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カタパルト

かたぱると

「射出」を意味する英語。転じて航空機を発射する装置の通称。
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カタパルト(catapult)とは「射出」「勢いよく放つ」などを意味する英語
古代や中世で使われていた投石機の通称としても使われているが、日本では主に飛行機発射する装置「aircraft catapult」の通称として定着している。

概要

飛行機が自力滑走・離陸するには飛行場のような広大な施設が必要になる。
軍艦の上のような狭いところからでも発進を可能とさせるため、離陸を補助するための装置が考案された。
日本語では「射出機」あるいは「艦発促進装置」とも呼ばれる。

米空母のイメージが強い日本では空母の必需品のように思われがちだが、空母で使用できるカタパルトはコストや技術レベルが高いので、VTOL機を運用するSTOVL空母や、航空機の短距離離陸性能に頼るSTOBAR空母がある。

歴史

当初のカタパルトはもっぱら火薬式であったが、これは機体、カタパルト本体への負担が大きいため、射出されるのは軽量な機体に限られた。
頑丈な攻撃機戦闘機を武装して射出されることが難しかったため、偵察機専用となっており、水上偵察機戦艦巡洋艦から発艦するのに用いられていた。

第二次世界大戦後では、巡洋艦に搭載される航空機は、水上機ではなく一切の滑走が不要なヘリコプターが主流となっため、現在では巡洋艦にカタパルトが搭載されることはほとんど無い。

最初から甲板を持つ航空母艦においては、火薬式カタパルトに頼らずとも偵察機を射出できるため、あくまで実験的な運用にとどまっていた。
航空母艦での運用が本格的になるのは、緩やかで負担の少ない油圧式が実用化する第二次世界大戦直前のイギリス海軍から。これが同盟国であった米国にも伝わり、連合国側の戦力的優位を押し上げることとなる。

現代用いられているのは油圧式よりも最終到達速度が大きい蒸気式カタパルトだが、電磁式も研究中。

電磁式カタパルトは蒸気式よりも負担の少ない射出が可能で、複雑な蒸気配管が必要なくなり軽量にもなる。
2017年7月28日、ジェラルド・R・フォード級航空母艦からF/A-18Fを射出することに成功しており、運用開始も目前。

フィクションでは

発射する物や状況を問わず「発進を補助する装置」として定着。

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