「頼むよ ベッシ。」
「ポイントマンは任せてくれって。」
CV:山口令悟
概要
「フォルドの夜明け」に所属するモビルスーツ部隊のメンバーである黒人青年。
組織の中でも若い方で、お調子者で自信過剰なところがある。
解説
実戦を行える程度の最低限のモビルスーツ操縦技能を持ち合わせている一方で、精神的には良くも悪くも年齢相当で記事冒頭の台詞で触れられたポイントマンに志願しなかったフィリップを臆病者と誹るなど、蛮勇を勇気や度胸と勘違いしている節がある。
恐らく組織への参加理由もスペーシアンを殺せるからというものでしかないと思われる。
動向
プラント・クエタ襲撃で初陣を飾るが、オルコットら本隊が奇襲を掛けた後に別動隊としてプラント内に侵入し歩兵を突入させるという裏方扱いであり、現時点ではクエタ戦での別動隊の戦闘シーンは描写されておらず詳細は不明。
しかし、初陣で何事もなく生還したという経験が彼の性格と相まって禍根を残す事となる……。
その後、ベネリットグループの駐留部隊の急襲に対応するメンバーの1人となる。
「避難民の移動を優先するためこちらから攻撃は加えないように」と事前に指示されていたにもかかわらず、敵部隊が上空を旋回しているのを見て恐怖と緊張に耐えきれず飛び出して攻撃を加えてしまい、戦闘突入を招いてしまう。
彼の攻撃に対応するために敵が放ったミサイルが校舎に当たってシーシアの死亡の原因となってしまう(ジャリルは目撃しておらず、知りえなかったが)。
彼の暴走は先輩メンバー達からはある程度危惧されていたらしく、グリスタンは「あのバカ!」と叫んでおり、フィリップは「やっぱこうなんのかよ」とぼやいている。
その後、指示で工場に敵部隊を誘導して時間稼ぎをする作戦に移行したが、マチェイが起動したトラップで敵機が倒せたと思い込んで油断した隙にコクピットを直撃されて死亡した。
余談
- 彼が志願したポイントマンは斥候兵を意味するが、撤退戦かつ劇中の描写から殿の役割であった。
- 当然どちらの意味でも非常に危険で難度が高いポジションであり、ジャリルの申し出は蛮勇と言わざるとえない。そしてそれをこなす器量も持ちえなかった……。意味合いは異なるが、「新兵のかかる病気」にかかってしまったといえるだろう。
- ある意味伝説となったパイロットの系譜ではないかとも評されている。
- 当然どちらの意味でも非常に危険で難度が高いポジションであり、ジャリルの申し出は蛮勇と言わざるとえない。そしてそれをこなす器量も持ちえなかった……。意味合いは異なるが、「新兵のかかる病気」にかかってしまったといえるだろう。