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松風天馬

まつかぜてんま

『イナズマイレブンGO』シリーズの主人公及び、その後のイナズマイレブンの作品にも登場している人物。
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「大丈夫!なんとかなるさ!」


「サッカー!俺、お前のこと、大好きだぁーーっ!!」


CV:寺崎裕香


概要編集

雷門中サッカー部1年生にしてキャプテン。ポジションはMF(海王学園戦、白恋中戦では一時GK)。背番号は8番(黒の騎士団戦、GKの際は18番)。化身使い

イナズマイレブン5周年特別企画「ベストイレブン!国民投票!!」では、

鬼道アフロディカノン(控え)、神童と共に栄えあるMFの座につき、

「決めろ!時空を超えたそよかぜステップ!」

というキャッチコピーと共に第1位に輝いた。


プロフィール編集

幼少期に沖縄で謎のサッカー少年に助けられたことを機にサッカー好きとなる。

以来サッカーを続けているが、練習相手がいなかったため一向に上達せず、ただドリブルだけは得意だった。

大きな才能を秘めていると久遠円堂から見られており、実際練習相手を得てからは頭角を現している。現在は雷門の決定力としても認められている。

また、三国が負傷した際はゴールキーパーとして活躍した事もある。


憧れの雷門入りに喜ぶも、サッカー界がフィフスセクターの管理で八百長が強要されていることを知る。

そして、そんなものは間違っていると判断し、自分たちのサッカーを奪われないようにするため、フィフスに従っていた先輩たちをサッカーへの本音と向き合わせ、彼らを反抗へと突き動かしていく。


準決勝後、倒れた神童に代わってキャプテンに就任した。


木野秋とは親戚関係にある。現在は彼女が管理人を務めるアパートに下宿しており、単身赴任の両親に代わって彼女に食事などの生活の面倒を見てもらっている。

また、沖縄にいた頃は綱海条介によく面倒を見てもらっていた。

綱海によると幼い頃は「綱海にーに」と呼んでいたようだが、今は「綱海さん」と呼んでいる。


クロノ・ストーンの改変された時間軸では幼馴染の空野葵と書道部に入っていた。

また、新入部員の菜花黄名子をいつも「黄名子」と呼び捨てにしていたようだ(黄名子談)が、最初の頃は「菜花さん」と呼んでおり、少しだけ距離のある接し方をしていたが後に黄名子に言われた通り「黄名子」と呼び捨てにしている。


歴史改変による雷門サッカー消去から取りこぼされていたためにアルファから直接的に介入を受けることとなるも、自らの意思で改変に伴う記憶の変化をはねのける。

その後、現れたフェイにキャプテン任命される形で即席チームであるテンマーズを結成。

サッカーを取り戻すために時空を超えることとなる。


豪炎寺曰くセカンドステージ・チルドレン(200年後人類の脅威と言われている存在)の候補として上がっていたとのこと。

これについては劇場版究極の絆グリフォンにて牙山がそれらしき存在として目をつけたところが描かれている。


幻想世界(アーサー王の伝説)では、アーサー王物語の主人公を務めながら、フェイと共に円卓の騎士の入団テストを受けた。合格して黄名子を救う冒険に出掛け、嘆きの洞窟で黄名子を助け出し、物語の存続を賭けてパーフェクト・カスケイドと試合をする。試合中、倉間に「人を率いるだけがキャプテンじゃない」と言われたり、みんなの応援の声を聞いたりして「キャプテンの役割」を知り、アーサー王とミキシマックスを果たした。


セカンドステージ・チルドレンとの戦い・ラグナロク第3試合では、フェーダチームのガルのキャプテンにフェイが入り、敵として戦うこととなる。


ギャラクシーでは新生イナズマジャパン入りし、キャプテンも務める。素人ばかりの上それぞれ悩みを抱えていたメンバーたちを励まし、チームを一つにまとめ上げていった。

また宇宙大会「グランドセレスタ・ギャラクシー」編では夢の中でカトラ・ペイジから宇宙を救う方法を聞き、各惑星に散らばっている星の欠片を集めた。

ガードン戦では諸事情で司令塔の神童が不在だったため神童が戻るまで司令塔役をしている。

決勝戦で剣城率いるファラム・ディーテと試合を繰り広げ、「コズミックプラズマ砲」に必要なライフエナジーを溜めることに成功する。


試合後は宇宙支配を目論むオズロック率いるイクサルフリートと戦い、計画を阻止する。チームが素人だらけという異色のチームを率いていく中で、別のキャプテン像を探していく中で無意識に自分のサッカーをセーブしていた。

それを見た瞬木の言葉で、目が覚めた天馬はセーブを外して自分本来のサッカーをすることでチームを引っ張り、イクサルフリートに勝利した。

「コズミックプラズマ砲」を使ったファラム・オービアスのブラックホールの消去を果たし、地球へ帰還した。


2016年夏に新作『イナズマイレブンアレスの天秤』が発表されたが、7月27日に開催された「LEVEL5 FAN NIGHT」にて天馬を担当した寺崎が居るにもかかわらず、この作品の時間軸(エイリア学園が日本各地を侵略しなかった前提の話)では「天馬は豪炎寺が接触しなかったため死んでいる」と日野社長が発言した…ものの

※後日、その場のノリだったといった節の発言をしている為、現時点では恐らく生きている可能性の方が圧倒的に高いと予想されていた。


アニメ・アレスの天秤の最終回で幼い彼がブレイク組や新主人公3人らと一緒に撮影されたと思われるポスターが掲示してあるシーンが有った(因みにこのポスターはイラストコンテストの受賞作品である。公式からの情報提示ととるか、ファンサービスととるかは人によって意見が分かれるので結局ややこしい)。

※クロノ・ストーンにて、アルファから豪炎寺の助けが無くとも全治数ヶ月という話だったので、日野社長がそれを忘れていなければ無事のはずである

アレスの天秤及び続編のオリオンの刻印共に、それ以外での登場は無いが、担当声優の寺崎は引き続き別のキャラクターで出演を続けた。


アニメージュ2019年11月号のQ&Aでは生きていることを断言し、ファンの要望に答えたパラレルの天馬編を行いたいと答えており、その結果が2021年に発売する予定のイナズマイレブン英雄たちのグレートロードに円堂が中学生時代の頃に存在させると2020年4月のイナズマイレブン公式ホームページの開発ブログに綴られていたが、その後イナズマイレブン英雄たちのヴィクトリーロードに改題し時間軸が『イナズマイレブン』(無印1作目)から25年後(GOシリーズから15年後)に変更されたのでクロニクルモードはともかくストーリーモードに出てくるかは不明。


2019年7月18日稼働開始のイナズマイレブンAC(アーケード)オールスターズに剣城共々参戦が決まり久々に選手として新作への登場を果たしCMでは円堂、稲森、灰崎、野坂の他の歴代主人公と一緒に走る映像が実現した。(2020年秋に稼働終了)

2020年1月~11月まで配信していたスマートフォン用ゲーム「イナズマイレブンSD」に参戦し、配信前に動画サイトなどで披露されたPVでは後の作品の主人公ではあるが時系列では年上である稲森明日人を明日人君呼びしていて上下関係がややこしいことになっていた。(なお、天馬はGOギャラクシーで上級生にあたるメンバーの名字を呼び捨てしていたので君呼びされるだけでも特別感は有るのだが…)


特徴編集

髪は茶髪、眼は灰色。

両側がコロネのように渦巻いた独特の髪型と、中央付近にハイライトが入った特徴的な目をしている。

髪型はスタッフ曰く「ペガサスの羽根を意識した」らしい。

だがファンの間ではチョココロネと言われている。(頭の穴的に)

イナズマウォーカーでは、他のキャラと共に超次元な髪型をストレートにする企画でストレートヘアーの天馬が公開された時はボブショートの様な髪型になっていた。


そよ風のようにさわやかな雰囲気をまとっている。天真爛漫な性格でサッカーが大好き。

「なんとかなるさ!」が口癖で、「サッカーが泣いてる」「サッカーが喜ぶ」という言葉を口にすることもある。沖縄に住んでいただけあって、「てーげー主義」のようだ。

そのためかサザナーラ人から見たアズル(心の形)はとても光り輝いている。

前作主人公の円堂が「太陽」と称されているのに対し、天馬は「そよ風」と称されている。


作中において彼を受け入れた人物は「天馬」呼び(黄名子は「天馬キャプテン」)で、そうでない人物は「松風」呼びとなっている。

これは日野社長曰く脚本陣と話し合って決めた法則とのこと。

ただし、剣城京介のみドラゴンリンク戦まで「松風」呼びであった(グリフォンの小説版では最初から剣城も天馬呼びではあった)がファイアトルネードDDを放つ際、初めて「天馬!」と呼ばれる。なお、以降も「天馬」呼びは継続されている。


ちなみに回想での幼少期はモコモコヘアーだった。

GOの4年前を描いたゲーム(ジ・オーガ版)収録のプローグエピソードでは現在の髪型になっている。

プロローグ時点でのあだ名は「天パー天馬」。どうやらこのコロネみたいな髪型も天パであるらしい。


技が成功するとハグしにいくなど過剰なスキンシップが目立つ。


漫画版編集

前向きを通り越してアホの子の域に入っている。からも言われるほど。

ただし、シメる時はシメるという雰囲気のギャップもあり。

家事全般が得意で部室の掃除からユニフォームの繕いまでこなし、さらにおまけラフではサッカーボールおにぎりも自作持参しているという、女子力の高い一面も!?


サッカー選手としても非常に高い資質を持ち急成長を遂げている。

外伝漫画では不意打ちに近い形とはいえ豪炎寺からボールを奪ったり、その急成長ぶりを見た豪炎寺に「円堂からゴールを奪えるのでは」という疑念を抱かせるほど。

結果的にゴールを決めるには及ばなかったものの、円堂が化身で対応してくる段階までには至っていた。


必殺技編集

該当項目参照。

該当項目参照。

竜巻に変化して突進し、ボールを奪取する風属性の技。海王学園戦で使用。

神童と剣城がジョーカーレインズ(踵落とし)を放ち、天馬がマッハウインドでフィニッシュ。

山属性の技となっている。

該当項目参照。

敵に残像を見せて引きつけ、スライディングで奪取。

プロトコル・オメガとの戦いで習得した風属性の技。

ワンダートラップと同時習得した火属性の技。

胸に手を当てて敵を突っ切り、実体化した心電図で吹っ飛ばす。

フェイと共にバウンサーラビットのようにフィールドを跳ね回ってから曲芸のようにシュートを放つ。

ボールは分裂してゴールへ向かう。

該当項目参照。

相手の正面に大竜巻を発生させ、その風穴に突っ込んで敵を抜き去る風属性の技。

マッハウインドの進化バージョンだが、加速はない。

パワーを込めて放ったボールは旋風を纏って荒れ狂いながらゴールへ向かっていく。

該当項目参照。

該当項目参照。

林属性の技。赤いZの奇跡を描くように直進とスピンを巧みに使い分けて抜き去る。

EDテーマのタイトルにもなった必殺技。命名は瞬木隼人

回転をかけてシュートを放つ。旋風を纏ったボールが大竜巻へと成長し、天候も荒天に変化する。

マッハウインドシリーズの総決算ともいうべき大技。

パートナーは剣城と神童。

2nd雷門の最強シュート技の強化型である山属性のシュート。

アーサー王ミキシマックスで発動。パートナーのフェイと剣城が融合し、超威力のシュートの放つ。

こんな名前だが、『GO2』では風属性最強クラスの技である。

魔神ペガサスの必殺技で、荒天をバックに天空からパンチと共に雷を落とす。

ちなみに元ネタのギリシャ神話ではペガサスが雷霆の運び手になったと言われている。

魔神ペガサスアークの雄叫びと共に空中高く飛び上がり、ペガサスアークのパンチが加わった緑色の旋風を纏うシュートを放つ。ウイングってなんだっけ…。

魔帝グリフォンが炎の剣を作り出し、振り下ろしと共に天馬がシュートを放つ。一応3体合体化身の技なのだが…。

アニメ版では3人技となっており、『グランドファイア』のオマージュからか、『イグニッション!』の口上がある。

『ストライカーズ』シリーズではゲーム版の演出がベースだが、アニメ版同様に『イグニッション!』の口上付き。


化身編集

あああああ

化身は魔神ペガサス

すでにゲームの公式サイトなどで存在が判明しており、20話にて登場した。ペガサスのような赤い翼をした魔人のような姿で、他の化身とは異なり登場するときに雄たけびを上げる(CV:三国さん)。

化身を用いた必殺技は「ペガサスブレイク」。


のちに2011年12月23日公開の「劇場版イナズマイレブンGO 究極の絆グリフォン」で新たに進化した「魔神ペガサスアーク」として登場。

さらに本編でも新雲学園戦でアークへの進化を遂げた。

また2013年12月1日公開の「劇場版イナズマイレブンGOVSダンボール戦機W」ではペガサスアークの色が赤くなった「魔神ペガサスアークR」が化身アームドとして一時的に進化した。


化身アームド編集

イナズマイレブンGO クロノ・ストーン

剣城優一のアームドに触発され、フェイのアドバイスによりプロトコル・オメガ2試合目で発動。

20話まで引っぱった化身そのものと比較して3話目で登場と非常に早い展開となっている。

最初に発動したものはパラレルワールドの共鳴現象による一時的なものだったが、ゴッドエデンでの特訓を経て自身のものとさせることに成功した。


ミキシマックス編集

シュウ編集

チームA5とのサッカーバトルでシュウ側からの提案により行われた。

あくまで突破口を開くための手段で本命はアームドであった。アニメではこの後にミキシトランスはせず、ゲームでもミキシトランスが不可能になっている。

ストライカーズだと必殺技はブラックアッシュ

特徴的な目のハイライトは普通になっており、髪色はシュウより若干薄めに。


アーサー王編集

ミキシしたよ

幻想世界にてアーサー王ともミキシマックスを果たした。時空最強イレブン「10の力」の姿。

絶対的な勇気と揺るぎない実行力で、大地をも味方にする「キングオブミッドフィルダー」

アーサー王の白髪が移り、後ろ髪が伸びた。(天馬の髪の色自体は金髪に近い)

ファンからは天馬王とも呼ばれる。

必殺技は「王の剣」、「最強イレブン波動」。


ソウル編集

松風天馬のソウルは白馬へと変身する「ホース」

仲間(アニメでは瞬木)を背中に乗せてフィールドを駆け抜ける。

イクサルフリート戦で翼が生えた「ペガサス」に進化する。


余談編集

あにてれ携帯公式サイトには「7歳の時に助けられた」書かれているが、『イナズマイレブン3 世界への挑戦!!ジ・オーガ』収録のプロローグエピソードにて当時8・9歳天馬が「小さい頃救われた」と発言していることや、その恩人が2期で沖縄にいた頃の豪炎寺そのままの服装であるため、7歳というのは誤植ではないかという疑惑が上がっていた。

また、その後に出たアニメ誌やレベルファイブのステージにて、声優の寺崎さんがはっきり「10年前」(当時2・3歳になる計算)と発言している。


ちなみに携帯公式の誤植疑惑があっさり浮上したことについては、アニメ開始前から既に天馬のポジションがMF/GKと書かれていたことが起因している(天馬が初GKをつとめたのはアニメ20話目)。

結果として誤植を疑われる原因となった部分は別に誤植ではなかったのだった。


演じていた寺崎は指名ではなくマネージャーが持ってきたオーディションを通じて起用された、共演者に天馬っぽいと言われていた事も有るようでwikiにも記載されている。


名前の由来は松風(松林に吹き付ける風あるいは前田慶次の愛馬)と天馬からだと思われる。

なお、名前が非常によく似た実在のサッカー選手がモデルではないかとする説がまことしやかに囁かれているが、真偽は不明である。


関連イラスト編集

本当にありがとういつかの俺が

おれのサッカーらくがき


関連タグ編集

イナズマイレブンGO イナズマイレブンGOクロノ・ストーン イナズマイレブンGOギャラクシー

ダンボール戦機ウォーズ…コラボキャラとして瞬木井吹と共に作中に登場した。


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Tenma Matsukaze

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