ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

恩恵はなし。「アーシアンは黙って働け」 だもんなあ

CV:畠中祐


概要

アスティカシア高等専門学園地球寮に所属するメカニック科2年生。学籍番号LM238

オジェロ・ギャベルとは悪友同士。


ギーク(コンピューターオタク)の強みを発揮している場面はさほど見受けられないものの、エアリアルのOSが「優れたエンジニアによって開発された非常に高度なものである」実態に驚愕、社用アプリケーションを安物にしたのに対しても低機能さに愚痴をこぼす等、観察眼は相応に有している模様。


人物像

第4話の追試時のスレッタへの反応(後述)や6話の「破産覚悟のフライトユニット製作」の際に他のメンバーと同じように躊躇せず協力したことから、有情ではあるものの、他の寮生に比べるとややダウナー気味な人物。

事実、夜のニュース番組でアーシアンのデモが報道された際には彼らが搾取され続けている現状を皮肉り、ミオリネのインタビューを視聴し「雲の上の存在となってしまった」と評したオジェロに「元から格が違う」とツッコんでいた。

また、その不遇に鬱屈した思いを抱えているからか、一旦キレるとかなり口が悪くなる。


テンションはダウナー気味ながら、オジェロと共に〈決闘〉の賭けに興じたり、ティルも交えて3人でダウトをプレイするなど、協調性はあって仲良くやっている。ティルに「ダウト」を宣言されると動揺しており、駆け引きにはあまり強くない様子。

〈決闘〉のベットも寮が慢性的な資金難にあえいでいる状態は(一応)理解していると思われ、大穴狙いはあっても明らかな負け側へのベットは流石に行わない。


第8話のGUND-ARM Inc.経営施策会議で、「この会社は何を売るか」という話題の際、ミオリネが選択肢の一つとして「ガンダムを兵器として売る」を挙げると、「まぁ、それが自然だよな」と真っ先に同意するが、誰も賛同しなかったので「何だよ?儲かるだろ?」と怪訝そうに呟く。アリヤに「君は戦争孤児じゃないのか?」と問われると、「そんな奴、地球じゃごまんといるよ」と答え、オジェロが「俺は人殺しの道具で稼ぎたくない」とこぼすと、「何だかんだお坊ちゃんだわ、お前」と棘のある口調で返したため、その後しばらくオジェロとは口も利かない冷戦状態になってしまった。


この短いシーンでは彼の全ては知る由もないが、おそらく戦争孤児で、それなりに過酷な境遇を体験したが故に、理想よりも現実を重視する悲観論者的性格が形成されたのではないかと思われる。


上記のように、兵器に対する悪感情は薄く割り切っているようではあるが、いざ自身が追い立てられると「死にたくねぇ!」と怯えており、兵器の的となるのは(当然であるが)歓迎していない様子。


動向

第1話から登場しているが、当初はミオリネとグエルの〈決闘〉をオジェロと共に観戦し乱入してきたスレッタにニカが手帳を貸した理由を質問したり、後のスレッタとグエルの〈決闘〉を観戦する程度だった。

4話の実技試験にはチュチュのスポッターとして参加するが、遅効性遮光塗料による妨害で落第。スレッタの地球寮入寮時には、ニカの「スレッタさんは私達を下に見たりしない」という言葉の後でも、オジェロとともに彼女がスペーシアンであることを理由に協力を渋っていたが、これは恐らく「スペーシアンに妨害されたチュチュが吹き上がる」のを危惧したためと思われる。現に、追試の際にリトライを繰り返すスレッタを不憫に思ったのか、ミオリネに「見えないんじゃ出来るわけないよ」とイラついた様子もなく、むしろ諦めたような悲しそうな声と表情で言い、彼女に「あなたも手伝って!」と言われた後でさえ反発せず「ええっ!?」と困惑し、さらにチュチュが妨害組を殴りに行った時も、ミオリネへの態度とは明らかに違い「あのバカ!」と怒りチュチュを止めに行っていた。

再度入寮する流れとなった際にはそのまま受け入れ馴染んでおり、彼女とエランの〈決闘〉の際はフライトユニットを作成していたが、製作費は寮の全予算とスレッタへの掛け金をはたいている=自転車操業である旨をオジェロと共に伝えた。

一方でエランの〈決闘〉に賭けるも、ダイゴウ寮ではオジェロ共々20万スってしまうが、グエルに対しては予期せぬ新型の出現で的中させた。


ミオリネが起業したGUND-ARM Inc.へ他の地球寮生と共に強制入社させられてしまい、オジェロとは軍需産業として営業する展開で反目するが最終的に和解。

グラスレー寮との〈決闘〉ではアリヤと共にオペレーターとして参加した。


無事起業が認められると、GUND義足の運用試験が無事成功したのを喜ぶ。

その後、購入した社用船でプラント「クエタ」への航海訓練を行うが何者かの襲撃に居合わせてしまう。襲撃部隊の一味が係留していたドックに迫り、死を前に怯えていたがニカの決死の行動で寮生は難を逃れるが……。


余談

  • 演者の畠中は過去にMSのジェネレータ出力について調べていた事があったらしく、その件について2023年2月26日配信の『地球寮ラジオ』なる『魔女ラジ』特別回で語っていた。なお、現時点ではヌーノにMSオタクの設定はなくあくまでギークである(大事な事なので言いました)。

関連タグ

機動戦士ガンダム水星の魔女

アーシアン

孤児

ギーク


主要人物


アスティカシア高等専門学園

地球寮株式会社ガンダム


















ALERT

ニカ?


※Season2以降のさらなるネタバレ注意!!


今のは、何を見せたんだ?

ALERT
















Season2以降の解説

プラント・クエタ襲撃から二週間後、命からがら生還。襲撃の件について(学内で)緘口令が敷かれていると伝え、オジェロやリリッケが未だに引きずっている様子を心配しつつ社長の不在に愚痴を零していた。

スレッタの決闘延期に伴う連戦ではオペレータを務め、MSコンテナのサポートスタッフへ減速に備えてシートベルトの着用を勧める気遣いも見せ、フェルシーらジェターク寮が小馬鹿にするためにオープンキャンパスの出店に訪れた際は背中に隠れられたスレッタに目線を向けており、(GUND-ARM Inc.に)入社したがクエタに同行させられなかったエランに同情するなど気配りの出来る面もみられるように。

学園艦内の「事故」の後、消息を絶った編入生2人とニカの心配をするがアリヤにランブルリングへ集中するよう窘められる。しかし、編入生ソフィ・プロネノレア・デュノクが決闘中に暴走し先の襲撃者の一味であったと知ると愕然としていた。


ランブルリング襲撃でフロント管理社にニカが拘束され地球寮にいわれのない襲撃の手引きと「ガンダム」による人体実験の悪評が広まり、立腹したチュチュに対して停学中に騒ぎを起こすべきではないと諭した。

帰還したミオリネからニカが行方不明と告げられると、チュチュの謝礼と引き換えなのか(以前愚痴っていた)社内用アプリを買い換えてほしいとせがんだ。彼女の誕生日に執り行われた決闘では、対戦相手のグエルは新調されたダリルバルデであったがなぜか不調であったため接戦を繰り広げる。相手の左腕と右脚部を破損させ、このままとどめを刺すかと思われたが突如エアリアルが停止しスレッタの敗北に呆然としながら、(一見)心無い言葉を掛けるミオリネを見届けるのであった……。

敗北したスレッタが平静を装い授業をこなす姿に違和感を覚えつつも、地球へ向かうミオリネの見送りにベネリット社フロントに訪れるも、帰寮後にふて腐れており授業も欠席を繰り返す様子に破局してしまったのではないかとぼやいた。

その翌日、チュチュがスレッタの盗み食いを未然に阻止して朝食の風景に連れ出した際には、行方をくらましていたマルタンが戻りこれまでの経緯を説明すると、事情や心情を理解した。


しかし、ミオリネが向かった「クイン・ハーバー」でアーシアンのデモ隊が自社広告塔であるエアリアルによって鎮圧された件について苦情が殺到。件数を数える事を諦めたほどであった。リリッケの言葉もありスレッタ同様ひとまず授業への出席を選ぶ事に(裏を返せば、対応に追われ欠席せざるを得なかったとも捉えられる)。

だが、突如かつて地球寮に編入していたノレアが乗機を用いて学園内部で破壊活動を実施。寮舎が破壊され地下に避難したが、デミトレーナーを失いながらも血気盛んなチュチュはそれでも迎撃に向かおうとしていたところセセリアがブリオン社の新型「デミバーディング」を貸し出すと発言。しかしチーフメカニックのニカが不在であり調整が難航するであろうとオジェロとともに渋っていたが、噂をすれば本人が現れた。


学園崩壊後、避難キャンプにて地球寮(会社として?)一同支援活動を行っていた。スレッタから電力供給が不安定となり保存が効かなくなった冷凍トマトを不在のミオリネでもこの状況下であれば許すであろうと事後承諾として持ち出し、カーゴに乗せて配布。

宇宙議会連合査察官グストン・パーチェを連れたベルメリアから、クワイエット・ゼロ計画を聞かされ、計画阻止のためスレッタはリミッターの設けられていないプロトタイプGUND-ARM「キャリバーン」搭乗を薦められたがニカやチュチュを中心に猛反対され、妥協案として地球寮一同が作戦に参加する事に。

学園出発直前にオジェロに対してフェルシーから同行したいと申し出る様を遠目から見守り、リスクを背負ってまで搭乗するキャリバーンのパイロットであるスレッタの行方を気にかけていた。ベネリット本社フロントでミオリネが再起のきっかけを作ったスレッタを伴ってホルダー決定戦以来再会すると暖かく(?)出迎えた。

作戦が決行されると、学園艦に乗船しオペレーターを務めた。大破し回収されたエアリアルの補修もオジェロとともに行っている。


3年後、学園を卒業しフロントで刑期と資格試験を終えたニカを出迎え、旧地球寮に加え元シャディクの側近らとともに地球の麦畑で黄昏の中スレッタとも再会するのであった。


Season2以降の余談

関連記事

親記事

地球寮 ちきゅうりょう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 533555

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました