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ルパン三世(キャラクター)

るぱんさんせい

モンキー・パンチ作の漫画作品『ルパン三世』、およびそれを原作としたアニメ作品の主人公。
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「俺の名はルパン三世、泥棒だ」

メインCV:山田康雄栗田貫一
その他CV:古川登志夫野沢那智広川太一郎
実写版キャスト:目黒祐樹、小栗旬

概要

長編シリーズ『ルパン三世』の主人公にして、かの大怪盗アルセーヌ・ルパンの三代目。

世界をまたに駆ける大泥棒として、次元大介石川五ェ門と共に数々のお宝を狙い、時に峰不二子に翻弄され、銭形警部に追い回される日々を送っている。


プロフィール

  • 本名:Arsene Lupin III(※1)
  • 身長:179cm
  • 体重:63kg
  • IQ:300
  • 年齢:不詳(※2)
  • 出身国:不明(※3)
  • 誕生日:不明


(※1)三世の呼び方は国によって変わる(英語なら「ザ・サード」、フランス語なら「トロワ」)。
(※2)作品によって20代~50代と大きく変動する。次元、銭形よりちょっとだけ年下であるとは言われている。
(※3)父であるルパン二世と、日本人の母の日仏ハーフ。人種的には日本人の色が濃いが、本人は自らをフランス人と定義している。

性格

自由奔放な性格の持ち主で、長い間殺伐とした裏社会に生きているが、人間的な愛嬌を保ち人生を楽しむ事を忘れないお調子者の三枚目。

悪党的な抜け目のない狡猾さと感情豊かでおっちょこちょいな面が同居する、他人にはとてもマネできない魅力を持った人物であり、「スリルを楽しむってことさ…本当のスリルをな。怖いのは死ぬ事じゃなくて、退屈なこと」というセリフは彼の人生観そのものと言っても良い。


そして無類の好きである事も挙げられる。気にいった若い女子はすぐに口説き、女の為に盗みを企てて次元や五ェ門に呆れられる事はお約束。
特に不二子に対してはしょっちゅう騙されるが、「また騙されようって気になっちゃう女さ」(記憶を失った本人に対して)という言葉や、自身の墓に「峰不二子の愛とともに眠る…。なぁんちゃって」(暗殺者の目をごまかすためだが)と彫りこませるなど、本気で惚れているようだ。

その節操のない交際ぶりからカワイ子ちゃんには弱いとされているが、彼にまつわる女性のエピソードを最初から最後まで見れば、実際に気を許しきっているのは不二子だけであることが解り、実は次元や五ヱ門の方がよほど騙されやすい。

そして祖父譲りの「紳士」でもあり、時にはその性格が心を閉ざしていた女子の心を氷解させるきっかけになる事も非常に多い。
人の命を弄ぶ卑劣な悪党には嫌悪を抱く正義感のある一面もあり、善良な人物、特に女性や子供が窮地に立たされ命の危険に晒されたりした際は、損得勘定抜きで命を張って助けることもある(クラリス等)。
この点はライバルである銭形と共通しており、銭形自身もルパンの人として一線を越えない点は強く理解している。


ただし、本人は「悪党」であることにアイデンティティを見出しており、義賊と呼ばれると怒る。敵も多いため、自分や仲間に生命の危機が及んだ場合は容赦なく殺すハードボイルドな部分も強い。
逆に筋の通った悪党ゆえ、世話になった先達や好意を抱いた人物の頼みは快く引き受けたり、殺されてしまった時は自らの手で仇を討とうとするなど、義理堅い面も見せている。

ある国で活動した時は変装して革命軍を指導する事で結果的に国を救ったり、子供に対しては自分たちと同じ犯罪の道に進ませることを決して良しとせず、自分の前で犯罪をしようとする少年少女が出てきたら体を張ってやめさせようとするなど、やはり分類的には「義賊」に入るのかもしれない。

他、無類のカーマニアで「ベンツSSK」や「フィアット500」が特にお気に入り。
嫌いなものはタコと、古代の象形文字(一度ファラオの怨念に取り付かれたため)。

容貌

身体は長身痩躯であり、がに股歩きが特徴的。
顔は整っている方だが、いわゆる猿顔というやつで、美麗さよりも愛嬌を感じるもの。しかし本人は容姿に自信を持っており、自分を誰よりもイケている男と思っている節がある為、そこを仲間達や銭形に突っ込まれる事がある。

トレードマークのジャケットは第1テレビシリーズや『カリオストロの城』では緑、PartⅢではピンクPart4以降では、それ以外は主に
戦車が怖いようでは赤ジャケットは着られないとは本人の談。小さな物はジャケットの襟に隠す癖がある。

その犯行

祖父と同様、卓越した技量を持った大怪盗であり、本人も泥棒である事やルパンの血族である事に強い誇りを持っている。
その為暴力や脅迫に頼った短絡的な犯罪は嫌っており、万引き食い逃げなど胸を張って言えないチンケな軽犯罪もお断りである(偶然による役得は頂戴する事もある)。

高価なをコレクションすることよりも、鮮やかな手口で盗み出すこと自体に生き甲斐を感じている。その為盗んだ後の宝に対する執着は薄く、自らのミスや不慮の事故で紛失してしまったり、自分たちの生活費や遊びに交際、新たな盗みの資金等に使ってしまう事が殆どである。
また、元の持ち主に返却することや、ルパンが信頼した人物に譲渡する事も多い。


また、盗むのはいわゆる(美術的価値こそ高いものの)訳あり・曰く付きなお宝や、マフィアや悪どいことをして儲けている金持ちからが殆どであり、善人や弱者からは絶対に盗まない。
例外として、所有する財を強奪しようとする悪党から守る理由で失敬する事はあるが、真面目な金持ちの生活バランスは基本崩さないように心がけている。

さらに、万が一無関係な人を巻き込むような状況になった場合は、その人物に慰謝料を払ったり、壊した物を弁償したり、お宝を殆ど全部譲ったりと後々に何らかの形でフォローをする事がある。
また、社会的不安や世界的混乱を引き起こす可能性があるお宝(超小型原子爆弾の設計図や人工ダイヤモンドを大量生産する機械等)に関しては、自らの手で闇に葬る事がある。

数々の能力

日常生活では昼行燈そのもので、被害にあったことのない悪人からは「所詮ただのコソ泥」と侮られる事も多い。
しかし実際には人類最高峰の智謀・技術・度胸・要領・身体能力を兼ね備えた極めてハイスペックな超人であり、古くからのファンも今だに驚かされる程の立ち回りを魅せる。
一部の話ではその能力の高さに目を付けた研究機関から、研究対象として狙われた事もある。


まず卓越した変装の名人である事が挙げられ、男女子問わず誰にでも変装することができる。
姿形や声だけでなく、癖や仕草、筆跡までも真似ることができる為、見破ることが非常に困難。顔を強く引っ張ればメイクが剥がれ見破れることもあるが、それを見越して強固に変装していることもある。

また職業柄、芸術品に対する審美眼や贋作を見抜く知識はかなりのものであり、少し見ただけで様々な絵画などの美術品宝石貨幣などの真偽や価値を的確に見抜く事ができる。


愛用する拳銃はワルサーP38
ルパンがメインで使用する銃。作品によっては失くしたり壊れたりするが、最後は直ったり、戻ってきたりする。
次元曰く、「拳銃は女と同じで、ワルサーはルパンしか言うことを聞かない」らしい。
次元にワルサーはそれ一丁なのかと聞かれていたが、駆け出しの頃はシルバーメタリックタイプも使っていたらしい。

銃の腕前もピカイチで、さすがに次元には敵わないが、次元や不二子や五ェ門、時には銭形とのコンビで敵を倒すシーンも多くある。
拳銃以外でも、サブマシンガンや戦車なども扱っている。


更に歴史社会学など様々な学問に通じている他、情報収集力も各国の諜報機関と互角以上で、アナログからデジタルまであらゆる情報網に精通している(その反面、アニメなどではこんにゃくがの類だと知らなかったり、日常生活で普通誰でも知ってるような事に意外と無知な発言も稀に見せる)。
最新鋭の電子機器やインターネットを扱う技術にも長けており、明らかにオーバーテクノロジーな機械を自作で作れたりする(例えるなら、2001年当時でスマートフォン並の多機能な携帯電話を自作している)。

ドライビングテクニックに関しても国際A級ライセンス持ちであり、作中でも人間離れしたド派手なカーチェイスを繰り広げる描写が多い。
F-1を始めとした様々なレースに出場することもあるが、立場上シリーズ参戦は難しいためスポット参戦が基本である。


身体能力も相当なもの。足で頭がかけるほど器用かつ柔軟な関節を持ち、その柔らかさを生かした縄抜けが大の得意。その応用がかの有名な「ルパンダイブ」である。
スポーツについてもラグビーや、アメフト、ボクシング、クレー射撃、社交ダンスなど何でもこなせ、足自体も相当に速い。ジャンプ力も非常に高く、助走なしでも約10メートル以上上にジャンプすることができる。

その細さとは裏腹に腕力も強く、素手で相手を倒す場面も多い。一応これといった格闘技は習得しておらず、全て聞きかじり程度である。

ルパンと殺し

特にアニメ版においては悪質な敵対者と殺し屋のような血を見るのが好きな悪党以外は殺さない、というのがモットーである。
特にカタギの人間や、普通の警官警備員などは原則、どんなに敵対しても手にかけない。その他中途半端なチンピラ等も殺すことなく軽くあしらっている。

よく“女性は手にかけない”と言い、確かに男性より圧倒的に少ないが、これはあくまで上記のモットーを原則としているだけである。
ある話では保身の為に平気で仲間を殺し、ルパンもだまし討ちにしようとした黒幕を容赦なく射殺した事がある(これは怒りを感じながらも命乞いに応じて「失せろ」と言ってくれたルパンの温情をあろうことか踏み台にした為で、この件は彼にとって苦々しい思い出となった)。

その他同様の理由で、何人かの女を自らの手で殺した事があり、我欲のためだけに仲間や自分を裏切る者と、この世を自分だけの物にしようとする者は、ルパンにとって決して許される事ではないのだ。たとえそれが女子であっても。


また、銭形は例外的にに関わる“イタズラ”を仕込まれることがあるが、これも「銭形なら死ぬことはない」とある意味信頼しているが故である。
とは言え、実力のある殺し屋や、犯罪組織のビッグネームを結果的に手にかける事も多いため、「殺しのテクニックは一流」と評されることもある。

世界中の腕の立つ殺し屋共は、よくルパンの命を狙っており、中には「ルパンを殺す事が出来た」と思って浮かれる者もいるが、結局様々な要因で失敗に終わり(ルパンの協力者かルパン自身がそのような事をして騙す、あるいはあらゆる偶然が重なる、または敵がよく確認しないため)殆どが返り討ちに合って最後を迎えてしまう。

それどころかルパンは、爆発によってモビルスーツがバラバラになって深海の水圧に押しつぶされてもなお、細い体になってまで生き延びている。
そのものすごい生命力は、人類を凌いでいる事を象徴しているだけでなく「ルパンを殺すのは、簡単な事ではない」という事を強く認識させられるものである。

原作

原作では素顔とされる姿も変装であり、本来の素顔は完全に不明で次元や銭形すら知らないとされている。
一方アニメでは「これは生まれつきのモンキー面」と言っており、少なくともアニメにおいては我々の知る顔が素顔である事は間違いないようだ。

だが、原作から過去シリーズまでの歴代ネタを引用しているアニメ5期では原作版の設定が適用されており、最終回ではある人物に素顔を見せに行くシーンがある。

また、原作者が好きではないルパン小僧』という続編の主人公「ルパン小僧」は、ルパンと不二子の息子であるとされている。

関連タグ

ルパン三世 次元大介 石川五ェ門 峰不二子 銭形警部
ルパンダイブ ルパンファミリー ルパン一世 ルパン二世 泥棒
山田康雄 栗田貫一 
ワルサーP38 ベンツSSK フィアット500
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関連外部リンク

ルパン三世 (架空の人物) - Wikipedia
ルパン三世(キャラクター)とは - ニコニコ大百科

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