概要
多くの場合は艦娘が「轟沈」した、まさにその瞬間を描いた絵につけられる。
『艦これ』にはロスト要素があり、敵の攻撃によって耐久力が尽きた艦娘は「轟沈」となり、悲壮感あふれる言葉を遺して消滅してしまう。
その光景は、艦娘を轟沈させてしまった提督の心に深い傷を負わせるには十分すぎる物だろう。
しかし、そこで「なぜ艦娘が轟沈してしまったのか」を考えてみよう。
『艦これ』では、戦闘突入時に一定以上(大破)の損害を受けていない限り、艦娘はその戦闘ターンでは絶対に沈まないようになっている。
たとえ敵の猛攻を受け続けたとしても、上記の条件を満たしてさえいれば艦娘は耐え切ってくれる。
つまり、艦娘たちが轟沈したという事は、提督に「慢心」が生まれていた事の何よりの証拠なのである。
艦隊の損害を確認し、大きなダメージを受けた艦娘が居れば撤退する。ただそれだけで轟沈は避けられるのである。
しかし、そこで「一戦ぐらいは大丈夫」と欲を出し、「大破してるけど大丈夫だろう」と油断すれば、艦娘は海の藻屑となってしまうだろう。
既に中破⇒さらに大破した場合、カットインが入らないので特に気をつけること。
艦娘を沈めてしまうのは、敵ではなく提督・・・つまりプレイヤー自身なのである。
そのため、既に沈んでしまった艦娘を追悼すると同時に、それ以上の犠牲を出さないための教訓となるのがこのタグなのである。
慢心、ダメ、ゼッタイ!
え、慢心じゃなくて操作ミス?轟沈覚悟の捨て艦?バグが起こった?
・・・まあ、そういうこともあるよね。
ゲーム内では
正規空母の飛龍が、図鑑内での自己紹介において「慢心はダメ、ゼッタイ」と発言している。
pixiv内で普及した本タグは、それとは微妙に表記が異なる。
彼女や赤城が言及する、史実における彼女たちの慢心についてはミッドウェー海戦を参照のこと。
運営の慢心
妖怪猫吊るしとして知られる初代エラー娘だが、本来の業務は「チュートリアル娘」である。
なぜ彼女がエラー娘として登場していたかというと、実は運営の実装忘れ。サービス開始時に「そういえばエラー画面作ってなかったわ。まあ、エラー出るほど人増えないでしょ(慢心)」といった感じで、チュートリアル娘の猫吊るしをエラー画面の代打として使っていたのである。
…その後の人口爆発と着任制限については、この記事をご覧の方ならご存じだろう。
二代目が土下座して謝っているのは、エラー画面として描かれた「本来のエラー娘」ゆえである。
関連イラスト
轟沈以外での様々な慢心の例