概要
『トロピカル〜ジュ!プリキュア』第10話から登場するプリキュアの強化フォーム。
従来のヤラネーダが強化されたゼンゼンヤラネーダに対抗するために、キュアサマーのハートルージュロッドにハートカルテットリングを装着することでそれぞれフリルが追加される。
元はゼンゼンヤラネーダに奪われ、後の再戦でマーメイドアクアポットに回収されたまなつのやる気パワーであり、彼女が奮戦する仲間達の姿を見て自力でやる気を取り戻したのを受け、最初に奪われたやる気パワーが呼応・変化する事で誕生した。
合体技は「プリキュア・ミックストロピカル」。
フリルの色
強化版と言えども、外見や服装が大きく変わることはなく、元から付いていたボトムスの短いフリルが長くなったというシンプルな強化。
合体技
- プリキュア・ミックストロピカル
サマーが「飛び出せ元気なハート!」、キュアコーラルが「やさしいハート!」、キュアパパイアが「かしこいハート!」、キュアフラミンゴが「燃え立つハート!」と唱えピンク、紫、黄色、赤のハートを作り出し「ハートドキドキドッキング!」の掛け声でサマーの元で一つにまとめ、そのハートを膨らませ卵を作り、そこから巨大なフェニックスが生み出され 「プリキュア・ミックストロピカル!」と叫ぶと共に、ハートルージュロッドをロッドモードにし、フェニックスを敵にぶつけることで浄化する技。
無論、最後は全員で「ビクトリー!」と叫んで締めるのがお約束。
第12話において、エルダの操るゼンゼンヤラネーダ戦の時に苦戦に追いやられている際に、サマーが「ミックストロピカルが使えれば…!」と発言したが、パパイアは「ダメよ!やる気パワーを取り戻してからじゃないと」と言い、コーラルも「うん!やる気が皆に戻らないはずだって、ローラが言ってた」とのこと。
第17話より登場する、ローラが変身するキュアラメールの「プリキュア・くるくるラメールストリーム」の個人技でも浄化が可能になっており、その差が歴然となってしまう。
さらに第22話でゼンゼンヤラネーダの強化態である「ゼッタイヤラネーダ」には通用しなくなり、強化必殺技にもかかわらず通用した回数は10回に満たず異例の短さとなった。
通常強化技登場の際はその時点での最強技(この場合はプリキュア・くるくるラメールストリーム)が破られる演出になるがなぜか本技が使用されるなどやや不遇な扱いとなった。
OPでは第1話からそれらしき画像が公開されていた。第32話からはキュアラメールが追加され、フェニックスからラメールが飛び出しあとまわしの幹部たちにキックを披露する仕様になっている。
長らく活躍がなかったが、『映画トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』に久々に登場した。シャロンが召喚した雪の大怪獣に対抗するために使用したが掻き消されてしまう。
余談
- 『トロピカル~ジュ!プリキュア 変身プリチューム』には発売当時からフォームのネタバレ記載があった。
- 第7話でくるるんが人魚の女王様から届け物を持ってきたと妄想になった必殺武器プリキュア強力スーパーウルトラバズーカキャノン大砲ボンバーは完全にボツとなった。
- プリキュアシリーズの例年に比べてみれば初期メンバーの合体技は大体第10話ぐらいであり、視聴者も「流石に早すぎるではないか?」という声もあった。
- 近年は新しいアイテムのみで合体技を披露することが多くなったが、アイテム付きでコスチュームが変化するのは『Go!プリンセスプリキュア』以来となる。
- 「元気なハート!」「優しいハート!」「かしこいハート!」「燃え立つハート!」「ハートドキドキドッキング」というフレーズから、かつてハートの名を冠して戦ったプリキュアのことを思い浮かべた人もいたとか
- 初期メンバーの合体技が通用しなくなるのは歴代でもあるが、追加キュアが加わった更なる合体技の強化フォームが登場するのが9月ぐらいであり時期的にもあまりにも早い。しかし、更なる強化が登場したのは追加キュアのキュアラメールのみになってしまう異例の事態になった。
関連タグ
プリキュア・ハートキャッチ・オーケストラ:巨大なものを召喚する技繋がり。
キュアスカーレット:フェニックスをモチーフにして必殺技を放つ繋がり。
スペシャルヒーリングっどスタイル → ミックストロピカルスタイル/エクセレン・トロピカルスタイル → ???