CV:坂本真綾
概要
映画『プリキュアオールスターズF』に登場をする映画オリジナルプリキュア。
変身者はプリム。
容姿
水色寄りの淡い緑と白を基調とする。髪型はツーサイドアップとは別にウサミミのように束ねている。髪色は水色寄りの緑だが毛先がマゼンタ。側頭部から謎の白い耳がでており、人間の耳は確認できない。
服装はベアトップのワンピースにかぼちゃパンツ、腕にアームカバー、脚に白いタイツとショートブーツを履いている。胸元は虹色の帯で囲われている。
全体的にうさぎの意匠が取り入れられており、前記の髪型に加えて、うさぎ型の髪留め、アームカバーやスカート、手甲のマゼンタのペイント(タトゥー?)等様々な箇所に取り入れられている。
イメージカラーについては雑誌等で淡い緑調と書かれていたので緑キュアだと見られる。コスチューム自体は白が全体の面積の多くを占めており白キュアと見ることもできるが。
また、悪のプリンセス同様に爪が黒い。
余談
映画に登場するオリジナルプリキュアとしてはモフルンが変身したキュアモフルン以来。完全新規としてではキュアエコー / 坂上あゆみに次ぐ、2人目の幻のプリキュアといえる存在である。なお、令和での映画初オリジナルプリキュアとなった。
また、『F』での登場歴代プリキュアに含まれており、79人目のプリキュアといえる存在でもある(キュアエコーを含めば80人丁度だったが、エコーは『F』では残念ながら番外扱いでカウントされていない)。
名前の『シュプリーム』(Supreme)は、英語で『最高』、フランス語で『最高位』『最上級』を意味する。『スプリーム』とも読む。
うさぎがモチーフになったのは、公開された2023年がうさぎ年だったため。変身前のプリムや妖精・プーカはキュアシュプリームから派生してデザインされた。
また、映画での登場シーンにて、画面の右下にプリキュアのロゴ(もどき)が表示されているが、ギリギリ読めるか読めないかまで崩された文字で書かれているため「結構そのまま元の単語の印象が残っていましたね。ひらめきさえあれば、たぶん読めると思います」と監督を務めた田中裕太はアニメージュ2024年1月号増刊にて語っている。
関連イラスト
キュアシュークリームではない。
某木星のセーラー戦士の必殺技名でもない。
関連タグ
キュアエコー:過去の共演映画に登場したオリジナルプリキュアで、最初の幻のプリキュアである。
キュアホイップ:うさぎモチーフのプリキュアの先輩。
歴代映画限定プリキュア
コメコメ/パムパム/メンメン→キュアシュプリーム/キュアプーカ→兎山悟/兎山大福
※ここから先は映画のネタバレを含みます
実は彼女は本物のプリキュアではない。
プリムが既存のプリキュア達を模して作り上げた、いわば疑似プリキュアである。その戦闘力も、妖精などから与えられたものではなく、彼女が元々持っていた力。
「プリム」としての姿も人間を模した仮初のものに過ぎず、真の姿は別にある。
本性を表した後は、コスチュームの白い部分が黒に置き換わったダークな姿に変化している。スタッフ間でのこの姿の通称は「シュプリームβ」。
純正のプリキュアではないとはいえ、その正体からするとキュアミルキー・キュアコスモ以来となる地球外生命体のプリキュアとも言える。また、プリキュアが映画のラスボスを務めるのは初。
上記のように色別に分類するなら緑キュアと見られるが、ピクシブ百科事典ではどの色のプリキュアともカウントしないという形で悪キュア扱いされることもある。
なお、上述した架空番組タイトルは『Another Dimension プリキュア』(英語部分は崩して異界言語風にしている)であり、彼女が異質な存在であることを表したものとなっている。