ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

小型潜水艦

こがたせんすいかん

小型潜水艦は、大日本帝国海軍に所属した二等潜水艦の艦種の1つである。
目次 [非表示]

概要編集

小型潜水艦が計画されたのは、太平洋戦争が開戦した年の昭和16(1941)年の「マル臨計画」と翌年の「マル急計画」のことであった。

本級小型潜水艦は、離島防衛用の小さい潜水艦である。 この小ささとブロック建造のお陰で量産性が良く1年ほどで完成できた。


しかし、当初の目的であった離島防衛には使用されることはなく、中部太平洋の哨戒任務に従事した。

損耗が激しく、終戦時まで残存した艦はいない。

小型潜水艦の評価編集

本級に搭乗した乗務員は、小さいために凌波性・速力・航続距離・居住性が良くなかったと評価している。 だが、この評価に関しては、中部太平洋の哨戒任務での小型潜水艦の評価である。

前述した通り本級は本来、離島防衛向けだったため、本来想定されていない性能を求められたために評価が悪かったのである。

居住性に関しては、通常の潜水艦同様の作戦使用をするために航続距離延長が必要となり燃料搭載量を増加を行ったり、乗員数を本来の2直38名から3直55名に増員した影響で評価が良くなかったと言われている。


では、性能が悪い艦だったかというと、そうでもない。

  • 潜航時間が早く、ツリムの調整が容易。
  • 魚雷発射管を4門所持。

 と離島防衛向けの潜水艦として見れば、高性能の部類である。


結論を言えば、乗務員の評価に影響を与えたのは、大日本帝国海軍の本級の使用方法が悪かったためであり、本級が悪かった訳ではない

同型艦編集

1番艦呂号第百潜水艦

2番艦呂号第百一潜水艦

3番艦呂号第百二潜水艦

4番艦呂号第百三潜水艦

5番艦呂号第百四潜水艦

6番艦呂号第百五潜水艦

7番艦呂号第百六潜水艦

8番艦呂号第百七潜水艦

9番艦呂号第百八潜水艦

10番艦呂号第百九潜水艦

11番艦呂号第百十潜水艦

12番艦呂号第百十一潜水艦

13番艦呂号第百十二潜水艦

14番艦呂号第百十三潜水艦

15番艦呂号第百十四潜水艦

16番艦呂号第百十五潜水艦

17番艦呂号第百十六潜水艦

18番艦呂号第百十七潜水艦

関連タグ編集

潜水艦

大日本帝国海軍


第一次世界大戦終焉から第二次世界大戦末期の1等潜水艦

巡潜1型潜水艦 巡潜2型潜水艦 巡潜3型潜水艦

巡潜甲型潜水艦 巡潜甲型改一潜水艦 巡潜甲型改二潜水艦

巡潜乙型潜水艦 巡潜乙型改一潜水艦 巡潜乙型改二潜水艦

巡潜丙型潜水艦 巡潜丙型改潜水艦

機雷潜型潜水艦

海大1型潜水艦 海大2型潜水艦 海大3型a潜水艦 海大3型b潜水艦 海大4型潜水艦

海大5型潜水艦 海大6型a潜水艦 海大6型b潜水艦 海大7型潜水艦

潜高型潜水艦

潜補型潜水艦

丁型潜水艦 丁型改潜水艦

潜特型潜水艦


第一次世界大戦終焉から第二次世界大戦末期の2等潜水艦

第七十一号艦

海中6型潜水艦 中型潜水艦

小型潜水艦

潜輸小型潜水艦

潜高小型潜水艦

関連記事

親記事

呂号潜水艦 ろごうせんすいかん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 94

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました