言で注射といっても、注入する薬によって方法が異なる。
大まかには下記に分類される。
皮内注射
皮膚の中(正確には表皮と真皮の間)に極少量注入する注射。
BCGのワクチンを打つ前に行われるツベルクリン反応のように、主にアレルギー検査などで用いられる。
皮下注射
皮膚の下にある皮下組織に注入する注射。効果が現れるのは比較的遅いが長続きする。
日本における予防接種の多くはこの方法で行われている。
静脈注射
静脈(血管)に針を刺し、直接注入する注射。血液の流れに乗って薬が全身に巡るため最も効果が現れるのが早く、大容量を注入できる。主に点滴や採血で用いられており、輸血もその一種。
筋肉注射
筋肉内に針を刺して注射する。筋肉は皮膚から最も遠い場所にあるので、他とは異なり針を垂直に刺す。
皮下注射よりも効果が早く現れる他、刺激の強い薬でも注射しやすい。
日本で流通している新型コロナウイルスのワクチンでは、この方法が用いられる。
その他
pixivでは主に1.が行われているイラストに付けられることが多い…かと思うが、R-18では男性によってナニカを注入しているイラストが上位に来るケースが非常に多い。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
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