畠中祐
はたなかたすく
桜美林大学芸術文化学群卒業。声優としての所属先は賢プロダクション。
父は俳優兼声優の畠中洋、母は同じ賢プロダクションに所属する俳優兼声優の福島桂子。
映画『シャギー・ドッグ』の吹き替えでは親子3人で共演している。
両親が俳優だったため、通常の会話なのか台詞なのか区別がつかない中で育ち、子どものころから両親と同じ道を歩むと思ってきた。
小学5年生のころ、一般公募を通じて『ナルニア国物語』の主人公エドマンド・ペベンシーの吹き替えで声優としての第一歩を踏み出した。
その後、『遊戯王ZEXAL』で主人公・九十九遊馬の声を当てることとなった。この時はまだ声優として活動するかどうかあやふやな時期であったが、より大きな経験を積むこととなる。
しかし芸能の道の言葉には言い表し難い険しさを知る両親から「（本作での成功体験だけを糧にして）本当に声優として活動するのか」と真剣に問われ、熟考した末にやはり「やりたい」と考えるようになったという。
遊馬や蒼月潮のやんちゃな少年ボイスが印象に残りやすいため、「そういう声の人」と思われがちだが、FF7Rのレズリー・カイルやジョジョ第4部の美那子の彼氏を担当していることからもわかるように、そこそこ年のいった男性を演じることもできる。また、永倉豪や新城柊真のような思春期の思い悩む繊細な少年の役もこなす。
子供の頃の夢はウルトラマンになる事だったらしいが、2020年6月スタートの『ウルトラマンZ』では主人公「ウルトラマンゼット」の声に抜擢された。
グッズも円谷のスタッフから貰うのでは無く自分でウルトラマンのグッズを買っているとウルトラギャラクシーファイト運命の衝突のオーディオコメンタリーで語っており、ウルトラマンタイガ役の寺島ともマニアックな話をしている。
2019年12月29日に、自身の主演作である『甲鉄城のカバネリ』で共演した千本木彩花との結婚を発表。同作品の主人公とヒロインを演じた2人が実生活において結ばれたことから、ネット上にて大いに盛り上がった。
