注意
※この記事は特定のキャラクター・人物の名称を誹謗中傷する事が目的ではありません。
※該当基準が曖昧、かつ主観・独自研究が多分に含まれる恐れがあるため、具体的な人物一覧の作成・追記は控えるようにお願いします。
概要
詳細
あほの子と書かれる場合もある。要するに「アホな子」ではあるが、アホさの程度に可愛げがある場合は「アホの子」と呼ばれ、「おバカキャラ」も存在する。いずれにせよ主人公が愛されタイプの物語にとても癒しとなるケースの人物。
アホの子と呼ばれるキャラクターは、厳密には多様な要素を含んでいる。
しかし、大きく分けると以下の「①あまり物事を深く考えないタイプ」「②常識破りな行動を好んで行うタイプ」の二通りからなると考えられる。また、共通点として「(余程深刻なものでない限り)自分の言動で発生した被害について気に留めない」場合が多い(特に自分自身が被害を受ける場合)。
この言葉を使う際はあくまでキャラクター(或いは個性)として捉える事が重要である。
アホという直接的な罵倒語を含んでいる以上、場面(シチュエーション)や場合等状況次第では、相手に対するいじめへの発展(いわゆる憎悪行為)に繋がる恐れがあるので、使い方を考慮する必要がある。
主な系統
①あまり物事を深く考えないタイプ
あまり物事を深く考えない前向きで楽観的、その場の感情や直感によって行動する。本能のまま行動することによって、周囲から愛されるキャラクターや生粋の主人公タイプがいる。
稀にどちらもずば抜けて天才肌タイプが存在する。
頭の回転が物凄く速いタイプや、運動には秀でてたり、素手の喧嘩は強い傾向もある。もっとも「意図的に深く考えない」というケースも見られる。
悩むことは楽しく生きる上での妨げでありつまらないことに拘らない為、考えるより行動した方が成功するという状況も多い。
そういった人生経験からあえて深く考えないという生き方を選ぶケースで竹を割ったような性格の持ち主である。楽観的でポジティブ主義かつアクティブなタイプに多いのが特徴。
理性より感情に従うことは子供っぽい天真爛漫で無邪気とされ、保護欲を刺激する萌え属性の一つ。
癒しやマスコット的存在、豪快な体育会系、憎めない不良、仲間におけるムードメーカー的役割を担うことも多い。クラスの中心タイプに属し又は、熱血で明るい性格の主人公キャラが多い。
②常識破りな行動を好んで行うタイプ
「バカと天才は紙一重」を絵に描いたタイプで、なにかに従うことに意義を見出さないタイプもしばしばこう呼ばれる。
また(くだらない、バカな)目的に対して盲目的に取り組むパターンも見られるが、視野が広く周りがよく見えている。
天然ボケというとこのタイプでこれらの場合は知性よりもその言動に重きを置いた定義のため、頭の回転や成績は普通もしくは非常に高レベル(常人以上)である場合もある多才。
そういった言動を行う理由も「仲間を元気づける為」といった身近なものから何か壮大な野心を隠し持っている(例:某尾張の大うつけ)。
理性や知性ではごく真っ当で優秀な人物が先入観に反してこのような性格であることが、親しみやすさや愛嬌、可愛さを生んで萌属性の一つを構成することとなっている。この他、極端なお人好しも含まれる。
全体としては
当然ながら①②のタイプを兼ね備えたキャラを「アホの子」と呼ぶ場合もある。
アホの子の言動や外見については、妙な口癖や奇声を発したり、アホ毛を装備しているといった特徴がよくみられる。また、変身ヒロイン作品の主人公がアホの子とされることも多い。
こういったキャラの声を担当することが多い声優に豊崎愛生、中原麻衣、野中藍、川澄綾子、伊藤かな恵、三森すずこ、加藤英美里、新谷良子、大久保瑠美などが挙げられる。
なお、天然ボケもこのカテゴリーに分類されることがある。
しかしこちらは漫才発祥の用語で、漫才で笑いを取るボケを自然に行う人物を広く指す為、アホの子とは厳密には区別される。