CV:谷山紀章
概要
プロフィール
2期である『クロノ・ストーン』から登場。
紫色の髪色で上部だけ左右に広がった変則的な髪型をして、瞳は灰色でハイライトは入っておらず、耳は少し尖ったような形になっている。(髪型のモチーフは鳳凰か)
200年後の未来の意思決定議会『エルドラド』に所属する『ルートエージェント』と呼ばれる実働部隊のリーダー。
エルドラドの決定に基づき、サッカーの存在を消すために現代に派遣されたチーム「プロトコル・オメガ」のキャプテンを務める。
ポジションはFW。ゲーム版の属性は『火』。
人物
感情を表に出さないドライで冷静沈着な性格であり、自分の失敗をも許さない。
更迭を言い渡された際も、慌てふためく他メンバーと違い平静を保っていた。
「Yes」「NO」という台詞を多用(会話の流れ的に「YES」はあまり出ていないが)する喋り方が特徴。
作中の活躍
エルドラドの任務を遂行するべく
『幼少期の天馬のサッカーを始めるきっかけ阻止』
『中1の円堂の雷門サッカー部設立の阻止』
『幼少期の剣城兄弟の事故阻止』
と動くことで雷門およびその関係者からサッカーを取り払う動きを見せていたが、同じく未来からサッカーの抹消を阻止するために来たフェイ・ルーンと合流し、その行動を止めに来た天馬たちと3度に渡り戦うこととなる。
なお、上記の行動は下から順に行っていたようで、アルファ側からは上から順に介入してきた天馬たちとは毎度初対面という状態になっており、その都度相手についてインカムで情報を得ている。
現時点での戦績は、初戦はそれなりに優勢だったが引き分け状態の時に指示により撤退。
2戦目は時間介入の衝撃で一時的に発生したパラレルワールドの共鳴により強化された天馬・円堂を前に完封され、前半終了だったとはいえワンサイドゲームを繰り広げられてしまう。
3戦目はある程度データの揃った状態で挑んで優勢となるも、ミキシマックスにより強化された優一により追い返されることに。
化身アームドの初披露による活躍はあるのだが、新ストーリーの初試合は負傷者続出や完封2桁失点の様な実力差を叩き付け、圧倒的にねじ伏せられる展開の多いイナズマイレブンにおいて、クロノ・ストーン編における最初の敵なのだがイマイチ戦績には恵まれていない。
そしてついに、試合に敗れた事でミッション失敗の烙印を押されてしまい「プロトコル・オメガ」は後任のベータへと引き継がれ、トウドウ議長により他数名と共に再教育施設のムゲン牢獄に送られてしまった。
このままレーゼのように退場かと思いきや、時空最強イレブンがエルドラド最強のチーム『パーフェクトカスケイド』を破った事でエルドラドは時空最強イレブンとの協力を決意。そのタイミングでムゲン牢獄での再教育を終了させた事で再登場。
エルドラドのサッカー消滅計画の真の目的である、200年後の世界でテロ行為による国家転覆を目論む『セカンドステージ・チルドレン』との政権を決めるサッカー対決『ラグナロク』のメンバーに選出。
ルートエージェントを中心に組まれるエルドラドチーム2に編成されるが、ルートエージェント同士の派閥による仲間割れとキャプテンの神童拓人への敵対心もあり、チームはバラバラ。不安を抱えたままラグナロク第2試合vsギル戦を迎える事となる。
試合は案の定まとまらないチームによるミスの連発。土壇場で加入したザナーク・アバロニクのワンマンプレーもあって試合は0-3まで追い詰められるが、神童の決死の説得で多少協力的姿勢を見せ始め、監督サカマキの助言から神童が覚醒してオフェンスを牽引。
噛み合わなかった味方とボールが繋がる気持ちよさを得た事で今ならエージェント同士の力を合わせられると確信。最強のシュートコマンドである『シュートコマンド24・オメガアタック』でゴールを叩き込み、反撃の狼煙を上げた事でチームは一気に反撃。その後は神童へのアシストも決める活躍も見せ逆転勝利。
試合後に神童からの感謝を伝えられた事で「胸に残るトゲ」、悔しいと思う感情が消え、少しサッカーを好きになった事を伝え、エルドラドチーム2でのプレーを終える。
その後は最終決戦を前にする時空最強イレブンのロッカールームに現れ、勝利への撃を飛ばしスタジアムで試合を見守っていた。
ゲーム版ではその後が描かれており、私服姿で休日を満喫しているのか、本編では見せることの無かった弾けんばかりの笑顔でギリスとじゃれあっている。
ゲーム内でのセリフ
セリフ1「任務完了。」
セリフ2「甘いな。」
必殺技
- シュートコマンド01(スピニングトランザム)
- クレイモア
- シュートコマンド03(ガウスショット)
- シュートコマンド24(オメガアタック)
ゲームにおいては最初の敵チームのエースという事情故にオメガアタックを除いて属性不一致・低火力な技で固まってしまっているので、かなりカスタムしないと厳しい技構成をしている。
属性不一致で元の火力も微妙、それでファウル率の高いクレイモアを適当なドリブル技に変えればエースストライカーとして働いてくれるだろう。
シュートに関しては基本オメガアタックで足りるが、チェインが欲しいのであればガウスショットを別のチェイン技に変える、シビレ重視の技のためにスピニングトランザムを変えるなどすれば活躍の幅が増える。
無属性主体・ロングシュート持ち・女の子のベータ、無属性主体・ベストマッチ持ち・強ドリブルのガンマらルートエージェントストライカーとうまく差別化していこう。
化身
名称は天空の支配者 鳳凰
鳳凰の被り物をした魔神の姿をしている。
化身技:シュートコマンドK01(鳳凰烈火)
化身スキル:クイックパス
化身アームド
アルファが化身「天空の支配者 鳳凰」を鎧として身にまとった姿。
アニメでは無表情なアルファに対して派手すぎるアームド姿のギャップからそのカオスさがいたたまれない。
余談
アルファの没デザイン(ニンドリから)はショッキングピンクの髪にブルーのユニホームを着ていたらしい。
そして5人の親衛隊がいる。
感情の抑揚もなく静かに喋るため、第1話の初登場シ-ンから彼のあまりの声量の小ささにテレビの音量を上げる視聴者も少なくないはず。
どうやら元は静かな演技だが十分に聞き取れる範囲の声量を想定されていたらしいが、アニメそのものの音声が全体的に小さめになっていたために聞き取りづらくなってしまった模様。
アニメ自体の音声云々に関しては後に日野社長のツイートで言及された。
アニメ51話(クロノストーン編最終回)のアイキャッチでは背番号10のユニフォームを奪い合うベータとガンマをよそに自分はキャプテンマークを巻いている。