【注意】
※各プリキュア間の身長・学力・運動神経の比較について公式の設定は存在しないため、ピンクチームでのコメント欄での議論の結果、公正を期すためキャラクターのスペック表は廃止しております。スペック表の新規作成・差し戻しはしないでください。
概要
プリキュアシリーズに登場する白色のプリキュアの集合絵に付けられるタグ。
(厳密にはイーグレットは白ではなく銀白色という設定だが、キャラとしてはこのカテゴリーに該当)
構成メンバー
凡例:プロフィール欄の記号は◆が異界人や異種族出身、👭は兄弟姉妹持ち、🐹はパートナー妖精持ち、†は複雑な事情持ち(一部はリンク先ネタバレ注意)
雪城ほのか / キュアホワイト (ふたりはプリキュア/ふたりはプリキュアMaxHeart) CV:ゆかな |
---|
プロフィール:中2→中3/🐹 |
美翔舞 / キュアイーグレット (ふたりはプリキュアSplash☆Star) CV:榎本温子 |
プロフィール:中2/👭/🐹 |
南野奏 / キュアリズム (スイートプリキュア♪) CV:折笠富美子 |
プロフィール:中2/👭 |
夏海まなつ / キュアサマー (トロピカル〜ジュ!プリキュア) CV:ファイルーズあい |
プロフィール:中1/† |
キュアサマーは白×トロピカルカラーであると公式で明言されているため虹キュアの面も持つ |
虹ヶ丘ましろ / キュアプリズム (ひろがるスカイ!プリキュア) CV:加隈亜衣 |
キュアプリズムは「青空に浮かぶ雲がモチーフなので白がメインだが、彩雲のイメージも付加したデザインである」とプロデューサーが発言しているので虹キュアの面も持つ |
プロフィール:中2 |
坂上あゆみ / キュアエコー (プリキュアオールスターズNewStage) CV:能登麻美子 |
プロフィール:中2/🐹🐹/† |
特徴
外見的には殆どが変身前も変身後も長髪であるという特徴がある。
ほのか、舞、奏、ましろは学力が高く、まなつは逆に身体能力が非常に高く、あゆみはどちらも不明。
言葉遣いはほのか、舞、奏の3人は女性語を頻繁に使用し、反対にあゆみ、まなつ、ましろの3名は中性口調を常用する。
出自については2024年現在では地球に住む普通の女子中学生として統一されているが、ましろは異世界人との混血である。あゆみを除けば全員が初期メンバーだが、今後は純粋な異世界人や亜人に追加の白キュアが登場する可能性は十分あり得る。
また、ほのか・舞・奏は相方のプリキュアと妖精がいないと変身出来ない、相方と手を繋いで繰り出すメイン必殺技を持つなど相方とふたりでひとつという関係が強調されている。
白はプリキュアのイメージカラーとしてはあまり採用されないカラーリングである。特に近年は白キュアと言っても複数のサブカラーを随所に散りばめた虹キュアの要素を持つプリキュアが多く、純粋に白一色で勝負するようなプリキュアは長らく見られていない。
その理由は女児受けしない色だからという訳ではなく、むしろその逆。
白系コスチュームはどんなキャラに着せても似合う上に女児人気も高いため、シリーズが進むにつれて他のカラーのプリキュアのアクセントとして使われるようになった。白い羽をつけたり、白いフリルをつけたり、白い髪飾りをつけたり…といった具合でその傾向が進んでいった結果、白そのものをメインカラーに持ってきても仲間との差別化が付けにくくなってしまった。それが白キュアが少なくなった一つ目の理由である。
二つ目の理由として、現在のプリキュアシリーズはハートキャッチプリキュア!を皮切りに、作品後半にて強化フォーム(スーパープリキュア)に変身するのがお約束のパターンとなったことがある。
神や天使のイメージカラーとして使われる「白」は、強化フォームのメインカラーに採用されやすい。これによって白キュアはスーパープリキュアという形で継承され、基本コスチューム色としては採用率が低くなったのである。
(ちなみに、白色のプリキュアがスーパープリキュアにフォームチェンジする場合は金色系の衣装にフォームチェンジすることが多い)
また、白キュアは「ダブル主人公」という側面を強く意識された「2人チーム」の作品でもう一人の主人公として採用されているという特徴がある(映画限定のエコーやプーカは除く)。3人目以降が居たとしても追加戦士枠であり、更に言うと『Max Heart』のシャイニールミナスは厳密にはプリキュアではない(余談だが『5GOGO』の6人目であるミルキィローズもプリキュアではない)。
性格の傾向が白キュアに似ている青キュアはメイン主人公(=主役キュア)の「相棒」の立ち位置になりやすい傾向があるが、白キュアは存在感がさらに強い。つまりは主役キュアと完全に対等な立ち位置なのである。
映画限定プリキュアであるキュアエコーは「映画NS三部作の主人公的ポジション」であり、TVシリーズのプリキュアたちとは異なる「もう一人の主人公」である。
一方、キュアサマーは白キュアでは初のメイン主人公であり、性格の傾向も桃キュアに近い。青キュアである5人目が「もう一人の主人公的ポジション」として登場している。また、キュアプリズムの相方も青キュアである。
しかし該当者が少ない事、キャラの特性が青キュアに引き継がれた事などから、『プリキュアオールスターズDX3』では緑キュアと共にブルーチーム(青キュア)に編入された。
『プリキュアつながるぱずるん』における問題
プリキュアの「色」が実質上の属性として扱われるソーシャルゲーム『プリキュアつながるぱずるん』では白キュアが少ないこと(ホワイト、イーグレット、リズムの3名のみ)がゲームバランスの不安定化の要因の一つとなってしまっていた。特にキュアイーグレットが追加されるまでの約1年間は、キュアホワイトが唯一の白キュア枠だった(イーグレット追加時点で他の色は少なくとも4人以上存在していた)。同じく人数が少ないとされていた緑キュアがサービス開始後に急激に増加したこともあいまって、白キュアの不遇さはより目立つようになった。
さらに2019年9月に実装されたチーム戦では、「チームの人数に応じてHPと合体技のダメージ量が積算される」「同一人物のカードは複数枚使えない」「実装時点では全て同一色に揃える、またはパートナーを含めて全7色揃えることで合体技が使える」というシステムであるため、この不安定化がより際立つことになってしまった。白キュア3人全員揃っていても合体技は使えるものの総HP・ダメージ量で苦戦を強いられることになり、HPを補うために他の色を入れようとすると逆に合体技が使えなくなる(無論合体技を優先させるとパートナーを加えることもできないので、サポートとなるその必殺技も使えなくなる)。7色全部揃えようにも、必ずしもパートナーとなる「ともだち」が白キュアを持っている・メインに使っているわけではないため、確実に7色揃えるため現時点3人しかいない白キュアをイベントなりガシャるんなりで手に入れる必要がある。
この為、サービス開始時から出ていた「エコー実装待望論」がさらに高まる事になっただけでなく、既に「今後合体技のバリエーションを増やす」とアナウンスされていることから、「他の色との組み合わせによる早期の白の格差緩和」を求める声が出るようになっていたが、その願いは叶わず2020年6月2日をもってサービスは終了した。
その翌年の2021年以降は再び白メインのプリキュアが登場するようになり、もしサービス期間が延びていたら白キュアのプレイヤーキャラクターが増えていた可能性があったのが惜しまれる(もっともキュアサマーはメイン主人公であり、サブカラーとしてピンクが強調されていたため、桃キュア扱いされていた可能性もある。登場前にサービス終了したので考えても無意味だが)。
余談
実のところ、キュアエコーを除けば公式でイメージカラーは白色と明言されているのはキュアホワイトしかいない。
- キュアイーグレットは厳密には「白銀のプリキュア」であり、白とは若干ニュアンスが異なる。また、亜種形態のキュアウィンディは水色メインである。
- キュアリズムは放映当時はキュアメロディと共にダブルピンクだったが、プリキュアオールスターズDX3でキュアホワイトと同じチーム分けがされたことで白キュアと見なされるようになった。
- キュアサマーは「白×トロピカルカラー」がイメージカラーと公式で明言されており、虹キュアとしても扱われている。
- キュアプリズムは「青空に浮かぶ雲がモチーフなので白がメインだが、彩雲のイメージも付加したデザインである」とプロデューサーが発言しているのでキュアサマー同様、虹キュアとしての一面も持つ。
という具合である。実質、キュアホワイトのみが完全な白キュアという状況になる。
関連イラスト
白色の要素がある他のプリキュアたち
プリキュアオールスターズ関係
- キュアムーンライト:紫キュアだが、服や靴に白の要素がある。
- キュアマジカル:紫キュアだが、主人公プリキュアと妖精がいないと変身できない・ストーリー上の立ち位置等、設定面で白キュアの要素が強く出ている。
- キュアパルフェ:緑キュア/虹キュアだが、衣装に白の要素がある。
- キュアアムール:紫キュアだが、髪色が紫がかった銀髪である。また、成績優秀な点・相方がいないと変身できない点等、白キュア的要素もいくつか持ち合わせている。
- キュアコスモ:虹キュア/青キュアだが、星座ドレスのおとめ座ドレスの衣装や羽に白の要素がある。
- キュアフィナーレ:金キュア/紫キュアだが、全体的に白の要素がある。
- キュアシュプリーム:緑キュア/闇キュアとみなされているが、衣装は白の割合が多い。ただし、本性を現してからは黒ベースの姿に変貌する。
- キュアニャミー:青キュアだが、全体的に白の要素が多く、本来の姿は白猫。
番外戦士関係
- ロイヤルキャンディ : キャンディの人間体フォームであるが、公式ではプリキュアとは認められていない
- キュアトゥモロー : 主体となる色は淡いピンクだが、服に白の要素があり、所持するミライクリスタルもホワイトである。
- キュアアンフィニ : 変身時の背景色や服の裏地などから緑キュアと見なされるが、全体的に白の要素が強い。
- ブラックペッパー:衣装は白がベースとなっている。なお攻撃オーラは金色である。
- キュアプーカ:ピンクと白をベースとしている。
プリキュア強化フォーム(スーパープリキュア)
- スーパーシルエット : ハートキャッチプリキュアの強化フォーム
- クレッシェンドプリキュア : スイートプリキュアの強化フォーム
- イノセントフォーム / スーパーハピネスラブリー / フォーエバーラブリー : それぞれハピネスチャージプリキュア!の強化フォーム
- ドレスアッププレミアム : Go!プリンセスプリキュアの強化フォーム
- ダイヤモンドリボンスタイル : わんだふるぷりきゅあ!の強化フォーム
※上記はコスチュームそのものが顕著に白色化するものを抜粋。「強化フォームになると、白い羽やアクセサリー、フリルが追加される」程度ならば数えきれないほどのプリキュア強化フォームがその傾向にある。
関連タグ
プリキュアシリーズ プリキュア戦士一覧 プリキュア戦士派生タグ一覧
桃キュア(ピンクチーム) 赤キュア 青キュア 黄キュア 緑キュア 紫キュア 橙キュア 金キュア 虹キュア
このほか、他作品のキャラクターはホワイトヒロインを参照。