強く! 優しく! 美しく! Go!プリンセスプリキュア!
概要
2015年2月1日から2016年1月31日まで放送された「プリキュアシリーズ」の一つ。全50話。
名前の通りに「お姫様」をモチーフにしており、プリキュアのコスチュームはもちろん豪奢なドレス。作品全体にもノブリッシュでセレブな雰囲気が漂っており、ストーリーもプリンセスらしい振る舞いとは何かということを問う独特なものとなっている。
実はプリキュアシリーズの各作品において、世界観の雰囲気や物語のテーマを特定のモチーフで統一させるようになったのはこの作品が最初である(本作より前はコスチュームデザインにモチーフはあっても、それは世界観の雰囲気や物語のテーマとは無関係であることが多かった)。本作以降は特定のモチーフで作風をまとめることは常に意識されるようになったことから、後年には公式に「シリーズの転換点となった作品の一つ」して総括されている(参考)
公式での情報の初出は2014年10月7日発行の「プリキュア新聞 2014年秋号」の柴田宏明プロデューサーへのインタビューで、(タイトルは伏せていたが)2015年度もプリキュアシリーズを準備していることを公表し「いい意味で、プリキュアだけれど、プリキュアじゃなくなっちゃうかも」と個性的な作品を目指すアピールをしていた。
2014年10月30日に特許電子図書館にて、東映アニメーションによる商標登録の出願(商標出願2014-84526)およびタイトルロゴが公開され、同年11月28日に公式サイト(関連リンク参照)が開設された。
なお、タイトルにアルファベット表記が入るプリキュア作品は2008年に放送された『Yes!プリキュア5GoGo!』以来となる。
スタッフ
シリーズディレクターは歴代プリキュアシリーズで各話絵コンテ・演出・演出助手を手掛けてきた田中裕太が、シリーズ構成には『ドキドキ!プリキュア』などの各話脚本を手掛けた田中仁が務める。
キャラクターデザインはアニメ版『ONEPIECE』などの作画監督を務めた中谷友紀子が担当する。
音楽は『ドキドキ!プリキュア』・『ハピネスチャージプリキュア!』に引き続いて高木洋が担当、エンディングダンス振付も前2作同様MIKIKOが担当する。
なお、放送途中の2015年4月~5月頃に、『ドキドキ!プリキュア』以来東映アニメーション側のプロデューサーを務めてきた柴田宏明が東映テレビ企画制作部に出向(東映との人事交流の一環であり、柴田は『手裏剣戦隊ニンニンジャー』と『動物戦隊ジュウオウジャー』のサブPを担当することになった)、アシスタントプロデューサーであった神木優が繰り上がりでプロデューサーとなった。また同年6月、東アニテレビ企画部長にプリキュアシリーズ初代プロデューサーの鷲尾天が部長代理から昇格したため、本作の企画を清水慎治から引き継ぐことになった。
プリキュアシリーズにおける主要三職(プロデューサー、シリーズディレクター、シリーズ構成)の途中交代は『ふたりはプリキュアSplash☆Star』(シリーズ構成が長津晴子から成田良美に)、『フレッシュプリキュア!』(シリーズディレクターが志水淳児から座古明史に)に続いて3度目。
なお、これらの人事は放映開始よりもかなり前から決定していたようで、OPのスタッフクレジットには第1話時点から「企画」項には清水と鷲尾、「プロデューサー」項にも柴田と神木と、それぞれ2人ずつ名前が載っており、交代予定の人物の名前がすでに併記されていた(23話以降は清水と柴田がクレジットから外された)。
引き継ぎ体制もきちんとされていたようであり、『Splash☆Star』の時のようなスタッフ交代による作風の急な変化なども別段見られない。
略称
フレッシュ以降、毎年大友により名称の一部を使ってカタカナのプリキュアの略称が作られてきたが、本作品の略称は決めるのが難しいとされた。田中SDを始め関係者はGO!プリンセスプリキュアということでゴープリと呼んでいる場合が多く、2024年1月開催の『全プリキュアLIVE』では、冒頭でのカウントダウンにおいて「ゴープリ」を公式に使用した。
但し「ゴープリ」の場合、『スマイルプリキュア!』で登場した言葉「ゴプリキュア」と被ることがある。また、GO!プリンセスプリキュアということでプリプリにすると、90年代の女子ロックバンド「プリンセス・プリンセス」と被る。そのためプリンセスを日本語にして姫プリという略称を使う人もいる。
あらすじ
ごきげんよう!わたし、春野はるか!『ノーブル学園』に通う中学1年生!!
わたしには大切な夢があるんだ。
それはズバリ「プリンセスになること」!!
大好きな絵本に出てくるプリンセス…そんなステキな人に絶対なりたいの!
昔『カナタ』という男の子とも、夢はあきらめないって約束したんだ。
新しい生活、がんばっちゃうぞ~~!と思っていたら、人々の夢を「扉」の中に閉ざし絶望に染めてしまう悪いやつらが目の前に現れて……!!
『プリンセスパフューム』と、『カナタ』にもらってお守りにしていた『ドレスアップキー』で、わたし、なんと『プリンセスプリキュア』に変身しちゃった!!
「つよさ・やさしさ・美しさ」をかねそなえた真のプリンセスとなり世界を救うこと
…それが『プリンセスプリキュア』の使命なんだって。
夢のためにも、みんなを守るためにも
悪いやつらに閉ざされた夢の扉はわたしが開いてみせる!!
夢へ向かって、Go!プリンセスプリキュア!!
※より細かいストーリーの流れについては、下部の「放送回」の節にある「ストーリー展開」を参考してください
テーマ・特徴
本作のテーマとして採用されたキーワードは『プリンセス』と『夢』。
ABCの土肥繁葉樹プロデューサーは、
「2015年の『プリキュア』のキーワードは“プリンセス”で、テーマは夢です。現在『夢が持てない』『将来に希望が見出せない』若者が増えたと言われています。幼いころは将来への夢を抱いていたはずなのに、現実を前に進むことをちゅうちょしてしまうのかもしれません。でも、たとえそれが途方もなく大きな夢であっても、それを追い続けること自体が『生きる』ことの意味であるような気がします。そんな思いを託して、すべてのスタッフの愛情いっぱいで熱いメッセージが込められているので、楽しみにしてください」
と語っている。
「プリンセス」というキーワードについては、単なる衣装モチーフではなく、作品の世界観の中心に据えられている重要な要素である。
本作のプリキュアは夢を強く持ち「プリンセス」のような立派で気品あふれる女性になると強くなるという設定で、プリンセスらしさというものを「強く、優しく、美しく」という三要素で定義している。この三要素は作中で頻出するキャッチフレーズとなっている。
なおここで気をつけたいのは本作におけるプリンセスは王家の娘という意味ではなく、主人公にとって理想的な人間としての在り方という点である(企画を立ち上げた当初はスタッフの中でも「プリンセスになりたいって玉の輿に乗りたいってこと?」と誤解されがちで、認識の共有に苦労したらしい)。
本作のプリキュアたちは上述の三要素を極め、誰からも尊敬される立派な女性に近づくため自らを磨いていく。作中では各人プリキュアを通じて夢の在り方を再確認していく形になっており、「夢」というテーマ性とあわせて、自己研磨や上昇志向などが過去作よりも強めに現れた作風となっている。
各キャラクターたちの自立心も高く、仲間たちとの友情描写についても甘えや依存を感じさせないように注意深く演出されている。また作中の何気ないシーンが伏線となる事も多かったりと、明るい雰囲気の中にシリーズ全体で見ても硬派な作風が見える。
初期メンバーが3人編成なのはフレッシュプリキュア!以来。
また、変身の際にスプレー状のアイテムを使用する・3人目までのそれぞれのメインカラーが「ピンク」「ブルー」「イエロー」・それぞれの名前に関連するものが「花」「海」「光(あるいは天体)」など、ハートキャッチプリキュアを連想させる要素がある(メインカラーに関してはフレッシュプリキュアとも共通している)。
変身時の掛け声は「プリキュア・プリンセス・エンゲージ!」。
モチーフ
タイトルにある通り「プリンセス」がプリキュアコスチュームのデザインモチーフ。
いかにもおとぎ話のお姫様が着ていそうな豪奢なドレスのイメージから考えられているため、従来シリーズと比べても全体的にヒラヒラしている。
また、初期メンバーである3人のプリキュアは、それぞれ陸海空の三界に対応するイメージとなっている(追加戦士のキュアスカーレットはそれらに必要不可欠な「太陽」と解釈されることも)。
プリキュアに変身するとヘアスタイルや髪の色が大きく変わるのは通例通りだが、今作では初めて髪にメッシュやグラデーションが入れられている。
(キュアフローラ→毛先と前髪の一部がピンク。キュアマーメイド→毛先が濃い青で前髪の一部が紫。キュアトゥインクル→頭頂部が濃いオレンジ、横髪が赤。キュアスカーレット→頭頂部が濃いピンク)
決め技発動時には「モードエレガント」と呼ばれるロングドレス姿にフォームチェンジする要素があり、通常フォームよりもさらに豪奢で華美なコスチュームとなる。
この時のバンクシーンはCGで作られており、前作のフォームチェンジ演出の方向性を継承している。モードエレガントはCGで動かす事を前提に作られているためそのデザインは複雑的。
設定上ではモードエレガントに対する通常フォームは「モードプリティ」という名前なのだが、作中でこの名前が呼ばれたことは一度もない。
過去シリーズになかった本作独自の戦闘演出として、敵にクリーンヒットを与えた時打撃箇所からプリキュア自身の属性となるものが舞い散るというものがある。キュアフローラなら花びら、キュアマーメイドなら水しぶき、キュアトゥインクルなら星屑、キュアスカーレットは火花といった具合。
耽美的と言っていい程の演出ではあるのだが、本作のプリキュアは衣装デザイン自体がすでにヒラヒラしているので雰囲気的な違和感はない。
またこれはいわゆるところの出血表現の代替としても使われており、敵に通常の打撃以上の大ダメージを与えたというのがわかりやすく演出できるというメリットもある。
作中に頻出するモチーフとしては他にもレース編みがある。
本作の重要なシーンでは何パターンか用意されたレース編みのシンボルが画面の四隅に回転するという演出があり、さらに変身や技のバンクシーンの背景にもレース編みのシンボルが出てくる。
プリキュアの基本形態となるモードプリティ及びモードエレガントの衣装デザインにレース編みのシンボルは用いられていないが、後期の強化フォームや最終フォームとなる形態の衣装デザインにはレース編みのシンボルが組み込まれている。
なお、これまでのプリキュアシリーズでは「花」や「おしゃれ」など女児が好むモチーフを多く取り入れてきたが、女児が「自分がなってみたい」と憧れる職業や役割(ロール)をモチーフにすることは避けられてきた。それは、プリキュアという存在自体が「伝説の戦士」というロールであるからだ。
今回は「プリキュア」と「プリンセス」という2つのロールを同時に作中に盛り込むことになったが、これは「スタッフが考えるプリキュアらしさ」と「子供たちが憧れるプリンセスらしさ」を矛盾させないように両立しないといけないことに他ならない。だが、普通のプリンセスは怪物と戦わないので従来のプリンセス像から大きくずれているのはすでに避けられない事実である。
そのため、本作ではプリキュアの衣装から作品の世界観、プロットまでもが「プリンセス」というキーワードを根底にして構築し、「本作におけるプリセンスらしさ」を子供にもわかるような形で丁寧に描く必要が出てきた。
これはかなり大変な作業だったということだが、このおかげで初動の食いつきがかなり良かったらしく、春の時点では翌年作も女児が憧れる明快な職業や役割をモチーフに採用することが決定されていた。
物語の舞台
主人公春野はるかが通う「ノーブル学園」は全寮制の学校であるが、プリキュアシリーズで全寮制の学校が登場するのは今回が初めてである。
この点については制作側も本作のウリとしており、親元を離れて寮で暮らす不安感やお泊まりみたいなワクワク感なども描いていきたいと放映前から宣伝していた。
なお、当初ノーブル学園が「女子校」であるように受け止めたお友達もいたが、男子生徒もいるれっきとした「共学校」である。
過去作との関係性
共通点
前作『ハピネスチャージプリキュア!』は設定面で『ハートキャッチプリキュア!』、展開面で『スイートプリキュア♪』との共通性が指摘されていたが、今作の源流に当たりそうなのは『フレッシュプリキュア!』と言えるだろうか。
「メンバーのカラー配分と加入順が同じ」「赤キュアは当初敵として登場する異世界人」「プリキュア陣営に『異世界の王子』と『一般人の協力者』が存在」「メンバーの一人が獣医志望」「メンバーの一人がファッションモデル」「最終局面で周りの人々に素性を明かす」「追加戦士は最終的に故郷へ帰還」「キーアイテムとしてドーナツが頻繁に登場する」…と様々な共通点がある。
その一方で両作のカラーを大きく違える最大の要素が「敵陣営の描写」で、『フレプリ』のラビリンスがオーバーテクノロジーを基盤としており、ストーリーに一種SF的なテイストを加えていたのに対し『ゴープリ』のディスダークは完全にファンタジー方向へ振り切っている、というのが決定的な違いとなっている。
相違点
田中SDや神木Pによると、プリキュアシリーズは子供たちでも安心して見られるように様々な配慮をすることを前提とした作品であるが、その配慮のあり方をもう一度根底から見直すことを本作では試みているとのこと。
『Go! プリンセスプリキュア オフィシャルコンプリートブック』での田中SDのインタビューによると「もともとプリキュアシリーズは女児アニメの概念に捉われないものとして始まったにもかかわらず、長く続く中でプリキュアの方が女児アニメのスタンダードと見なされるようになり、いつしかその内容に倫理的な側面まで期待されるようになった」と述懐しており、「それはとてもありがたいことだし、名誉なことではあるが、それに萎縮して、これまで無意識にすごく表現の幅を狭めていた」と反省の弁を述べている。田中SDは『Yes!プリキュア5』からプリキュアシリーズに本作まで参加しつづけたスタッフなため、現場の空気感のようなものの変化については敏感でもあったのだろう。
(なお、前作においてもシリーズ構成の成田良美が、プリキュアに長く関わっているスタッフとしての視点から「最近のプリキュアは倫理的な側面が強くなりすぎた結果、自己犠牲を奨励するようになっているように感じる」と危惧を述べていた。詳細は前作の項目参照)
そのような過剰な自主規制の空気を打開するための挑戦としてメインスタッフたちがその代表例としてあげていることに、プリキュアシリーズで初めて明確な水着回を用意したことがある。「本作には海のプリキュアがいるから、海遊びを楽しむ話がどうしても必要だった」ということだが、海水浴場に遊びにいくのになぜか泳ごうとしない不自然な展開にはどうしてもしたくなかったということ。
これまで忌避していた理由を理解したうえで、その配慮の方針を守りながら作り上げるのに神経を使ったようだが、結果的には可愛く楽しそうに描けて良かったとしている。
また、こういう個別の点だけではなく、全体的な作風においても過去作とは表現の仕方を変えているところがある。それが、プリキュア仲間同士の絆の表現である。
過去作では大切な仲間といつも一緒にいて心を一つにすることを絆の表現として用いられていた。
しかし本作で一番大切なものとして扱われるのは自分の中にある自分だけの価値観であり(本作はそれを「夢」という言葉で表している)、それはたとえプリキュアの仲間同士でも同じものにはなれないという事実を隠すことなく赤裸々に描いている。
だから「自分のことは自分の力でやり遂げなければならない」ということを繰り返し強調しており、仲間同士だからといってなんでもかんでも一緒にやれるわけではないという描写が多い。仲間が夢のために自立して自分の力で歩けるように、過度な干渉はせずにそれでも応援し続けることこそが大切だとする。しかし本作で最も問われるのは、自分の夢とは無関係な他人の夢のことも忘れずにリスペクトし続けられるのかということであり、それこそが本作での「絆」の表現である。
夢を追うことは他人に頼れない孤独なものであるが、それでも頑張ってる自分の姿をただ見守ってくれている人がいることは、何よりの支えになるというわけだ。
そのような作風ゆえに、最終回でプリキュアの変身アイテムを返上した上にチームの「解散」がなされ、しかも仲間たちとの「別れ」が描かれたのも特徴。
プリキュアとしての使命を達成したことで、プリキュア活動の「卒業」を果たし、夢を叶えるための次の舞台へとそれぞれが別の道を歩んでいくことになったわけである。
プリキュアシリーズでは『フレッシュプリキュア!』まではそういう「プリキュア卒業」をイメージさせる最終回は普通だったのだが、『ハートキャッチプリキュア!』以降の作品では映画「プリキュアオールスターズ」で矛盾が出ないように、最終回後もプリキュアの力は失われずチームの仲間たちも離れずにずっと一緒に居続けているような描写がされることが常だった。
本作もオールスターズ映画での出演が決まっているのだが、オールスターズに遠慮せずTV本編のテーマ性を貫いたというのは、制作方針として大きな挑戦だったと言えるだろう。
その意図を尊重してなのか、本作終了直後の『オールスターズ』最新作『みんなで歌う♪奇跡の魔法!』でのプリンセスプリキュアの扱いは「最終回の別れの日が来るよりも前に起こった出来事」とも取れる設定でつくられている(2017年3月公開の『ドリームスターズ』も同様の考え方ができる。ただし、仮に新たなオールスターズ作品が作られた場合は、どう解釈するのか不明なところである)。
登場キャラクター
プリキュア
- 春野はるか / キュアフローラ(声:嶋村侑)
- 海藤みなみ / キュアマーメイド(声:浅野真澄)
- 天ノ川きらら / キュアトゥインクル(声:山村響)
- 紅城トワ / プリンセス・ホープ・ディライト・トワ / キュアスカーレット(声:沢城みゆき)
ホープキングダム
王族
妖精
- チエリ / 先代のキュアフローラ(声:藤田咲)
- ユラ / 先代のキュアマーメイド(声:ゆきのさつき)
- セイ / 先代のキュアトゥインクル(声:清水香里)
ディスダーク
絶望の魔女
絶望のプリンセス
- トワイライト(声:沢城みゆき)
クローズの部下
怪物
私立ノーブル学園
1年生
- 七瀬ゆい(声:佳村はるか)
- 藍原ゆうき(声:阿部敦)
- 狩野さやか(声:東山奈央)※1
- 栗田まい(声:橋本結)
- 小巻のりこ(声:佳村はるか)※1
- 瀬川ひとみ(声:清都ありさ)
- 神田ようこ(声:井上遥乃)
- 小森はなえ(声:千菅春香)
- 古屋りこ(声:植田佳奈)
- 平野ケンタ(声:小林裕介)
2年生
3年生
教職員
プリキュアの家族
春野家
海藤家
天ノ川家
その他の人物
ゲストキャラクター
映画版のキャラクター
パンプキン王国の登場人物
パンプキングダムの登場人物
プリキュアオールスターズのキャラクター
ゲーム版のキャラクター
シュガー王国
敵キャラクター
ミュージカルショーのキャラクター
※1…ノンクレジット
呼称表
が\に | 春野 | 海藤 | 天ノ川 | 紅城 | 七瀬 | カナタ | パフ | アロマ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
はるか | わたし | みなみさん | きららちゃん | トワちゃん | ゆいちゃん | カナタ | パフ | アロマ |
みなみ | はるか | わたし | きらら | トワ | ゆい | カナタさん | パフ | アロマ |
きらら | はるはる | みなみん | アタシ | トワっち | ゆいゆい | カナタ | パフ | アロマ |
トワ | はるか | みなみ | きらら | わたくし | ゆい | お兄様 | パフ | アロマ |
ゆい | はるかちゃん | みなみさん | きららちゃん | トワちゃん | わたし | カナタさん | パフちゃん | アロマくん |
カナタ | はるか | みなみ | きらら | トワ | ゆい | ボク | パフ | アロマ |
パフ | はるか | みなみ | きらら | トワさま | ゆい | カナタさま | パフ | お兄ちゃん |
アロマ | はるか | みなみ | きらら | トワさま | ゆい | カナタさま | パフ | ボク |
各放送回
話数 | サブタイトル | 放送日程 | 備考・関連タグなど | OPナレ(※) |
---|---|---|---|---|
1 | わたしがプリンセス?キュアフローラ誕生! | 2月1日 | 春野はるか、海藤みなみ、天ノ川きらら、カナタ王子、パフ、アロマ、七瀬ゆい、春野いぶき、春野もえ、クローズ、ゼツボーグ初登場/はるかがカナタ王子からドレスアップキーを渡される/はるかがノーブル学園女子寮に入寮/はるかがドレスアップキーとプリンセスパフュームでキュアフローラに変身 | はるか |
2 | 学園のプリンセス!登場キュアマーメイド! | 2月8日 | みなみがドレスアップキーを拾得/みなみがドレスアップキーとプリンセスパフュームでキュアマーメイドに変身/アロマ達が残りのプリンセスパフュームを紛失 | みなみ |
3 | もうさよなら?パフを飼ってはいけません! | 2月15日 | 如月れいこ、東せいら、西峰あやか、白金、シャット初登場/パフが寮内で見つかり大騒ぎになる/紛失したプリンセスパフュームがきららの手元にあることが判明 | はるか |
4 | キラキラきららはキュアトゥインクル? | 2月22日 | きららがキュアトゥインクルに変身/戦闘後プリンセスプリキュアになることを拒否するきらら | きらら |
5 | 3人でGO!私たちプリンセスプリキュア! | 3月1日 | はるかがきららの多忙さを体験する/ディスピア登場(声のみ)/きららがプリンセスプリキュアに参加/3人が名前で呼び合う | はるか |
6 | レッスンスタート!めざせグランプリンセス! | 3月8日 | ミス・シャムール、ロック初登場/プリンセスレッスンが開始される/プリンセスレッスン「アフタヌーンティーのもてなし方」/ディスピア正式登場/ホープキングダムが初めて映像化/はるかがカナタ王子との9年ぶりの再会 | はるか |
7 | テニスで再会!いじわるな男の子!? | 3月15日 | 藍原ゆうき正式登場/ミス・シャムール、人間態初披露/プリンセスレッスン「テニス」/アロマでバスケするパフ | はるか |
8 | ぜったいムリ!?はるかのドレスづくり! | 3月22日 | はるかが初のドレス作りの挑戦/プリンセスレッスン「洋裁」 | はるか |
9 | 幕よあがれ!憧れのノーブルパーティ! | 3月29日 | はるみな回/クローズ、ディスピアから最後通告/今川シュウ、古芝ナオト初登場/ノーブルパーティ開幕/みなみのお化け嫌い発覚 | みなみ |
10 | どこどこ?新たなドレスアップキー! | 4月5日 | 新年度初の放送/ゆいにプリキュアの正体を明かす/エレガントドレスアップキー(ローズ、アイス、ルナ)を入手/プリキュアとディスピアが初対面 | はるか |
11 | 大大大ピンチ!?プリキュアVSクローズ | 4月12日 | クリスタルプリンセスロッド入手/プリンセスプリキュアがモードエレガントの第二形態に初変身/クローズ消滅/ゆいがプリキュアの協力者になる | はるか |
12 | きららとアイドル!あつ~いドーナッツバトル! | 4月19日 | 一条らんこ、舘響子初登場/ドーナツプリンセスと根性ドーナツくん | きらら |
13 | 冷たい音色…!黒きプリンセス現る! | 4月26日 | トワイライト初登場/はるかがヴァイオリンを始める/プリンセスレッスン「ヴァイオリン演奏」/源はるか(ミス・シャムール悶絶)/シャットがトワイライトの下僕化/強化型ゼツボーグ(赤)初登場 | はるか |
14 | 大好きのカタチ!春野ファミリーの夢! | 5月3日 | 春野ももか初登場/ノーブル学園でファミリーデーを開催 | はるか |
15 | 大変身ロマ!アロマの執事試験! | 5月10日 | プリンセスレッスン「アフタヌーンティーのもてなし方」(はるかの追試)/アロマが正式な執事になるための試験を受ける/アロマとパフの人間体が初登場 | はるか |
16 | 海への誓い!みなみの大切な宝物! | 5月17日 | みなみ、はるか、きららが海藤グループの海洋リゾートに招待される/海藤わたる初登場/キュアマーメイドがミラクルバブルドレスアップキーを入手 | みなみ |
17 | まぶしすぎる!きらら、夢のランウェイ! | 5月24日 | 天ノ川ステラ声付き初登場/キュアトゥインクルがミラクルシューティングスタードレスアップキーを入手 | きらら |
18 | 絵本のヒミツ!プリンセスってなぁに? | 5月31日 | 望月ゆめ初登場/童話『花のプリンセス』のあらすじが判明/キュアフローラがミラクルリリィドレスアップキーを入手/プリンセスプリキュアがモードエレガントの第三形態に初変身 | はるか |
19 | はっけ~ん!寮で見つけたタカラモノ! | 6月7日 | カナタ王子に妹がいることが判明/トワイライトがプリンセスパフュームを発見・入手 | はるか |
20 | カナタと再会!?いざ、ホープキングダムへ! | 6月14日 | プリキュアシリーズ放送555回/はるか、みなみ、きらら、アロマ、パフがホープキングダムへ/はるかがカナタ王子で9年ぶりにじかに会う/トワイライトがブラックプリンセスに変身 | 特別篇(※) |
21 | 想いよ届け!プリンセスVSプリンセス! | 6月28日 | トワイライトの過去が判明/洗脳が解けトワイライトはトワに戻る/カナタ王子によりはるか達が元の世界に帰される | はるか |
22 | 希望の炎!その名はキュアスカーレット!! | 7月5日 | プリキュアとディスピアの初の直接対決/トワがキュアスカーレットに初変身/スカーレットバイオリン入手 | はるか |
23 | ず~っと一緒!私たち4人でプリンセスプリキュア! | 7月12日 | OPナレーションでトワ初参加「真のプリンセスを目指す4人の物語」へ…/キャラの服装が夏服になる/トワがトワイライトの衣装から通常の私服になる/初4人キメ台詞バンク/トワがノーブル学園に入学/強化型ゼツボーグ(ロック覚醒版)初登場/ロックショック | トワ |
24 | 笑顔がカタイ?ルームメイトはプリンセス! | 7月19日 | きらトワ回/トワが初登校 | きらら |
25 | はるかのおうちへ!はじめてのおとまり会! | 7月26日 | ノーブル学園夏休み突入/はるかの実家へみんなでお泊まり | みなみ |
26 | トワ様を救え!戦うロイヤルフェアリー! | 8月2日 | OPが新カットに/EDが変更/風邪をひいて寝込んでしまうトワ/アロマとパフがドレスアップ | トワ |
27 | ガンバレゆうき!応援ひびく夏祭り! | 8月9日 | ゆうはる回/夏祭り/全員が浴衣姿を披露/プリキュア音頭 | はるか |
28 | 心は一緒!プリキュアを照らす太陽の光! | 8月16日 | プリキュア水着解禁/海藤家のプライベートビーチで海遊び/スカーレット用の新たなキー出現/フローラ・マーメイド・トゥインクルのドレスアップキーが全てロックに奪われる | トワ |
29 | ふしぎな女の子?受け継がれし伝説のキー! | 8月23日 | 先代プリンセスプリキュア全員登場/ロックがドレスアップキーから絶望を抽出/ロックが城をゼツボーグ化 | はるか |
30 | 未来へ!チカラの結晶、プリンセスパレス! | 8月30日 | プリンセスパレス出現/ロック怪物化/ドレスアッププレミアム登場/ロック消滅/クロロ初登場(ただし人間態で昏睡状態) | はるか |
31 | 新学期!新たな夢と新たなる脅威! | 9月6日 | アイキャッチ変更/プリンセスレッスン「フラワーアレンジメント」/クローズ、ディスピアの復活/クロロが妖精態に戻る/ストップとフリーズ初登場 | はるか |
32 | みなみの許婚!帰ってきたスーパーセレブ! | 9月13日 | はるみな回/OPカットが一部変更/伊集院キミマロ初登場 | みなみ |
33 | 教えてシャムール♪願い叶える幸せレッスン! | 9月20日 | プリンセスレッスン「セルフメイク」/クロロが昏睡状態から目覚める/ホープキングダム王家の紋章コイン出現 | はるか |
34 | ピンチすぎる~!はるかのプリンセスコンテスト | 9月27日 | はるきら回/はるかがイメージガールのコンテストに出場/OPにクロロ追加 | きらら |
35 | やっと会えた…!カナタと失われた記憶! | 10月4日 | キャラクターの服装が冬服になる/記憶喪失になっていたカナタと再会/OP劇場版宣伝バージョンに差し替え/紅城トワの本名が判明 | はるか |
36 | 波立つ心…!みなみの守りたいもの! | 10月11日 | みなみ回/海藤つかさ、海藤ますみ、北風あすか初登場 | みなみ |
37 | はるかが主役!?ハチャメチャロマンな演劇会! | 10月18日 | 古屋りこ、平野ケンタ初登場 | はるか |
38 | 怪しいワナ…!ひとりぼっちのプリンセス! | 10月25日 | 黒須登場/プリキュア史上最悪の放送基準に違反しかねない緊急事態に… | はるか |
39 | 夢の花開く時!舞え、復活のプリンセス! | 11月8日 | 絶望から自力で立ち上がり復活するはるか/カナタが記憶を取り戻す/モードエレガント・ロイヤル | はるか |
40 | トワの決意!空にかがやく希望の虹! | 11月15日 | トワ回/トワとカナタが正式に再会/「プリキュア・スカーレット・プロミネンス」技初披露/クロロがロックに取り付かれた経緯が判明/炎の城を解放/OP&ED歌唱担当の礒部花凜&北川理恵がCV出演 | トワ |
41 | ゆいの夢!想いはキャンバスの中に…! | 11月22日 | ゆい回/プリンセスレッスン「料理」/ゆいが3度目のゼツボーグ化/ゆいが自力で絶望から立ち直ってゼツボーグを止める | はるか |
42 | 夢かプリキュアか!?輝くきららの選ぶ道! | 11月29日 | きららの夢の総決算回(前編)/明星かりん初登場/「プリキュア・ギャラクシー・コーラス」技初披露 | きらら |
43 | 一番星のきらら!夢きらめくステージへ! | 12月6日 | きらら回(後編)/星の城を解放しホープキングダムの空を取り戻す | きらら |
44 | 湧き上がる想い!みなみの本当のキモチ! | 12月13日 | みなみ回(前編)/ぷんすかフローラ/「プリキュア・コーラル・メイルシュトロム」技初披露 | みなみ |
45 | 伝えたい想い!みなみの夢よ大海原へ! | 12月20日 | みなみ(後編)/ザ・プリンセス/シャットがディスピアからラストチャンスを与えられる/海の城を解放 | みなみ |
46 | 美しい…!?さすらうシャットと雪の城! | 12月27日 | シャット回/シャット怪物化/ノーブル学園冬休み突入 | トワ |
47 | 花のように…!つよくやさしく美しく! | 2016年1月10日 | はるか回/「プリキュア・サクラ・トルビュランス」技初披露/花の城を解放/ホープキングダムが元の姿に戻る/ディスピアが人間界に進撃開始 | はるか |
48 | 迫る絶望・・・!絶体絶命のプリンセス! | 1月17日 | ディスダークとの最終決戦突入/ディスピアの操り人形として蘇るロック/シャット造反/プリンセスロッド・スカーレットバイオリン破壊 | はるか |
49 | 決戦ディスピア!グランプリンセス誕生! | 1月24日 | ディスピアがクローズを取り込んで最終形態に変化/ロックが造反しクロロと共闘/プリキュア4人がグランプリンセスに覚醒/「プリキュア・グラン・リベラシオン」技披露/ディスピア消滅 | はるか |
50 | はるかな夢へ!Go!プリンセスプリキュア! | 1月31日 | 最終回/クローズがディスピアの力を継承/フローラとクローズの最後の戦い/クローズ(ストップ・フリーズも?)撤退・停戦/ホープキングダム解放/エピローグでの成長した4人/キュアフローラからキュアミラクルへのバトンタッチ | はるか |
※OPのイントロでは春野はるか役の嶋村侑によって「強く、優しく、美しく、真のプリンセスを目指す3人(4人)の物語。夢に向かって、Go!プリンセスプリキュア!」というナレーションが入るが、はるか以外のプリキュアを脚本内で主役的に扱う回においてはそのプリキュアが担当する。第20話についてはプリキュアシリーズ放送555回目を記念しはるか、みなみ、きららの三人による特別メッセージが流された。
ストーリー展開(ネタバレ注意)
私立ノーブル学園は「自分の夢を自分の力で叶えるために、みんなで協力しあう」という理念によって作られた全寮制の名門校である。
主人公春野はるかもまた、大きな夢を叶えるために厳しい試験を乗り越えてノーブル学園に入学してきた新入生であった。
はるかの夢は「プリンセス」になること。誰もが馬鹿にして笑うその夢だったが、この夢を守り続けることは幼き日にカナタという少年と約束したことでもあった。
入学式の朝、新しい学校生活に期待感を膨らませるはるかだったが学園の森の中を散策中に「ホープキングダム」からアロマ&パフ兄妹が転移してくるところを目撃。さらにこの二体の妖精たちを追ってディスダーク三銃士の一人クローズが現れる。
クローズは妖精たちを追い詰めるための兵器として怪物・ゼツボーグを生み出す。ゼツボーグを生み出す触媒になるのは人間の「夢」。人々の夢に鍵をかけ絶望に変えることで怪物が生まれるという。そして触媒に選ばれたのは、はるかのルームメイトである七瀬ゆいだった。
クローズの所業に恐怖よりも怒りを燃やすはるか。そのとき、昔カナタからもらったお守りの「ドレスアップキー」が光り出す。それを見たアロマは、はるかが「プリンセスプリキュア」の後継者候補の一人だと直感し「プリンセスパフューム」を託す。するとはるかはキュアフローラへと変身した。
ホープキングダムを救うには、12本のドレスアップキーを集めディスダークを倒さなければならない。
「強さ・優しさ・美しさ」を兼ね備えた真のプリンセスになり世界を救うという「プリンセスプリキュア」の使命を胸に、はるか、そして仲間となる生徒会長の海藤みなみ、中学一年生にして人気モデルの天ノ川きららの戦いが始まる。
途中でゆいに正体がばれてしまい、ディスピアの娘と名乗るトワイライトが彼女達の前に現れる。実は彼女はカナタの実妹且ホープキングダムの王女・プリンセス・ホープ・ディライト・トワが幼い頃ディスピアに連れ去られ、変わり果てた姿だった。しかしプリキュアの活躍で彼女は浄化され新世代の第4のプリキュア・キュアスカーレットへと覚醒。プリキュアは三銃士の妨害に遭いながらもミス・シャムールやカナタの協力を得て、5本のオリジナルキーを加えた17本のドレスアップキーを手に入れる。ホープキングダムの炎の城を誕生させ星・海・花の城を蘇らせ、人間界に進行してきたディスダークを倒すのだった。しかし首領のディスピアは消滅寸前に一人残った部下・クローズに力の全てを託し、クローズはキュアフローラと一騎打ちを行うも互いの気持ちを受け止める。クローズは再戦を望みながら何処かへと去っていった。
そしてホープキングダムは本来の美しさを取り戻し、トワたち兄妹と妖精たちはホープキングダムに帰還する。はるかたちは、プリンセスプリキュアを通じて自覚したそれぞれの夢に向かって歩んでいくのだった。
テーマソング
オープニングテーマ
作詞:大森祥子
作曲:渡辺亮希
編曲:渡辺亮希・池田大介
歌:磯部花凛
※本編放送時のOPのイントロで挿入される「強く、優しく、美しく…」の台詞は楽曲としては挿入されていない。
26話からは、新カットと同時に同曲の2番を使用したバージョンへ変更された。
※第50(最終)話のみ1番のバージョンに戻されている。
前期エンディングテーマ
作詞:マイクスギヤマ
作曲:山本清香
編曲:多田彰文
歌:北川理恵
後期エンディングテーマ
題名:夢は未来への道
作詞:マイクスギヤマ
作曲:石塚玲依
編曲:石塚玲依
歌:北川理恵
※後期EDのCGアニメーションは毎回ランダムにソロパートが入れ替わる形となっている。詳細は楽曲記事を参照。
主題歌関係者について
主題歌関係者はほとんどが『プリキュア』シリーズ初参加となる。
- OP作詞の大森祥子は、ニチアサ枠へは『おジャ魔女どれみ』以来の参加。その間、秋山澪のゴーストライター…もとい、『けいおん!』における大多数の作詞を担当している。プリキュア5のキャラクターソングである『Shine 5 Hearts』の作詞経験がある。
- OP作曲の渡辺亮希と編曲の池田大介は、『名探偵コナン』などアニメ作品への楽曲提供も豊富な、J-POP界に一時代を築き上げた制作集団「Being」の座付作家。渡辺は初のアニメ作品となるが、池田は「ムーンライト伝説」他多数のアニソンに関わった実績を持つ。
- OP歌唱の磯部花凛は、2014年のミス・ユニバース・ジャパン奈良代表という異色の経歴の持ち主(アニソン関連者全体としても、ミスコン出身者は1987年クラリオンガールとなった、先述のBeing所属の川島だりあ程度)。
- ED作詞のマイクスギヤマは、ニチアサ枠においてスーパー戦隊シリーズの主題歌を担当する制作集団「Project.R」からのスライド参加。
- 前期ED作曲の山本清香は、藤田麻衣子のバックミュージシャンを務める他、マクドナルドやサントリーなど、主にCM音楽の分野で活動している人物。
- 前期ED編曲の多田彰文は、劇場版の『ポケットモンスター』『クレヨンしんちゃん』他、多数のアニメ作品に関わっている。何気にニコニコ生放送の生主でもある。
- 後期ED作編曲の石塚玲依は、『プリパラ』2期以降のBGMや『SHOWBYROCK!!』『ONEPIECE』『ぷちます!!』のキャラクターソング、『進撃の巨人』ED「美しき残酷な世界」など様々な楽曲の作編曲に携わっている。
- ED歌唱の北川理恵は、ミュージカル女優として10年近いキャリアを持つ一方、『NHKのど自慢』2007年船橋大会でチャンピオンとなるなど歌唱力に定評がある。前作の大森ゆうこ役・北川里奈との血縁関係は無いようだが、愛乃かおり役・堂ノ脇恭子と同じ事務所の所属だったりする。
映画
2015年3月14日公開の『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』にキュアフローラ・キュアマーメイド・キュアトゥインクルが参加する。
また、同年10月31日には単独の『映画Go!プリンセスプリキュア』も公開。
キュアスカーレットが、プリキュア映画初登場する(オールスターズ映画も含めて)ほか、第28回東京国際映画祭で、本公開に先駆け『ワールドプレミア』が行われる(本公開7日前。プリキュア映画ではドキプリ映画版に次いで2作目)。
2016年3月19日公開の『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』には初期メンバー3人とキュアスカーレットが参加。キュアスカーレットがオールスターズ映画初登場のほか、七瀬ゆいがモブキャラクター枠で初登場。
漫画版
東映アニメーションからの指示で、スピンオフな内容での連載になっていることが、第一巻巻末コメントにて明かされている。
2015年8月には単行本第一巻が、翌年2月には同第二巻がそれぞれ描き下ろしエピソードを加えて、発売された。
毎年のことであるが、最終的なエンディングの向かえ方がTV本編とは大きく異なるものとなっており、本作においては「最終決戦後にホープキングダムと人間界とのつながりが絶たれる」という設定がコミカライズ版では存在せず、逆に最終決戦後もホープキングダムの友人たちがいつも遊びに来れるような優しい世界であるように描かれた。
『花とレフィの冒険』
正式なタイトルは『物語 Go!プリンセスプリキュア 花とレフィの冒険』。
講談社KK文庫から刊行される文庫本で、上記の単独映画の中編作品『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』のその後の物語となる。ただし、時間軸的にはTVシリーズ本編との繋がりも窺える内容となっている。著者は単独映画の長編作品『パンプキン王国のたからもの』の脚本も手掛けた秋之桜子(山像かおりのペンネーム。キャストも兼任)。
詳細は当該記事にて。
関連動画
これであなたもプリンセスプリキュアまるわかりムービー - YouTube
3分でわかるGO!プリンセスプリキュア - YouTube
Pixivイラストにおける、プリキュアの変身前後の姿のタグの使い分けの配慮について
近年では、変身前の姿のみが描かれたイラストに対して変身後の姿の名前のタグが付けられている事や、変身後の姿のみが描かれたイラストに対して変身前の姿の名前のタグが付けられている事が多い。
しかし、そのような行為はどちらか一方の姿のイラストのみを検索したい人にとっては検索妨害にあたるので、行うべきではない。
中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。
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