ときめく常夏!キュアサマー!
CV:ファイルーズあい
概要
『トロピカル〜ジュ!プリキュア』の主人公・夏海まなつが変身する、リップがチャームポイントのプリキュア。メイクの順番もチーク、アイズ、ヘアーと来て最後にリップ、そしてドレスで完了する。
歴代プリキュアとしては65人目にあたり、中学1年生での主人公プリキュアはキュアフローラ(※『Go!プリンセスプリキュア』での主人公プリキュア)以来となる。
サマーという名や口上の通りモチーフは「常夏」で、主人公なのでイメージカラーは桃色…と思いきや、白をベースに様々なカラーが取り入れられているため、純粋な桃キュアとは言い難い(後述)
ちなみに『ヒーリングっど♥プリキュア』最終話で先行登場した際には、変身前ではなく変身後の姿で登場している。
容姿
夏そのものをモチーフにしているという事で、セーラー服を思わせるデザイン。
「リップ」を名乗る通り、ピンク色の口紅をつけており、キュアエースとHUGっとプリキュアに続く口紅のついたプリキュアとなる。
髪型はピンク、水色のグラデーションが入った金髪の大きなサイドテール。ハイビスカスと緑色の布飾りが付いた白いリボンを付けている。
瞳は(変身前と同じ)緑色でピンク色のハート型のハイライトが入る。
コスチュームは白を基調にしたセパレートタイプだが、11作前のキュアメロディと同様にハイウエストであるため、へそは見えない。
水色のラインが入った桃色のフリル型セーラー襟付のノースリーブトップスに、袖周りにシースルーのフリルが付いている。
ボトムスは両サイドに桃色のリボンが付いた濃い桃色と水色のライン入りミニスカート。
スカートの下には薄緑のフリルが縁取られ、その下に薄いピンク色のパニエを履いている。
両手には手首部分に桃色のリボンが巻かれた白い長めのオープンフィンガーグローブ。
靴は白いリボンパンプスで、底部分が濃い桃色と水色の配色のものを素足履きしている。
戦闘スタイル
基本的には肉弾戦主体であるが故に特殊能力は特に持っていないようだが、初戦闘では初めての戦闘でありながら(現時点で確認されている主役キュアでは唯一)戸惑うリアクションをすることなく戦っている。さらに、サマー自身のスピードもあるので敵の攻撃を素早くかわしながら攻撃したりもしている。また、相手からのパンチも受け止め投げ飛ばす力強さもある。
持ち技
- プリキュア・おてんとサマーストライク
ハートルージュロッドから放つ個人技。リップを塗り投げキッスからエネルギーの太陽を作り出しそれを敵に当ててヤラネーダを浄化したり、ゼンゼンヤラネーダ以上を怯ませる技。
強化フォーム
第10話より初登場。
自身のハートルージュロッドにハートカルテットリングを装着してフリルが追加される。通常技ではヤラネーダには通用したが、強化されたゼンゼンヤラネーダには合体技「プリキュア・ミックストロピカル」で浄化する。
第29話より初登場。
伝説のプリキュアから授かったランドハートクルリングをトロピカルハートドレッサーにセットすることでフォームチェンジする。合体技「プリキュア・ランドビートダイナミック」で超ゼッタイヤラネーダを浄化できる。
『映画トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』に登場する劇場版限定フォーム。
余談
イメージカラーについて
従来の主人公プリキュアはW主人公制を採用している作品を除いてピンク色をイメージカラーとするのが通例であり、ダブル主人公制を採用している各プリキュア作品においても、一部の例外を除き、メインカラーがピンクでないプリキュアは基本的にキュアホワイトら所謂「二人目」ポジションに採用されるのがほとんどだったが、キュアサマーは白メインの多色プリキュアという、単独の主人公プリキュアとしては異色の姿を持つ。
村瀬亜季プロデューサーはキュアサマーのイメージカラーを白×トロピカルカラーと明言しており、各種媒体では虹色がよく使用されている。また、第一話アバンで描かれたまなつの部屋のシーンでは、RAINBOWとでかでかと書かれたポスターがこれみよがしに画面に映っていた。
これらのことから、キュアサマーのカラーリング分類は「白メインの虹キュア」であると言える。
ただ、変身時の衣装のエフェクト・プリティアップリップ・プリキュア・ミックストロピカル発動時のハートの色・まなつの制服のタイにピンクが使用されている。また、放映年度の春映画の入場者特典はキュアサマーとキュアグレースがコンビで刻印されたゆめペンダントである。
これらのことを考慮すると、キュアブラック(イメージカラーが黒)同様、サマーもピンクチームの一人としても扱われているのも確かであろう。
白メインのプリキュアは(テレビシリーズでは)キュアリズム以来であり、かつ令和初の白キュアでもある。(※劇場版限定も含めるとキュアエコー以来)。
更に、これまでの白キュアは基本的に相方がいなければ変身できないバディ型であったため、実は(キュアエコーを除くと)単独変身が可能なシリーズ初の白キュアでもある。
髪型
こちらはあまり触れられてないが、実はサイドテールの髪型をした主人公プリキュアはサマーが初(※髪型がツインテールやポニーテールやショートの主人公プリキュアなら既に登場している)。
バラエティ番組出演
関西ローカル限定だが放送局が同じ朝日放送の相席食堂に10月26日の放送で声優のファイルーズあいと共にゲスト出演した。
着ぐるみでの出演であったがラーメンを完食していたシーンが話題になった。
偶然か次回作ではキャラの一人の実家がラーメン屋であった。
関連動画
変身前の姿と変身後の姿のタグの使い分けに関する注意と配慮について
プリキュアに変身した後の姿しか描かれていないイラストに対して、変身前の姿である『夏海まなつ』等のタグを付ける行為は、変身前の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、変身前の姿しか描かれていないイラストに対して、変身後の姿である『キュアサマー』のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。
関連タグ
トロピカル〜ジュ!プリキュア トロピカルージュプリキュア 夏海まなつ
イメージカラー
主役キュア
白キュア
キュアリズム (→キュアエコー)→ キュアサマー → キュアプリズム