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轟沈

ごうちん

艦船が、何らかの攻撃によって沈むこと。特に、短い時間で沈没する場合を指す。 また、潜水艦乗りをモデルにした同名の軍歌と映画のこと。
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概要

艦船沈没時の状態を示す用語で、攻撃を受けた艦船が短時間のうちに沈没する事を意味する。旧日本海軍の基準ではおおよそ1分以内で沈没した場合を指したが、それ以上の時間でも轟沈とされる場合もあった。

よく「撃沈(げきちん)」と混同される。
「轟沈」は「船が沈む」事で自動詞であるのに対し、「撃沈」は「船を沈める」事で他動詞である。

pixivでは主に『艦これ』の艦娘(かんむす)が敵の攻撃によって命を落とす事を指し、全提督の心に深い傷を負わす(轟沈前提で進撃を繰り返す「捨て艦」を行うような提督に関しては話は別だが)。

『艦これ』における轟沈

艦娘は、敵の攻撃によって体力が0になると、最後に切ない言葉を遺して海の藻屑と消え、二度と戻らない。救済処置無しのキャラロストシステムは、ブラウザソーシャルゲームにおいては結構稀な要素だったりする。

とはいっても基本的に

  • 旗艦は大破しても絶対に轟沈しない(旗艦大破時は戦闘終了、次マスへと進めず強制的に母港へ帰還させられる。ただし、ダメコンを搭載していた場合、それを消費して進軍するかどうか選択肢が出る)。
  • 旗艦以外の艦も大破状態で戦闘に突入しない限り、ステージ最初の戦闘で死ぬ事はない。また「昼間」で大破し「夜戦」に突入しても、戦果画面が出るまでは「ひとつ」の戦闘として扱われるため、轟沈はしない(「夜戦」→「昼間」も同様)。稀に「中破状態で戦闘ターンに突入し轟沈した」という報告されているが再現はされていない。バグ仕様変更の可能性あり。
  • 2015年現在、違反行為を繰り返すユーザーに対して制裁という形で「中破→轟沈」のフラグが発生するというがある、が、公式の発言が無いため真偽は不明である。
  • ただし、戦闘中「中破」から「大破」へと変化した際にはカットインが挿入されないため注意が必要。
  • 昼間時の雷撃戦後や戦闘終了後は提督の判断で撤退が可能。
  • 戦闘終了後の戦果画面において、じっくりと艦娘の状態を確認することができる。
という仕様である為、ちゃんと気を配っていればそんな機会に遭遇する事はないのだが、

「大破してるけど、十分避けられるはずだ」
「後一戦だけ…」

といった提督の慢心や、例え撤退するつもり全開でも間違えて「進撃」を命令してしまったその瞬間、大切な娘は命を落とす事となる。
(ちなみにこの命令選択、夜戦突入時は左が「追撃せず」で右が「夜戦突入」であるのに対し、進撃確認時は左が「進撃」で右が「撤退」とちぐはぐな事になっているので、本当に間違えやすいという罠※)
さらに、轟沈艦が1隻でも出た場合は例え敵艦隊を全滅させてもS勝利を取れない(最大でもB勝利となる)。

極めてグレーな手段ではあるがうっかり「進撃」を選択しても次の戦闘マスに到達する前であれば「ブラウザを閉じる」「ブラウザの再読み込みをする」事で撤退させる事が出来る。
但しこれは無線LANや低速回線など通信が途切れがちなプレイヤーへの救済措置であり、意図して多用すれば悪質なユーザーとしてアカウント停止措置が行われる可能性も有りうる。
 
また、装備アイテムで一度だけ耐久度が0になった時に発動し轟沈を防いでくれる「応急修理要員」「応急修理女神」(通称ダメコン)も存在するが、装備の有無は母港でしか確認出来ない為、このダメコンを装備し忘れている事に気付かず「ダメコンがあるから、一度だけなら轟沈しても大丈夫だろう」という気持ちで「進撃」し、艦娘を轟沈させてしまったケースも多い。
出撃前の装備品の確認は絶対忘れない事。

轟沈防止ポスター


慢心、ダメ、絶対。

もう少しで海域を突破できてたかもしれない? 帰ろう、帰ればまた来られるから
木村昌福提督、キスカ島撤退作戦で1度目の突入を断念した際の言葉)

なお、演習では轟沈してもロストすることはない(飽くまで轟沈扱い)が、この際ダメコンは発動せず轟沈ボイスも流れない。大破の状態で演習に挑み、この状態で致命傷を負うと、たとえダメコンを積んでいても、断末魔の叫びを上げることも辞世の句を読むことも許されず、見かけ上はHP1で大破のまま一切行動しなくなる。復活すらできないので、ある意味死亡の上位状態となってしまう。戦果報告でもロストしたものと扱われ、評価が下がる。もちろん轟沈扱いの艦娘に経験値は入らない
無論故意に行わない限りこのような事態にはならないため「大破の状態で演習に出さないように」というメッセージなのかもしれない。

※・・・この件については、「“判断を要する特殊な行動”と“ベーシックな行動”で配置したつもり」と田中氏が自ら語っている。

逆にこの轟沈を前提とした戦術が捨て艦である。特に決戦!鉄底海峡を抜けて!では多用され、多くの低練度の艦娘が三式弾を持つ高速戦艦(ルート固定要員)の囮としてアイアンボトムサウンドに沈んでいったという。「キャラクターを駒として使い捨てる行為」と解釈される事もあり、嫌う人も多い。

なお、このロストシステムを当て付けとして使い「艦これ厨やその艦娘のファンを激怒させる事を目的として、(特にイベント報酬等の貴重な)艦娘をわざと轟沈させる」「引退の際、憂いを残さない為に秘書艦を除く全艦娘を轟沈させる」(此方は轟沈させる事自体が目的なので、前述の捨て艦ですらない)等の行為も行われるようになった。
悪質なものになると、その様子をファンや運営に送りつけたり、動画投稿サイトやSNSに投稿して衆目に晒すという事例も見られる。
露悪趣味と見られても仕方がない行為なので、例えそのような事をしていたとしても他言は避けたい。

ロスト仕様が不評だった為か、あるいはゲーム性の問題か、後述するアーケードでは轟沈してもロストはせず、条件付きで復活が可能な仕様になった。

アニメ・メディアミックスでは

ただし、先述してきた仕様はブラウザゲーム・艦これ改での話であり、メディアミックスではリアリティを重視する為にこの設定が取り入れられていないケースが多い。
特にアニメでは、大破していなくとも油断していれば一撃で轟沈することが明確に判明している。実際、第3話にて、ある艦娘が一瞬の隙を突かれ、敵艦載機の生き残りの特攻により、無傷の状態から轟沈してしまった。→リンク先閲覧注意!

そして、アニメにおける轟沈は指揮官である提督の慢心やミスによって起こるものではなく、艦娘の慢心・油断によって起こるものとして描かれており、第四水雷戦隊の旗艦は責を取って謹慎処分となってしまっている。

艦これアーケードでは

こちらでの轟沈は「出撃不可」になるだけでキャラロストにはならない。
2クレジット払う事でできる「復活」か、司令部と艦娘のレベルダウンと引き換えに行う「復帰」によって再び出撃できるようになる。
決して↓のようにはならないのでご安心を。

艦これアーケードの轟沈システム(予想)



ただしGP制限+交代制の台が多い関係で「復活」は現実的ではない所が多く、司令部レベルも備蓄資源の最大値に大きく関わるためレベルダウンすると開発や建造に支障をきたすことになる。加えて、轟沈時演出もブラウザ版より格段に凝っているため、心が折れる提督もいるという。
よって、轟沈を極力避ける事がセオリーである事に変わりはない

また、厳密には轟沈とは言えないものの、カードを別な意味でロストしてしまう事例もあるのでご注意を。

艦娘カードロスト…



用法

pixivでは轟沈してしまった艦娘の供養や、他の提督に同じ思いをさせない為のイラストがあるほか、提督によって夜戦(意味深)で轟沈(意味深)されてしまうイラスト(稀に提督が轟沈されている)や、轟沈後の娘がどうなってしまうか等の絵もあったりする。

ちなみに、轟沈した艦娘をドロップなどで再入手する事を、俗にサルベージと言われる。


軍歌映画の『轟沈』

映画『轟沈』は大本営が1944年に作らせた記録映画。
実際の潜水艦に海軍の報道部隊が伊号第37潜水艦(劇中、艦名は軍事機密の為非公開)に乗り込んで撮影した。
なかなか本格的なので、潜水艦乗りに興味を持った人にオススメ。
なお軍歌『轟沈』は上記の映画『轟沈』の主題歌である。


関連タグ

みんなのトラウマ
沈没 艦これ 大破 ダメコン
慢心、ダメ、絶対 泣ける艦これ 本当は怖い艦これ 描いて供養
刀剣破壊・・・こちらは刀剣男士のキャラロストである。
軍歌 夜戦 提督轟沈

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