解説
日本男児などと同じく、他の男性の規範となるべき存在。
ちなみに、外見や年齢だけで判断するのは紳士のすることではないので、老人だろうが少年だろうが、富めようが貧しかろうが紳士と呼べる人物たれる。
だが、しかし…
このように紳士とは須らく上品であるべき存在なのだが…
なぜかネットスラングや漫画などでは多くの変態が「紳士」の称号(資格)を得ている。
これは変態仮面が持つ紳士性とギャグマンガ日和の「変態という名の紳士だよ!!」という台詞に起因すると思われる。
そして、ネット上などで使われる「紳士」という単語は、暗に「変態」という意味で呼ばれ(例えば「紳士向け」の場合、「名画など、落ち着いていてゆったりとしたもの」ではなく「ハレンチで変態ホイホイなもの」の意味で使われることが多い)、侮辱と受け取られるおそれもあるので、空気を読んで判断しよう。
また「淑女」も、同様の意味で使われることが多い。
あくまで紳士的に
とはいえ、ただの「変態」ではなく「紳士」と名乗る以上、それなりのモラル・カリスマを要するという意見も多い。
その内容は「全裸でもちゃんとネクタイと靴下を着用する」のような変態の節度から、
「Yes!ロリータNo!タッチ(COMICLOの標語)」のような犯罪行為に走らない順法性、
「他人の趣味への尊重」といったサブカルの仁義まで様々で、論者により異なる。
あまり乱行が過ぎて紳士同盟から追放されないようにしようではないか、紳士諸君。