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丁型改潜水艦

ていがたかいせんすいかん

丁型改潜水艦は、大日本帝国海軍に所属した一等潜水艦の艦種の1つである。
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概要編集

丁型改潜水艦は、丁型潜水艦に続く輸送潜水艦である。

丁型潜水艦との主な違いは、航続距離を短くした代わりに、ガソリン輸送を可能にし、物資輸送量も増大させた点である。

魚雷兵装に関しては、丁型潜水艦とは異なり最初から装備していない点。


6隻が計画されたが、伊号第三百七十四潜水艦が建造中止、4隻は計画のみだったため、1隻のみの竣工となった。

主な特徴編集

  • 安全潜航深度は丁型潜水艦の75mから100mに増加した。
  • 水上での航続距離は丁型潜水艦の15000海里から5000海里に減少した。
  • 水上での速力は丁型潜水艦と同様の13ノット・水中での速力は6.5ノット。
  • 丁型潜水艦が途中から魚雷兵装を撤去したのと異なり、最初から魚雷兵装を装備していない。
  • 搭載できる物資の量はガソリン150トン・艦内100トン・艦外10トンで、魚雷兵装を撤去した丁型潜水艦の艦内90トン・艦外20トンより多い。
  • 実は写真・図面が見つかっていないため、外観が不明となっている。

同型艦編集

1番艦伊号第三百七十三潜水艦

2番艦伊号第三百七十四潜水艦 ― 建造中止

マル戦計画で計画された艦 4隻 ― 未起工

関連タグ編集

潜水艦

大日本帝国海軍


第一次世界大戦終焉から第二次世界大戦末期の1等潜水艦

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