概要
海大5型潜水艦は海軍大型潜水艦の第六陣である。
海大4型の改良型だが、機関をズルザー式3号ディーゼルに変え、船体形状も推進効率の良い形状に変更されている。 機関の変更理由は、ズルザー式3号ディーゼルを原形をとどめないほど改良した結果、信頼性が回復したために載せられたと言われている。
終戦時残存した艦は1隻もいなかった。
主な特徴
- 機関にズルザー式3号ディーゼルを2基採用。
- 船体形状を推進効率の良い形状に変更。
- 以上の影響か水上速力が従来の海軍大型潜水艦20ノットから20.5ノットに上昇している。
- 内殻の板厚が増加したことにより、安全航行深度が従来の60mから75mに上昇した。
同型艦
1番艦伊号第百六十五潜水艦
2番艦伊号第百六十六潜水艦
3番艦伊号第六十七潜水艦
関連タグ
第一次世界大戦終焉から第二次世界大戦末期の1等潜水艦
海大1型潜水艦 海大2型潜水艦 海大3型a潜水艦 海大3型b潜水艦 海大4型潜水艦
海大5型潜水艦 海大6型a潜水艦 海大6型b潜水艦 海大7型潜水艦
第一次世界大戦終焉から第二次世界大戦末期の2等潜水艦