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フォルドの夜明け

ふぉるどのよあけ

フォルドの夜明けとは、アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する組織である。
目次 [非表示]

概要

日本を拠点としているアーシアン武装勢力。公式サイトでは「反スペーシアン組織」と紹介されている。拠点の1つと思われる廃校では(表向きには)難民キャンプを運営していると見られ、非戦闘員の避難民(戦闘員の妻子を含む)もキャンプに多数おりジャガイモ畑も存在している。


活動

アスティカシア高等専門学園に在籍するシャディク・ゼネリとの個人的なコネクションを持ち、彼らから支援を受ける見返りとして破壊工作などの汚れ仕事を請け負っている。

連絡役はシャディクが手配したある人物を仲介している。


ベネリットグループ所有の開発プラント「クエタ」近海での襲撃の際にはジェターク社旧式モビルスーツ(MS)6機に加え出自が不明なGUND-ARMとみられる機体2機も貸与され、用いられた。欠陥が改善されていない旧来のGUNDフォーマット機であるため人員の消耗が発生するが、予備の人員は持ち合わせていないとみられる。

極めて優秀な電子戦装備も運用しており、プラント・クエタ襲撃時には長距離通信を遮断するのみならず、プラント守備隊やドミニコス隊の通信、識別信号を傍受し、その動向を一方的に把握して優位に立っていた。


しかし、地球全体の苦境も手伝って物資そのものに余裕があるわけではないようで、キャンプにそれなりに長くいたソフィらも満足な食事はできていなかった模様。

組織が保有していた戦力は先の電子戦装備に加え、貸与された機体以上に旧式あるいは低性能な機体4機と荷台に大型火器を装備した車両2両のみと型落ち感が否めず貧弱である。MSは整備の際に交換したと思われる回路が焼き切れたハズレをつかまされており、対物ライフルは戦闘中に弾切れもしくはジャムを起こしており、およそ十全の状態とはほど遠い。

人員も払底しており、兵士としての教育もなされていないため統率が取れず、スペーシアンへの憎悪が強い者の暴走など合理的な行動や判断を行えない(これにより、撤退時に無用な被害が発生している)。地上戦時には全員パイロットスーツ無しでこれに関してもプラント・クエタ襲撃時に貸与されていた可能性があり、慢性的に逼迫している状況が窺える。

避難民とキャンプは組織の隠れ蓑であるが、避難民側も承知の上での相互協力関係にあるようで、有事の際はフォルドの夜明け側も便宜を図る体制にある。


運用兵器

MS


艦艇

  • カシュタンカ:彼らに拿捕された輸送船。ベネリットグループと協業する他社船であるが、便宜上ここに記載。
  • 後方待機班船(仮称):クエタ襲撃にあたり、オルコットとその部下以外のデスルターを搭載した。

その他

  • 装甲車両:撤退戦時に対物ライフル装備とミサイルランチャー装備の2台を使用。ECMも装備されていた。
  • トラック:ごく一般的な荷台の付いたトラック。(推定)フロントエンジン。避難民を輸送していた。

所属人物

代表


メンバー

モブとしてだが女性兵(CV:瀬戸麻沙美)なども存在する模様。


客員


避難民


捕虜


余談

  • 廃校で栽培されているジャガイモは、ミオリネの栽培していたトマトと同じナス科であり、毒性ゆえに当初は食用とされていなかった経緯を持つ。毒性をGUNDの呪いになぞらえているのだろう。
    • ミオリネのトマトは(整備された)宇宙〈そら〉の温室で栽培され食するシーンが描かれ、廃校のジャガイモは(荒廃した)地球の露地栽培であり実際に食していると思われる描写が(現状)存在しない点でも対比されている。
  • 「廃校周辺は兵庫県加古川ではないか?」とされている。ガンダムシリーズとしては所謂聖地巡礼が容易な方である(聖地の1つであるオデッサは現状、来訪不可能であるため)。加古川市長も反応した。
  • 2023年4月23日配信の『魔女ラジ』第28回は『フォルドの夜明けラジオ』と称してソフィとノレア演ずる井澤詩織悠木碧がパーソナリティーを務めたが、ページが彼女らに乗っ取られており、ラジオのプレーヤーのイメージ画像だけではなく、表記やページ名までもが書き換えられていた。
    • 実際の放送でも井澤と悠木が番組を乗っ取った件について冒頭で煽りも交えて触れており、締めでは尺の関係で作品について語り切れない事を惜しんでいた。
    • 2023年4月30日配信の第29回ではこの件を含め、悠木が展開に荒ぶっていた点や特別回についても触れていた。

関連イラスト

地球の魔女水星の魔女 ソフィ、ノレア


関連タグ

機動戦士ガンダム水星の魔女

アーシアン


スペーシアン


柳瀬敬之主なデザイン担当(後述するものを除き、パイロット用ノーマルスーツ含む)。

形部一平一部デザイン担当(ジェターク製のデスルターや船員用ノーマルスーツ等)。

鈴木勘太プロドロスのデザイン担当。内装に関しては海老川兼武がデザインしている。
















ALERT

ネタバラしって、知ってる~?


※以降から本組織の実情=ネタバレが記されます! ネタバレが嫌なユーザーはブラウザバックを強く推奨します!


ネタバレして逃げたスペーシアンがどの口で。

ALERT


























真の解説

派遣されたGUND-ARMとパイロットは、21年前に壊滅したと思われたオックス・アース・コーポレーションからのものであった。

しかし、オックス社を再建させたのは、何を隠そうスペーシアンである宇宙議会連合の理事会を中心としたタカ派であり、シャディクも本質的には思想的に相容れず、利害の一致で行動しているだけではあるが、タカ派と協力関係にあった実態からもフォルドの夜明けは道化でしかなかった。

報復までの速さも、任務に失敗した証拠隠滅のためであった。仮にデリング・レンブラン殺害に成功していたとしても、命運は変わらなかったと思われる。

結局はプラント・クエタ襲撃の責を押し付けられた形になって攻撃を受け、所持機体や戦闘員を大方失ってしまい(ベッシとオルコットのプロドロスだけが残っている)、オックス社の秘密ハンガーにあった量産型ルブリスの機体もプロスペラに破壊され尽くしてしまいハイスペック機体や人員の貸与を受けることもままならなずこれまでのような活動は困難になったと思われる。

ベネリットグループ解散の報を聞いたナジはメモリを折って何らかの証拠隠滅をしたのち、オルコットを促して何処かへ去っていった。二人とも手配されている身であり、どこかに身を潜めることにしたと思われる。


彼らと共同していた避難民の一部は別の場所へ移り住み、さらに一部の子どもたちは教育を受ける機会に恵まれるようになった。


真の余談

  • 宇宙戦で用いたパイロットスーツは議会軍のものと類似しており(デザイナーが共通しているため当然であるが)、貸与された可能性が高いと思われる。

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