CV:浅野真澄
概要
「学園のプリンセス」と呼ばれる、ノーブル学園中等部2年生。キュアマーメイドに変身する。
当学園の生徒会長を務めており、容姿端麗で成績優秀。バレエは完璧と称される腕前の才色兼備振りで、しかも大企業の社長令嬢という典型的なお嬢様であり、教職員にも一目置かれる存在。
「生徒会長を務めるプリキュア」としては5人目。
また、それまでの上級生のキャラクターは4人目(秋元こまち、月影ゆり)や5人目(水無月かれん)のプリキュアであったが、みなみは2人目でありかなり登場が早い(次点は4年後のスター☆トゥインクルプリキュアの天宮えれなで、3人目)。
誕生日は7月20日(海の日)(プリキュア新聞2015年春号より)。蟹座。
シリーズ構成を担当した田中仁によると、名前の「みなみ」には海をイメージさせる「美波」という漢字表記が考えられていたことが、放映終了後に刊行された『Go!プリンセスプリキュア オフィシャルコンプリートブック』において語られている。
人物
容姿
私服は薄紫色のリボンを付けた白いブラウスにタイトスカート、素足にハイヒールと、とても中学2年生とは思えない大人びた格好をしている。
私服
- 春服
- 夏服
- 秋・冬服
制服
ノーブル学園指定の制服に加え生徒会役員の証である青いリボンタイを着けている。
- 冬服
- 夏服
目はぱっちりとした横長の目、凛々しい眉毛、年齢の割にはかなり大人びており、気品あふれる顔つき。
水着姿
第28話での水着姿。
性格
大人びた外見で「厳しい人」という印象を持たれがちであるが、本当はとっても優しいお姉様的な存在。
バレエ指導や普段の生活態度など、人にものを教えたり素行を正す時は厳格になるが、それ以外の場面では、後輩が不遜ともとれる態度をとっていても怒らないどころか不快感すら見せないほど、かなり寛容な性格である。
本作は全寮制の学園が舞台で実の親が傍にいないだけに、従来なら母親が言いそうな助言をする役を任されている感がある。
第3話で見られたように、学園に起きた出来事には「みんなの意見を尊重する」「規則に固執し過ぎず、かといって逸脱もし過ぎない」といった姿勢で柔軟かつ民主的な対応で解決を図る。ある意味為政者の鏡である。
知性派キャラクターらしく冷静沈着でもあり、怪物が突然現れたり、妖精が喋ったりといった超常的な現象が起きてもあまり動じずに対応できる胆力と順応性の高さも持つ。
ただし、その後の描写から「実際は天然であるためではないのか」という意見も。
事実、冷静で分析力も高い割にはツッコミ属性が皆無で、はるかのボケに対し全く突っ込まない。どんなギャグシーンでも真顔であり、それがかえってシュールな笑いを引き立てている。
箱入り娘的な育ちだったことを窺わせる様子もあり、後述のエピソードにあるように外で買い食いをしたりプリクラを撮ったりすることも全くなかったようである。
スペック
前述したように成績優秀で、バレエのほか乗馬やアーチェリーもこなし、サッカー、バスケットボール、テニスなど激しいスポーツも得意である文武両道な才女(実際に文武両道。小学生時にフェンシングという武術も嗜んでいた事が第32話で判明)。
バイオリン演奏もこなしており芸道部門も抜かりない完璧超人。
しかし、幼い頃は泳げず、ある切っ掛けで泳げるようになった事が16話で判明する。最初から完璧超人という訳ではない。
弱点
第9話にて、小学生の頃の肝試しでのトラウマにより、オバケが大の苦手という事実が判明した。
学校では全校生徒の憧れの存在ではあるが、その一見完璧すぎに見える部分から周囲が勝手に遠慮してしまっており、心を許せる友達は少ない。
周囲から寄せられる期待などが大き過ぎて、悪く言えば「神輿に担がれている」状態になってしまっている為、友達の輪に入っておしゃべりしたり、一緒に遊んだりするなどの「普通の女の子として」の事ができない(そういった経験がない)傾向もある。
また、自分がなまじ何でも出来過ぎるせいで、「頼れる人物」というのも限られているのかもしれない。
だが、幼馴染みであるせいらとあやかに加え、はるか・きらら・ゆい・トワに出会えたことは、「籠の中の鳥」だった彼女の人生に於いて、決定的な意味を持つ事になるに違いないだろう。
そして、彼女の一番の弱点、というよりみなみ自分を縛っていたものは、他人に気を使いすぎる彼女自身の優しさである。
上記の通り「他人の為に」行動することに関しては素晴らしいものがあるが、一転して「自分の為に」行動をするという概念が乏しい。
はるかときららが「自分の夢のために」努力しているのに対し、彼女は後述のように自分の夢に対しての向き合い方が希薄であり、「(良い意味での)自分の我が儘」を押し通せないようにも見受けられる。
為政者としての素晴らしい姿も、逆に言えば自分の存在意義をそういう形でしかアピールできない悲しい姿なのかもしれない。
後述するように第44話で新しい夢ができたみなみであるが、そのことを周囲や家族に言うことができなかった。それは、自分の進路を変更することで期待してくれていた家族が悲しむのかもしれないという思いがあったためである。
実際は、みなみの両親や兄は名家出身キャラにありがちな「子供の将来を家風で束縛する家族」では全くなく、みなみが新しい夢に進むことを応援してくれる人物である(むしろ、みなみのそのような発言を待っていたようですらある)。みなみの心配は杞憂に終わったが、それほどまでにみなみは人に優しすぎるのである。
このように、一見完璧に見える彼女だが、精神面においては非常に繊細で脆い面も多々見受けられる。
本作のキャッチフレーズである『強く・優しく・美しく』のうち特筆した『優しさ』を持ち、『美しさ』も申し分ない彼女だが、そう言った心の『強さ』を持つことが彼女にとっての、この物語に於ける大きな課題であると言えるだろう。
主な人間関係
明確に対話したのは、はるかが入学式で遅刻したことを教師に咎められているのをフォローした時と、ある意味最悪だったが、その後はるかの頼みでバレエを教えることになってからは、まるで姉妹のような関係性を築いている。
高嶺の花として見られ、人望はあれどどこか孤立していた部分があったみなみにとって初めて親しく接してくれた後輩という点もあり、彼女への好意は大変厚い。
バレエ以外にも厳しくはるかに接することもあるが、基本的にははるかの望みに対して最善のサポートやフォローを行なう。日頃から努力家の彼女のことを見ているためなのか、大きな信頼感も抱いている。
傍から見れば初対面からずっと、かなり不遜な態度で応答されているが、みなみは眉を顰めることなく、その後プリキュアを通じて友人となってからも、きららのマイペースな性格を尊重している。
はるかと比べると深く携わる場面が少ないため壁がややあるように見えるが、実際はきららのこともしっかり見ているようで、不器用な優しさを見せるきららのことを「優しい」と評した。
小学校以来の幼馴染で、生徒会で共に働く仲間でもある。そのため、二人ははるか達が知らないみなみの過去や弱点なども知っている。もっとも、その弱点ができたのはせいらのせいである。
せいら、あやかと同じく生徒会メンバーの男子。なかなかのエリート臭を醸し出しているコンビだが、みなみにだけは頭があがらない様子。
家族構成
父親は多種多様な分野でトップクラスの業績を誇る巨大企業・海藤グループの社長。ゼツボーグが客船の上に出現した時も、臆することなく立ち向かう勇敢さを持ち合わせた立派な男性である。
兄のわたるはノーブル学園のOBであり、既に家業についている。主にリゾートや海運など海に関する10の会社の社長を務めながらも、周囲の和を大切にし、社員やその子供達にも愛される気さくな好青年である。
みなみは兄を非常に慕っており、普段は頼られる側であるみなみも兄の前では甘えるところを見せており、若干ブラコン気味でもある。
ちなみに家族全員髪の毛の色は青緑系。父・つかさもロマンスグレーながら、緑がかった色合いである。
夢
みなみの夢が初めて語られたのは意外と遅めの9話。「父や兄のような優れた大人になる」という目標があるとはるかに語ったのが最初である。
しかし、はるかにそれが夢なんですねと聞かれた時には「そうかもしれないわね」と若干曖昧な返事をしている。
11話ではクリスタルプリンセスロッド入手のために、プリキュアたちそれぞれが自分の夢を強く念じるシーンがある。このときは「兄や父のような、人のために役に立てる人間になる」とみなみは念じていた。
「優れた大人」や「人のために役に立てる人間」というのは非常に曖昧で、具体性に乏しい。
どちらかといえばここで重要なのは「父や兄のような人間になる」という方だろう。
16話で、みなみ自身も家業の経営に携わりたいとしており、そのために既に経営者として手腕を発揮している兄みたいに立派な人物になりたいと考えている。
兄の事は本気で尊敬しているし、家業も誇らしく思っている。なによりみなみ自体、海が大好きなので、これはみなみの本心だろう。
そして、みなみが「海藤グループの経営に携わりたい」ということ自体を夢とはしてないのは、それは何もしなくても手に入れることができる約束された未来だからである。
「父や兄のような人間になる」というみなみの夢が他の仲間と違うところは、明確な到達点が設定できないところである。どういう業績を残せば父や兄に追いついたといえるのかは当のみなみさえわかっていない。なので、彼女の夢はどこか曖昧に見えてしまうのである。
みなみは将来が約束されているがゆえに、自分の道をまだ模索している最中と言えるのかも知れない。しかし、みなみの特筆すべきところは「何をすればいいのかわからないなら、何でもやるべき」と自分の迷いをプラスの方向に働かせているところである。実際、経験が自分の糧になることを誰よりも理解しており、そのことは口にも出している。
なお、主人公であるはるかの「花のプリンセスになりたい」という夢はみなみ以上に何をすればいいのかわからない曖昧なものだったが、それでもはるかは幼稚園時代の夢を全然見失わなかった稀有な少女である。そして、はるかは夢のために何をするべきなのかを見つけるためにノーブル学園に入学してきた。はるかの場合はプリキュアに選ばれたことで「グランプリンセスを目指す」という明確な到達点を見出すことができたわけだが、みなみがはるかのことを気にかけているのは、2人の本質が似ているからかも知れない。
そんなみなみであったが、本作の後半時期のエピソードである第36話にて北風あすかという海洋生物学者と邂逅する。あすかはみなみを自分と似ていると感じ、将来は自分と一緒に仕事をしてみないかと誘う。みなみはその言葉に咄嗟に反応することができず、あすかは自分がみなみを困らせてしまったかもしれないと察し自分の言葉を気にしないようにと告げた。
このことは、一部の視聴者にはみなみは将来へ迷いを持っているのではないかとも映ったようだ。
そして実際に40話を超えたあたりからみなみに将来の夢への迷いが見え始めるようになり、最終回手前の44〜45話でみなみは自分の本当の夢は「海の生き物たちを通じて、海そのものを知りたい」だったと気づく。それはみなみが海藤家に生まれながら海に苦手意識を持っていた過去、それを克服させたのがイルカのティナだったことという経緯からすれば自然なことだったが、海藤家という巨大な企業グループの期待を背負っているが故に、海への興味は自然と家業につながっていたのだ。しかし、北風あすかと出会ったことでみなみに新しい夢が生まれてしまったのである。
本作は自分の夢を追い続けることを大切ということが基本的なテーマにあるが、そんな中でみなみは「自分が追っていた夢を途中で変えても構わない」ということも示してくれている大切なキャラクターでもある。
余談
上北ふたご版漫画での特徴
- アニメ本編と比べると少しお堅い。
- ノーブル学園の生徒のあこがれの的でありファンがいる点は本編と同じだが、漫画ではファンのみなみ熱が高くみなみの枕を取り合うなどしている。
声優について
浅野はプリキュアシリーズからは「見てしまうと自分も出演したくなってしまうから」という理由で、同シリーズを1話も見たことがなく、役が決まってからアフレコ開始まで3ヶ月の空いた間を利用して、『ふたりはプリキュア』から『ハピプリ』までの500話超のエピソード+劇場版を全て視聴したと言う。
各話ネタ
テレビ本編
■第1話
- はるか達がノーブル学園の校内を廻っている最中に登場。全校生徒の憧れな存在として紹介され、はるかも羨望の眼差しを向けた。
■第2話
- 浜辺にて、早朝マラソンに精を出すはるかを見かけるが、そこで浜辺に落ちていたキュアマーメイドのドレスアップキーを拾う。
- 入学式に遅刻して、先生にこっぴどく叱られるはるか。早朝マラソンをしていたことを知っているみなみは助け船を出す一方、その償いをはるかに課し、その内容を自分で考えさせる等、優しさの中にも厳しい一面を見せた。
- はるかから「バレエを教えてほしい」と頼まれ、「教えるからには手は抜かない」とこれを受け入れる。その言葉通り、レッスンは妥協しない厳しいものだったが、これは遠慮しがちな生徒と違い、自分に対し積極的に向かってくるはるかを評価してのことである。
- 難易度の高い技に挑戦しようとして足を挫いてしまったはるかに、無理をしないように諭す。そこではるか達学園の生徒から「完璧」「スーパーウーマン」と評されていることに対し、自分は完璧でもないし、バレエだって最初からできたわけじゃないと諭す。そして、はるかが自分を敬遠せずにバレエを教えてほしいと頼んできたことが嬉しかったと語る。
- そのすぐ後、学校にゼツボーグが出現。生徒会長らしく生徒の避難を指示するが、一人だけ反対方向へ向かうはるかを追い、はるかがキュアフローラに変身してゼツボーグに立ち向かうところを目撃する。
- はるかが足を挫いていたことからゼツボーグに追いつめられたところを庇い、生身でゼツボーグやクローズに一歩も引かない胆力を見せる。
「学園のみんなを守るのが、生徒会長のわたしの使命…わたしは決して、あなたに屈したりしない!」
- その心にドレスアップキーが反応し、プリンセスプリキュアの資質を持っていることが発覚。アロマからプリンセスパフュームを託され、キュアマーメイドへと変身する。
- 恐るべき呑み込みの速さでプリキュアの身体能力を把握。強烈な足技と、水中で自在に動ける特性でゼツボーグを圧倒し、最後はモードエレガントでの必殺技「プリキュア・マーメイドリップル」で浄化に成功する。
- 憧れの先輩がプリキュアになったことで、はるかにさらに懐かれた。また、アロマやパフが喋っていることは意外とあっさり受け入れている。
■第3話
- はるかが寮の仕事でパフとアロマが無くしたパフューム探しを手伝えないのでみなみはパフ、アロマと前回の戦闘が有った海岸を捜索する。
- 探し物(パフューム)捜索の結果をはるかに報告するみなみ。その様子を見た寮の生徒がざわつく。
- 寮内で探し物?をしていたパフを風紀委員の如月れいこが見つける。はるかがパフを飼おうと言い出すが寮の決まりは全員の賛同が必要と諭す。
- パフの努力と魅力に懐柔され賛同に回る生徒が増えるが、れいこの犬嫌いが判明して…
■第4話
- はるかが行方不明になったパフュームを探していた。はるかは探し物が見つからず諦めかけていたそんな折マガジンラックからファッション誌を見つける。天ノ川きららがノーブル学園の生徒だと説明する。
- はるかがきららに会いに行った時、自分も説得を試みるが、きららから「しつこいんですね?」と言われて引き下がる。
- 放課後教室にきららが居らず撮影してる現場まで行く途中ではるかが移動販売のドーナツ屋を見つけてドーナツを勧められる。みなみはドーナツが初めてだったようで感動していた。
- 撮影現場にクローズがゼツボーグを仕掛けてくる。はるかとみなみは変身してゼツボーグを撃退しきららが持っていたパフュームに付いて説明するがきららからパフュームを返還され、その場にいたフローラ、マーメイド、アロマ、パフが驚く。
- はるかがパフュームの事で悩み、きららが出るファッションショーに行きたいと言い出し二人で寮長に許可を取り付け出かける。
- 会場ではるかときららが会話しているときは何をしていたのか不明。
- ファッションショーの会場にゼツボーグが現れたのでフローラとともに変身し参戦する。この時きららがキュアトゥインクルに初変身し勝利している。
- 戦闘後はるかが改めてきららをプリキュアに誘うが断られまたもや驚く二人と1匹と1羽。
■第5話
- はるかとともにバレエのレッスンをしていた。
- はるかがきらら勧誘に奮闘する姿を校内から見守る。
- はるかにきららのオーディションの事を聞いていたのできららと廊下ですれ違った時それとなく尋ねてみる。はるかの一途さをきららから語られ同意する。この時にきららから「みなみん」というニックネームを付けられる。
- 校内にゼツボーグが現れたのでフローラとともに戦うが劣勢になってしまう。見るに見かねたきららがトゥインクルに変身して参戦し形勢逆転、浄化に成功する。
- きららがはるかを「はるはる」みなみを「みなみん」と呼んだのではるかから「みなみさんと呼んでいいですか?」と問われ承諾する。そして「はるか」と呼ぶことの許可を貰う。
■第6話
- 冒頭、生徒たちからきららとともに「大輪の花」と讃えられる。
- プリンセスプリキュア3人が揃ったので活動拠点として普段は使われていない第二生徒会室を活動拠点として提供。
- シャムールは手始めに紅茶の淹れ方からレクチャーを始めるが、みなみはきらら同様そつなくこなしていた。
- フローラがロックに軽視されると、トゥインクルに続いて「遅咲きの花ほど大輪なものなのよ!」と援護している。
■第7話
- 校内球技大会が開かれ、みなみはサッカーに参加する。
- はるかがテニスでダブルスを組むことになった藍原ゆうきに意地悪されて泣かされたので慰める。この時のみなみの表情はまさに慈しみを表す日本の仏像や日本画の仏様の様な半眼微笑であった。
- はるかがシャムール指導の下テニスの特訓をしているのできららとともにテニスウェアで参戦。
- ゼツボーグが現れフローラの加勢に行こうとするが生徒会長としての仕事で避難する生徒の誘導に追われる。
- フローラがピンチの時きららとともに現れ変身加勢する。トゥインクルと連携しゼツボーグの動きを止めフローラが浄化する。
- 球技大会が再開しきららとともにはるかのテニスを応援していた。
■第8話
- ノーブルパーティのポスターを飾る。
- 最初ははるかのドレス作りを寸法を測るなどして応援するも、学業が疎かになっていることを知ると、中身が伴わなくてはせっかくのドレスも台無しだとして「ドレス作りはおやめなさい」と叱責。
- しかし、実際の所、はるかがその叱責をバネにやり遂げると信じており、明らかに無理をしているはるかに対してあえて何も言わず、一歩退いたところから彼女の頑張りを見守る。
- きららにその態度を「冷たい」と咎められたが、きららの心配する心情も理解したうえで、優しく返答している。
- だが、ゼツボーグが出現。きららの「はるかには知らせないで欲しい」という提案には賛同し、二人でゼツボーグの打倒を目指す(最終的にははるかも来てしまったが)。
- 全てが済んだ後、はるかの感謝に照れるきららに対し「そうね、きららはとても優しいわ」と言って照れさせた。
■第9話
- ついに当日となったノーブルパーティの準備を、生徒会長として取り仕切る。他の生徒会役員からも手伝いを申し出られるが、結局すべて一人でこなしてしまい、パーティが始まった後も裏方で指示を出し続けていた。
- パーティでも変わらず大変な仕事をこなす姿をはるかに尊敬されるが、みなみは父や兄が自分よりもさらに優秀で、会社でより大変な仕事をしていることを例にあげてたいしたことはないと答えていた。しかし、はるかに「それがみなみさんの夢なんですね」と聞かれたときには、やや言葉を濁していた。
- そんな折、パーティ会場の照明が突然消えるというアクシデントが発生し、みなみは男子の役員たちと共に倉庫の配電盤を確認しに行くことになる。そこで一部の生徒が「あの倉庫にはオバケが出るという噂がある」という話をしていたのに対して、一瞬躊躇うような反応を見せていた。倉庫に向かう途中、男子役員たちがまたオバケの話をしていたところに思わず「おしゃべりはやめて!」と一喝。普段と明らかに様子が違うみなみに、男子たちは戸惑いを隠せなかった。
- 倉庫の配電盤にたどり着き、ブレーカーを戻そうとしたとき、突如幽霊のようなものがあらわれる。男子2人が取り押さえようとするが、壁に激突して気絶してしまい、みなみは孤立してしまう。
- 照明の異常、そして幽霊の出現は、クローズと彼が生み出したゼツボーグによるものだった。クローズは、出現させた幽霊が正直ショボかったために勝手な行動に呆れていた…が、その予想を裏切ってみなみはオバケに狼狽。そう、みなみはオバケが大の苦手だったのである。これには流石のクローズも目を丸くして唖然としていた。
- はるか達はみなみの幼馴染だったせいらとあやかから、みなみがオバケ嫌いになった経緯を聞かされる。小学生の頃、肝試しでせいらがオバケの役をやることになったのだが、気合を入れてオバケを演じたせいでみなみが大泣きしてしまい、それ以来みなみはオバケと聞くだけでも怖がるようになってしまったのだという。
- それでもゼツボーグを放っておくわけにはいかず、一人で応戦するマーメイド。だが、ゼツボーグが生み出したオバケの群れについに恐怖が限界になり、戦意を喪失してしまう。
- そこへフローラとトゥインクルが駆けつけ、トゥインクルがゼツボーグを引き受けている隙にフローラはマーメイドに駆け寄る。「情けないところを見られてしまったわね…でも仕方ないじゃない。怖いものは怖いのよ…」と自嘲気味に呟くマーメイド。そんなマーメイドを見たフローラに、「今日はわたし、学園のプリンセスを守るナイトになります!」と宣言される。
- フローラの助力で恐怖を乗り越えたマーメイドは、連携でゼツボーグの幻を打ち破り、マーメイドリップルでゼツボーグを浄化する。
- 無事に再開したパーティで、男子からダンスに誘われるみなみ。しかし、みなみはそれを「最初に踊る相手は決めている」と断る。そしてみなみが指名したのは……「踊りましょう、ナイトさん」
- はるかをリードして踊りながら、みなみは「これからもたまには頼りにしていいかしら」とはるかに尋ね、はるかはそれを満開の笑みで快諾。こうして、(色々な意味で)波乱のノーブルパーティは幕を閉じるのであった。
■第10話
- OPでは出ていた私服姿が、初めて本編でメインとなった回。
- 地下道を通った先にバラ園を見つけ「こんな素晴らしい場所があったのね」と感心していた。
- 建物内の壁のタイルには寄せ書きが書かれていてその中に書いてあった名前に兄の名前を見つける。
- 白金さんからバラ園と建物の由来を聞き勝手に入ったことを詫びている。
- 白金さんの介抱後、マーメイドはアイスキーを手にしていいる。
■第11話
- クローズの懇願で異空間に飛ばされ、青いゼツボーグと戦闘になる。
- ゼツボーグに対して前回入手した新しいキーを使おうとするも反応が無く、その後は決め技で浄化し、クローズに圧倒されるフローラの元に駆けつける。
- 新しいキーを新アイテム「クリスタルプリンセスロッド」に、差し込み、3人の合同技「プリキュア・トリニティ・リュミエール」を発動。クローズは浄化消滅する。
■第12話
- きららがテレビ出演することになり、取材先であるマーブルドーナツに応援に行く。
- いろいろと変顔でリアクションするはるかの横で、表情を崩さずにきららの活躍を見守る。
- こけてレースに敗北した一条らんこが根性で起き上がろうとしたとき、やけにシリアスすぎる顔で「根性ドーナツくんが!」とリアクションする(周りとの温度差でなぜかシュールなギャグに見えてしまう…)。
- らんこの夢から生まれたドーナツ型ゼツボーグの柔らかさをシリアスに「ドーナツ生地が柔らかいのね…」と分析。
- ドーナツ型ゼツボーグの動きを止めるため、3人でクリスタルプリンセスロッドで連携プレイを考案。自らのアイスキーの技で氷の山をつくり、ドーナツ型ゼツボーグの輪っかに氷を通して動きを封じた。
- 後日、ノーブル学園内でらんこを「ノーブル学園の3年生」であると仲間たちに紹介。意外にもらんこはみなみの先輩だった(本作で3年生キャラは初登場)。ただし交流はあまりなかったようで、らんこの夢がアイドルであることはシャットによって夢がさらけ出されるまで知らなかった。
■第13話
- バイオリンに興味を持ったがバイオリンを持っていないはるかに対し、自分のバイオリンの先生である錦戸を紹介。そのおかげではるかはバイオリンを手に入れた
- ミス・シャムールのレッスンでは、お手本としてバイオリンを弾いてみせた。
- はるかが仮面の少女からバイオリンの手ほどきを受けているところを目撃。みなみの印象は良くなく、バイオリンの音色についても「確かに美しいけど…」と、技量を高く評しつつも受け入れがたいものがあるようだった。
■第14話
- ファミリーデーのイベントで春野家が学園に来訪。生徒会長として、エフェクトが出るくらいに最高の社交笑顔でご挨拶。
- はるかの妹の春野ももかが不機嫌な理由にはるかが困惑するが、みなみは自分が幼い頃に兄がノーブル学園に入学したときに感じた複雑な気持ちから、ももかの気持ちをなんとなく察していたようだ。
■第15話
- 正式なメイドになる試験を受けるためにミス・シャムールの力で人間の姿になったパフに後ろから抱きつかれる。
- そこへやって来た白金さんにパフのことを尋ねられ、咄嗟に「知り合いの子役」と答えたきららに同意を求められ、慌てて何度も頷く(これまたシュール)。
- アロマとはるかにガーデンパーティ(というかピクニック)に招かれた際はパフの手を引いており、その姿はさながら姉妹か親子のようであった。
- 孤軍奮闘するフローラのピンチをアロマから聞き、トゥインクルと共に救援に駆け付けた。
■第16話
- アバンにて、海に沈んでいく幼少期のみなみをイルカが助けるシーンが流れた。
- はるかときららを、わたるが経営しているリゾートに招待。はるかから「みなみさんってすごい人なんですね」と言われるが、すごいのは自分ではなく経営者の兄だと言う。
- そこに現れた兄に、目を輝かせて抱き付くなど、普段は見せない年相応の振る舞いを見せた。
- ダイビングで、深さから海に入るのをためらうはるかを諭す。その際、「みなみも昔は全然泳げず、兄に泣きついた」という過去を兄に話され、顔を赤らめながら「昔の話よ」と告げた。
- ダイビングを行った後、野生のイルカがみなみの下に現れた。このイルカが冒頭でみなみを助けたティナであり、みなみの友達であった。
- 「海の感謝祭」で、経営者としてリゾート地を運営するだけではなく、そこで働く人や訪れる人との触れ合いを大事にするわたるを誇り、わたるのように海の良さを人に伝える人物になりたいと、自分の目標を語った。
- わたるとの会話で、「みなみは昔イルカになりたいと言っていた」「お兄様はシャチになりたいと言っていた」などと話し、久しぶりに二人きりで楽しく会話していた。しかし、そのわたるがロックによってシャチ型ゼツボーグにされてしまったので、キュアマーメイドとなって戦闘開始。その際、ティナに「逃げて」と告げる。
- 主に海の中でシャチ型ゼツボーグと戦うが、陸上のタコ型ゼツボーグの出現で戦力を分散され苦戦を強いられる。この水中戦の最中にもティナに「逃げて」と告げた。この時ティナは、キュアマーメイドがみなみだと気付いたようだった。
- ゼツボーグにあと一歩のところまで追い詰められたとき、ティナに庇われる。
- 水中で気絶し海で初めてティナと出会い、名前を付けて友達になったときの夢を見る。気付いた後、傷ついたティナを見て涙するが、海を愛するみなみの心に新しいドレスアップキーが反応し、キーの力でティナが回復した。海と兄の夢を守るため、新しいキーを入手して立ち上がった。
- 新しいキーの力で、劣勢に立たされていた戦況を打破。その戦いぶりに、普段はプリンセスプリキュアを見下しているトワイライトからも「名前を覚えておく」と、強敵視された。
- 戦闘終了後、みなみ=マーメイドであることをこの件で知ることになったティナや魚たちに海から御礼を言われた。
■第17話
- きららの母天ノ川ステラに対し、緊張してしどろもどろになるはるかとは対照的にしっかりとあいさつする。
- きららの実家に一泊することになり夕食の買い出しの最中にプリクラを撮ることになったが、「こういうのはやったことなくて……」と告げる。こういう娯楽設備で遊ぶことも今までなかったようだ。
■第18話
- はるかとゆいが「花のプリンセス」の作者で憧れの絵本作家である望月ゆめのサイン会に行くというので付き添う。その際、「絵本作家になりたい」というゆいの夢に理解を示す。
- 遂に本気を出したトワイライトと対峙。その際、トワイライトから気品や立ち振る舞いについては中々と評された(もっとも、「わたくしには勝てない」という上から目線の評価ではあった)
■第19話
- せいらが女子寮で宝探しのイベントを開催。ゆいとせいらとの3人グループを組み、白金から出されたなぞなぞ問題に挑む。
- 「玄関で笑っているのは誰?」というなぞなぞに対し、「クツクツクツとゲタゲタゲタ」ということで靴と下駄と答え、正解を導き出す。
- そのとき、たのしそうな笑顔を見せていたことから、せいらから「よく笑うようになったわね」と言われる。そのような変化に、みなみ自身は気付いていないようだった。
■第20話
- ドレスアップキーによりホープキングダムにワープさせられ、パフと一緒に探索。先代の海のプリンセスプリキュアから事情を聞いたような描写がされた。
- ホープキングダムの城に向かう途中でシャットと遭遇し、交戦。シャットは本気で倒しにかかるが、パフュームの保護を優先するみなみはバブルキーの力でシャットの動きを止めた隙に城に向かった。
■第21話
- トワイライトがカナタの妹のトワであることについて説明はうけていなかったが、現場の状況だけでだいたいわかったようであり、トワイライトを正気に戻すために戦うことになった。しかし「手加減できる状況ではない」ため全力であった。
- シャットの攻撃からフローラを庇い、3人での必殺技を放って勝利につなげた。
■第22話
- 正気に戻り気を失ってるトワをはるかが背負いノーブル学園に帰還する。玄関前で待っていたゆいに問い詰められるが、困惑する彼女に『後で話すから今はゆっくり休みましょう」と告げて落ち着かせた。
- ディスピアがトワを洗脳してる場面に出くわし変身して戦うが…
- フローラがいばらの中にいるトワを助けるため潜入するのを技の応酬でサポートする。
■第23話
- はるか達がトワを夢が浜の町に連れ出すのに付き合う。プリクラを初めて撮ったトワに「私もこの間初めて撮った」と言う。
- マーブルドーナツの店で自責の念に駆られ店を飛び出したトワをきららが「放っておけば?」というが、はるかが「それは出来ないって」と探しに行くのを「そうなるわよね」と理解を示す。
- トワを探しているときららが町の空き地にゼツボーグが居るのを見つける。そこにトワもいると確信した一行はその場に駆け付ける。
- フローラがスカーレットにハグし元気を与えた後4人そろって決めポーズを決め技の連携でゼツボーグを浄化する。
- 後日、学園長に呼び出されたトワに付いて学園長室に向かうがみなみ自身も学園長に会ったことが無いと言い出す。
- その後、トワは学園長の計らいでノーブル学園の生徒として過ごすことになる。
■第24話
- 7月20日がみなみの誕生日(O.A.は7/19)ということもあり、オープニング明けの提供イラストがキュアマーメイド仕様に。
- 実質トワきら回だったので出番が少ししかなかった。
- はるか達がトワの苗字をどうして「紅城」になったのかと尋ねる横で…
- ゼツボーグが現れたので現場に駆けつけ技を仕掛けるが、付箋バリアで無力化されてしまう。
■第25話
- はるかの実家にお泊まり会。用意するものを考えだした末にスーツケースを3つも持ち込んでしまう天然お嬢様ぶりを発揮する。
- 3つのスーツケースのうちのひとつは、スーツケース一杯分の高級メロンの詰め合わせであり、これを春野家への贈り物として渡していた。
- 「夏休みの体験」と称してはるかの店の手伝いや流しそうめん、銭湯、スイカの種飛ばし、畳の上で昼寝等、普段の寮生活ではできない体験を満喫する。
- みんなで昼寝している中、トワイライト時代の悪夢を見てうなされていたトワを目覚めるまでみなみはそっと見守っていた。「悪い夢でも見たのかしら?」と尋ねるみなみに心配をかけまいと平静を装うトワだったが、「話すことで楽になることもあるわ」というみなみの言葉に、「また闇に飲まれそうな気がして、夜が来るのが怖い」と本音を打ち明ける。
- 河原で花火を行うが、早々に花火が尽きてしまう。そこで2つ目のスーツケースを開封、なんと目ス一杯に花火が詰め込まれていた。「さあ、花火はこれからが本番よ!」と得意げなポーズのみなみに、「どんだけお泊りを楽しみにしてたの?」とゆいときららは唖然。
- 花火を楽しむはるかや地元の人々を横目に、「夜が怖くなったらこうしてみんなと一緒にいればいい、もっと私たちを頼ってもいいのよ」とみなみはトワに優しく語りかける。トワに笑顔が戻り、夜への恐怖心はだいぶ薄らいでいった。
- トワイライトに裏切られたことでトワへの復讐に燃えるシャットが、ゼツボーグを繰り出して変身前のトワを狙ってくる。しかしそれをみなみが間一髪救った。「自分の狙いはトワイライトだけなのだから邪魔をするな」というシャットに対し、「それなら用事はないはずよ!この子はもうトワイライトじゃない。私たちの仲間・紅城トワよ!そうでしょう、トワ!」と言い切り、二人で変身。
- ゼツボーグを撃退後、みんなで夜更かしすることに。そこで3つ目のスーツケース開封かと思われたが、「開けてからのお楽しみよ」とはぐらかした。
■第26話
- 海藤家所有のクルーザーで海を満喫しているとアロマから「トワが風邪で倒れた」とい連絡を受ける。急いでノーブル学園に戻ることに。
- はるか、きららと合流して寮に向かうとパフとアロマがセミゼツボーグ相手に善戦していた。トワを助けたいと願ったパフとアロマが変身する。変身したパフ、アロマのおかげで全力で走ってきた疲れが取れる。
- セミゼツボーグが脱皮してパワーアップしたので4人は変身してゼツボーグを撃退する。
■第27話
- 夢が浜で祭りが行われ、はるかとゆいの浴衣の着付けを手伝う。みなみ自身ももちろん浴衣。
- 祭りの会場ではるかに祭りの意義を聞いていた。
- シャットによりゆうきの取り巻き3人の女子がゼツボーグにされてしまったので変身して立ち向かうがゆうきから「青いのも来た」と言われる。フローラにゆうきの救出を指示する。
- スカーレットのフェニックスブレイズと3人によるトリニティエクスプロジオンでゼツボーグは浄化される。
■第28話
- 海藤家所有の南の島へ招待、みんなから島一つが海藤家所有で別荘まで有ることを驚かれる。似たような展開を某アニメのOVAで見たことが。ところで、このとき別荘にいた人は誰なんだろうか。
- トワはカナヅチであることが言い出せず、話を逸らしたりうろたえまくった挙句、砂浜から逃げ出してしまう。きららとみなみには既にバレバレだったが、そんなトワをみなみは「まだ遠慮があるのかしら」と気遣う。
- 別荘にゼツボーグが出現し駆けつけようとするが、そこにロックが現れる。3人に分離したロック対プリキュア3人の戦闘になる。ロックは何か企んでいるようで、あっさり倒されるが……。
- 戦闘後、スカーレット用の新しいドレスアップキー誕生を喜ぶ。
- しかしはるかが自分のドレスアップキーが無いことに気づく。みなみときららも同様。先程の戦闘は、ロックがキーを奪うための罠だったのだ。3人は愕然となる。
■第29話
- 前回ロックに奪われたドレスアップキーの事ではるか、きららと共に落ち込んでいた。実家からお土産を持って寮に戻った東せいらの声も届かないほどだった。その様子を見たゆいとトワが3人を励ます。
- パフが謎のドレスアップキーの匂いを嗅ぎつけ奪われたキーかもしれないと探し始める。ゆいとトワ、パフ、アロマは先に海岸に出てしまいはるか、みなみ、きららの3人はゆいたちとはぐれてしまう。謎の霧に包まれ見た事の無い場所に到達する。そこにはアフタヌーンティーのセットが用意されていてそこに見知らぬ女の子が3人現れる。みなみは勝手に入り込んだことを詫びるがはるかがおなかを鳴らせてしまったのでごちそうされる。
- そこにディスピアと巨大なゼツボーグが現れそこにいた面々を攻撃してくる。攻撃を避けようとそれぞ女の子の手を引いて逃げるが逃げ場を失う。
- 見知らぬ女の子3人ははるか、みなみ、きららに目指す夢を聞く。それを聞いて安心したのかなんとドレスアップキーを貸してくれる。変身しゼツボーグを退けた後見知らぬ女の子3人が自分の正体を明かし3人が先代のプリンセスプリキュアだったことが明らかに。
- はるかは先代に「あなたたちの夢は?」と問うと「ホープキングダムの平和」と言う答えが返ってくる。
- 先代3人からはるかはサクラキー、みなみはサンゴキー、きららはギンガキーを受け継ぐ。
- そしてロックによりゼツボーグ化された城が次元の壁を突き破りこの世界に現れる。
■第30話
- ドレスアップキーに導かれる形で城型ゼツボーグ内に突入しロックの仕掛ける罠を生身で切り抜ける。
- キーの奪還後マーメイドに変身し、真の力を開放したロックとの戦闘でトリニティエクスプロジオンが破られるが、12個のドレスアップキーが反応してプリンセスパレスが誕生。合体技「プリキュア・エクラエスポワール」でロックを倒した。
■第31話
- プリンセスレッスンでフラワーアレンジメントを習う。ロックの正体が妖精だったことに驚きを隠せない様子。
- 復活したクローズとの戦闘ではフローズンリップルを放つが効かず、逆に衝撃波を受けて悲鳴を上げる。
- 戦闘後、クローズの残した台詞に不安を感じていた。
■第32話
- メイン回。みなみの許嫁を自称する伊集院キミマロが登場。必要以上にセレブ風を吹かせ、熱烈にアプローチするキミマロには、さすがのみなみも困り顔。
- だが、はるかやきららなどの庶民的な『取り巻き』たちと楽しそうにしている今のみなみの姿は、キミマロにとってはすっかり昔と変わってしまったように見え、はるかこそがみなみに悪影響を与えた元凶だと思い込む。
- 彼もまた、幼い頃に初めて出会ったみなみに心を奪われ、ずっと想い続けていたのだが、今やその過剰な愛情は歪んだ方向に突き進んでおり、はるかをみなみに近づけるべきではないという結論に達してしまう。
- 面と向かってはるかに「君はみなみにふさわしくない、もう近づくな」と宣告するキミマロ。しかしその会話を立ち聞きしてしまったみなみは怒り心頭で、「君に彼女のような取り巻きは必要ないと思って…」と言い訳するキミマロに対し、「はるかは私の取り巻きじゃないわ、友達よ!」とぴしゃりと言い放つ。
- そしてショックを受けるキミマロにストップとフリーズが忍び寄り、「みなみと共に歩みたい(結婚したい)」という夢からゼツボーグが誕生。駆け付けたプリキュアたちは応戦するが、先程のキミマロの言葉で傷ついていたフローラは独走して空回り。そんな彼女をマーメイドは優しくたしなめる。
- 「私にふさわしいとかふさわしくないとか、そんなこと誰が決めるのかしら?はるかははるかのままでいい。私が…あなたといたいのよ」と、ゼツボーグそっちのけで愛の告白(?)を決めるマーメイド。
- 「確かにキミマロの言う通り、私は変わったかもしれない。でも私は今の私が好きよ。そして今の私があるのはあなたのおかげなのよ。だから余計な事は気にしないで、これからも友達でいてちょうだい」と微笑むマーメイドに、「私もみなみさんと一緒にいたいです!」と頬を染めながら満面の笑顔で応える。
- 完全に無視されたゼツボーグは怒って襲い掛かろうとするが、トゥインクルの隕石バリアで足止めされ「邪魔するな!」とKY呼ばわりされた挙句、あっさり浄化。キミマロも無事救い出された。
- 結局許嫁の件は、キミマロが勝手に言っていただけと判明。自分の独善的な態度を反省したキミマロは「いつかみなみにふさわしい紳士になって迎えに来る」と言い残してイギリスに帰って行った。
■第33話
- ミス・シャムールによるプリンセスレッスンのメイク編にて、手慣れたメイクを披露。「パーティーが多いから慣れている」とのこと
- 野良猫と会話するミス・シャムールを「語学に精通している」と説明するトワ。そのセリフに対し「あれも語学の一環なのね」と理解する。これも天然かもしれないが。
■第34話
- 「チョコレートプリンセスコンテスト」に出場するはるかのことを、「ステージで頭が真っ白にならないといいけど」と心配する。ゆいの発案で、みんなで色紙に応援メッセージを描くことになった。
■第35話
- みんな私服が秋モードにチェンジ。子供っぽいはるかのファッションに比べると、OLのような貫禄。
- カナタの記憶を取り戻すべく、はるかの実家の近くの丘に行く。
■第36話
- メイン回。海藤グループの船上パーティにみんなで出席。みなみの両親に挨拶する際、はるかは緊張でカミカミ。
- 停泊中に、久々に会ったティナを可愛がっていると、北風あすかという獣医の女性が声をかけてきた。「近くの水族館で仕事をしているから見学しに来ないか」と誘われ、大切なパーティがあるからと断りかけるも、目を潤ませて「一緒に行きましょう」とねだるはるかに押し切られ、水族館へ。
- みなみは、はるか達に食物連鎖の在り方や、食べ物に対する感謝の心を忘れないよう教えるあすかに、新鮮な刺激を感じた。あすかも、海の生物に対して鋭い観察眼を発揮するみなみに興味を持ち、「この仕事が向いているのでは」と誘い水を向ける。
- パーティの席上で、ドレスアップしたみなみは来賓たちに紹介される。「海藤グループのために力を尽くしたい」と笑顔で挨拶するみなみだったが……
- その来賓の一角にあすかの姿を見つける。彼女は実は世界的な海洋学者で、海藤グループへの加入を懇願されていたが、「自分の心に忠実でありたい。海を知りたいから、いつでも大海原に飛び込めるように自由でありたいの」と、申し出を断った。みなみの心はその言葉に揺れ動く。
- そこへストップとフリーズが出現し、あすかからゼツボーグを誕生させる。みなみ達はプリキュアに変身して応戦。
- 途中、みなみの父・つかさが勇敢にもゼツボーグに立ち向かおうとするが、マーメイドはそれを押し留めて、来客を避難させるよう促す。
- ゼツボーグを撃退した後、救出されたあすかは「海や、海の生き物に惹かれるあなたは、自分にちょっと似ていると思った」と打ち明け、「もしその気があるなら、いつかあたしと一緒に…」と言いかけるが……
- みなみが口を開くより先にあすかは「…な~んて、ちょっと思ったんだけど、海藤グループで家族と一緒に働くのが、あなたの夢なんだよね?」とみなみの立場を慮って、話を切り上げると握手を交わして去ってゆく。だが彼女を見送るみなみの心は、今までになく大きく波立っていた。
■第37話
- 演劇会でかぐや姫を演じる。かつらの必要もない、文字通りの緑の黒髪で生徒たちの目を釘付けにした。
- 戦闘ではゼツボーグが時限爆弾を持ち出し、70秒のカウントダウンバトルに。「ストップウォッチは機械、私の水の技が当たれば」と冷静に看破して、残り0.01秒で見事破壊に成功。
■第38話
- きららが南の島に撮影するため寮を開けるという話の流れで、父から家のパーティに呼ばれているが、何かあった時の事を心配する。
- はるかはそんなみなみの夢を応援するため、是非行って欲しいという。さらに突如現れた黒須にも後押しされる。皆の後押しを受ける形でパーティに向かうことになる。
■第39話
- パーティも終え、きららとともに寮に帰る道すがらはるかが通り過ぎるが、いつもとは違うはるかの様子を見て疑問に思うが、トワとゆいから事情を聞くと、はるかを残していたこと悔やむ。
- どうにもはるかの様子が気になるので探しに出かけるが、そこには仲間たちも。考えることは一緒だったようである。
- その時パフとアロマが異変を告げに来る。絶望の種が育ち森に包まれる夢ヶ浜の街。クローズやゼツボーグの大群と戦うことになる。
- クローズの猛攻に劣勢に立たされるが、その時夢と希望を取り戻したはるかは再びフローラへと変身する。
- フローラに対し一人にしたことを謝るがフローラはいつもの笑顔で「私を信じてくれたからですよね?」と意に介さない答え。それを聞いて安堵する。
- そして新たな力を得て夢ヶ浜を浄化、一時の平穏が訪れることになる。
■第42話
- 街頭の大型ビジョンに登場したきららのCM、その後に映し出されたイルカの姿を見て物思いに耽る。「きららは夢への階段をまっすぐ駆け上っているのね……」と心の中でつぶやくみなみは、まだ自分の夢が何なのか迷っている様子。
■第43話
- はるかが企画した学内イベントの「ドリームファッションショー」の司会を担当。各人が自分の将来の夢をテーマにしたファッションに身を包むというもので、モブキャラも含めて多くの生徒たちの夢が描かれたが、みなみは司会なので出演せず。残念ながら将来の夢の姿を披露することはできなかった。もっともここ最近のみなみの態度からすると、あえて避けたのかも知れないが……
- きららが来年の春には学園から去ってパリで夢を叶えたいと決意を固めたことにショックを受ける。前話のことも含め、大きな差がついたと感じているようだ。
■第44話
- みなみは夢を見ていた。海の中をティナと共に自由に泳ぎ回る夢だった。彼方に輝く光の方を目指そうとするも、頭上を海藤家の豪華客船が通りかかると、ティナも光も消えてしまった。手を伸ばそうとしたところで目が覚める。
- クリスマスの催しを間近に控えて、学園中がにぎやかになる中、みなみ一人は物思いに耽る事が多くなった。図書館できららに会っても、はるかが話し掛けてきても上の空で「何でもないわ」と答えるだけ。進路調査票も未提出で、座間先生には「悩む事は悪い事ではないから、じっくり考えるように」と励まされたものの、みなみは自分の夢に対する答えが出せそうになかった。
- そんな中、生徒会の会合中にきららが「緊急事態」と言って、みなみを連れ出した。だが緊急事態でもなんでもなく、最近悩みがちのみなみの悩みの力になりたいというきららなりの方法だった。図書館でみなみが読んでいた北風あすかの著書を差し出すきららだが、自分の知られたくない部分を見られた上に、かなり強引なきららのやり方に腹を立てたみなみは、思わず声を荒らげてしまう。
- だがきららが「いつも応援されてるから、今度は自分が力になりたかった」と、こんな手段しか取れなかった事を素直に謝ったため、みなみはすぐに冷静さを取り戻し、最近は海の夢ばかり見て、海に惹かれる気持ちが日に日に強くなっている事を打ち明けた。
- その頃シャットが学園に現れ、座間先生からゼツボーグを誕生させる。みなみはマーメイドに変身して戦うが、なぜかいつもの力が出せない。自分の夢に対して迷いを持ってしまったため、プリキュアの夢の力が弱まってしまったのだった。
- そんなマーメイドをフローラはぷんぷん怒りながら、「悩みがあったのならどうして相談してくれなかったんですか!水臭いじゃないですか!」と叱る。仲間達の励ましで、自分の本当の気持ちを偽っていた事を認めたマーメイドは、ようやく迷いを吹っ切ってゼツボーグを倒した。
- あすかとの出会いにより、海の生き物を診る獣医になりたいという新たな夢を持った事を、みんなに話すみなみ。あすかのブログを見つけて、毎日チェックしているのだという。
- みんなに応援され、笑顔を見せるみなみ。しかしその夢の前にはもう一つ大きな壁がある事を、みなみは仲間に明かしていない。そしてホープキングダムの海の城も、まだ目覚める気配を見せていなかった。
■第45話
- 子供の頃、「波はどこから来るの?」「イルカはどうしてあんなにジャンプできるの?」「海はどうして青いの?」などと家族を質問責めにしていたみなみ。父のつかさはその好奇心を微笑ましく思い「本当に知りたい事は、海に飛び込んで自分で見つけなさい」と答えており、それがみなみの夢の始まりになっていたのだった。北風あすかにその思い出話をしつつも、みなみの表情は晴れない。新しい夢を家族に打ち明ける勇気がなかったのだ。
- 母のますみからクリスマスカードが届いても浮かない顔のみなみを気遣う仲間達に、夢と両親との期待の間で板挟みになっている事をようやく告白する。
- 学園寮のクリスマスパーティではクリスマス限定ユニット「ザ・プリンセス」としてサンタコスで歌を披露。生徒達は大盛り上がりで、終わった後にみなみの歌と踊りの良さできららから「みなみんのファン増えるよ」と言われる。
- ちなみにこの時流れた挿入歌の「Joyful!プリキュアクリスマス」だが、実は既にリリースされているボーカルアルバム2に収録されたものとは異なり、みなみを主体において、映像に合わせる形でパート分けを変更した特別バージョンとなっている。
- そんなことを話しているところで、ますみから電話がかかってくる。直接メリークリスマスを伝えたかったと言い、娘の体調も気遣う母の愛情にみなみは涙する。母の愛のうれしさと、そんな母を失望させたくないという切なさの入り混じった涙だった。その姿を見たはるか達に「大切な人だからこそ、やはり本当の気持ちを伝えるべき」と後押しされ、ようやく両親に報告する決意を固めた。
- だがそこへ、ディスピアによって最後通告を突きつけられたシャットが、海亀型メツボーグと共に襲来。マーメイドに変身して戦うも、ホープキングダムに転送され、孤立無援の戦いを強いられる。
- カナタの手引きでフローラ達が駆け付けるも、メツボーグの猛攻で劣勢に。しかし、ホープキングダムの海を絶望の色に染めようとするメツボーグに、マーメイドは怒って立ち向かう。「私は海のプリンセス、キュアマーメイド!海と夢を汚す者は私が成敗します!」メツボーグは倒され、海の城が解放されると共に、ホープキングダムに美しい海が甦った。
- わたるの運転する車で、みなみは両親の元へ向かう。わたるは、みなみがあすかと出会った船上パーティの日から様子がおかしかった事、それも今日は吹っ切れた表情になっていた事に気づいており、みなみを応援する姿勢を見せる。そして遂にみなみは両親に、新しい夢ができた為に海藤家の仕事を手伝う事ができないと打ち明けるが……
- 両親の反応は意外なほど温かなものだった。つかさは今までわがまま一つ言わなかったみなみの自己主張をむしろ喜び、ますみも昔から自分より家族の事ばかり考えていたみなみの優しさを愛おしく思っていた。二人ともみなみの夢を、わがままどころか娘の成長の証として祝福してくれたのだ。「自分の信じる道を行きなさい。お前の喜びが私達の喜びなのだから」という父の言葉に、みなみはまた涙を流す。今度は、心からの嬉し涙であった。
■第46話
- 寮の大掃除のしながら年末の過ごし方について聞かれると「家族で野生のペンギンを見に行く」 とのこと。これにははるかもゆいもびっくり。
- 翌日、外は雪が積もっており、校庭に向かって雪遊び。雪うさぎを作り上げていた。
- トワが雪の城を作るというので協力する……とあれよあれよと生徒達総出の大がかりな立派な城作りとなった
- と、そんなときに絶望し孤独に打ちひしがれているシャットが現れ、逆上のあまり攻撃。シャットが自らの絶望を元に強化するが、「美しい」と言っているシャットに対してフローズンリップルで氷の鏡を作りその顔を見せ、「全て人のせいにしているだけ」と告げる。しかしそれはシャットをより逆上させるのには十分、彼は最終形態へと姿を変える。
- しかしフローラの「助けよう」という意志からグランプランタンで浄化し元の姿にするが、シャットはスカーレットがさしのべた手を払い立ち去ってしまう。
- 年末、家族揃ってペンギンを見に南極へ。間近で野生のペンギンを見て目を輝かすみなみの姿があった。
- ちなみにABCモバイルサイトのメルマガによれば、あすかやティナとも会いに行ってきたようである。
■第47話
- カナタからの要請をうけ、ホープキングダムに向かう。そこではるかがディスピアの策略により花の城に閉じ込められている間にメツボーグと戦う。
■第48話
- ノーブル学園を乗っ取ったディスピアを追い人間界に戻り戦おうとするが、生徒会メンバーに止められる。「生徒の避難誘導をする」と言っても「それなら私たちも」と言われてごまかしきれない状況になり、ついに一般人の目の前で変身する。
■第49話
- 春野はるか各話ネタ49話参照
■最終話
- ディスピアの力を受け継ぎラスボスとなったクローズに、単身立ち向かおうとするキュアフローラ。「クローズと話す」というフローラの決意をくみ取り、フローラを見送った。
- その結果フローラが勝利し、絶望の扉をグランプリンセスの力で開放することに成功する。解放されたホープキングダムにてドレスアップキーが眠りにつくことを知らされ、トワ達との別れが迫っていることを知ることになる。
- ノーブル学園での修了式にて、仲間たちと最後のお茶会を楽しんだ後、トワやパフ、アロマとの別れの時を迎える。堪え切れずに泣いてしまう一同。みなみはそれらを窘めるのかと思いきや、大粒の涙を流して別れを惜しんでいた。
- トワ達との別れのあと、仲間たちはそれぞれの夢に歩き出す。獣医を目指すみなみもあすかのいる海岸へ赴いた。あすかも海で現れたティナも、みなみの新しい門出を祝っていた。
■エピローグ
10年後。海岸沿いに立っているみなみらしき人物の手に、新たなドレスアップキーが握られていた。
そのキーがどんな経緯で生成されたかは不明だが、キーを手にしたという事はみなみは彼女自身が見つけて選んだ夢に向かい走り続けているのだろう。
特別出演
■HUGっと!プリキュア第36・37話
- 36話ではドクター・トラウムによって時間が止められ仲間とともに動けなくなっていた。
- 37話でははぐプリメンバーたちの復活とともにキュアマーメイドで登場。但し声は無かった。仲間たちとともに彼女らに助力する。また、このお話で「プリンセスプリキュア」と「まほプリ」と「キラキラ☆プリキュアアラモード」の3作品で編成をした「映画プリキュアドリームスターズ!」でのプリアラメンバーの中で当時未登場だったキラ星シエル/キュアパルフェとはぐプリのメンバーの6人との初共演を果たした。
映画
- ある休日にはるか達と出かけようとしたとき、空から手紙が降ってきたがその手紙が妖精の国ハルモニアで行われる春のカーニバルの招待状だと知る。カーニバルに参加する意思を示すとその手紙が馬車に変化してプリキュア3人とアロマとパフは乗り込んでハルモニアに向かう。
- ハルモニアに到着する直前でハピネスチャージプリキュアの4人と出会う。『ハピプリ』設定の反映か、自分たち以外にもプリキュアがいたことを知って驚くことは無かった。
- ハルモニアに到着してめぐみ達と改めて顔合わせ。めぐみから「わたし達はハピネスチャージプリキュア!」と名乗られて「あなた達が幻影帝国を倒した英雄なの!!」と驚く、と思われたがそんな事はなく、平然としていた。…「幻影帝国とプリキュア達の抗争に関心が無かった」のか、「本当は知ってたけど、はるかにだけ恥をかかせたくないので知らないふりをしていた」のかは不明である。
- 到着後、改めてハピネスチャージプリキュア4人と顔合わせ。はるかやきららが言えなかった白雪ひめの長い本名をすらすらと言えた。
- カーニバルで歌うことになり、入場の際にはきららと共に手を振っていた(一方はるかは緊張して「無理無理無理~!」と言っていた)。
- 舞台に上がる寸前になっても緊張するはるかに「プリンセスを目指すのならどんな時でも堂々としていなさい」と諭す。
- しかし舞台に上がると正体がばれ先輩プリキュアに追われたオドレンとウタエンによって彼ら自作の怪異のステージに先輩プリキュアや観客の妖精たちと共に閉じ込められる。はるかやきららと変身しようとするが突如数体のドロボーンが出現したことに驚いた隙にプリンセスパフュームを奪われ巨大な宝箱に封じられ、さらに先輩プリキュア37人が地下に落とされる。
- 変身アイテムを奪われ先輩プリキュアが地下に落とされるという絶望的な状況にきららと共に床に座り込むが、最後まで立っていたはるかが歌う意思を固めたことで奮起しきららと共に立ち上がって3人で「イマココカラ」を唄う。すると3人の歌とダンスを信じる心からオールスターズドレスアップキーが生まれ変身アイテムが解放され3人はプリキュアに変身。先輩プリキュア37人も復活して40人での歌とダンスを披露した。
- 形勢が逆転されたオドレンが多数のドロボーンを繰り出したことで戦闘になり、キュアマーメイドはキュアプリンセス・キュアハニー・キュアトゥインクルと共にオドレンたちによって幽閉された国王たちのいる牢屋探索に当たる。牢屋が地下にあると推測したプリンセスの言葉で4人は手分けして地下通路への入り口を探すことになり、マーメイドは書庫内を探索。プリンセスが入り口を発見した際には本を一冊持ち出して読んでいた。
- 地下牢で幽閉されていた国王たちを発見し解放。カーニバルのことが気になっていた国王に状況を説明していると、ハルモニアの守り神のドラゴンが覚醒し、急いでキュアフローラと合流した。
- カーニバルを中断されて怒り暴走するドラゴンに説得しながら向かっていくマーメイドたち3人だったが、巨大な火球に飲み込まれる寸前でキュアプリンセスらハピネスチャージプリキュアに助けられる。
- その時オールスターズドレスアップキーを落とし、キュアプリンセスに拾われてマーメイドに渡される。そして3人で「モードエレガント・プリマヴェーラ」にフォームチェンジ、先輩プリキュア37人の助力を受けた「プリキュア・レインボートルネード」でドラゴンの怒りを鎮めた。
- 事件解決後ドラゴンたっての希望により3人で「ドリーミング☆プリンセスプリキュア」で歌とダンスを披露。翌日人前で歌う自信がついたはるかをきららと共に優しげな笑顔で見つめていた。
- ラストでキュアトゥインクル・キュアスカーレットとともに登場。かわいくドレスアップしたキュアフローラに驚いていた。
- 行った先のパンプキンカフェで名物のパンプキンプリンを食するも、突如現れたゼツボーグに立ち向かうためはるか・きらら・トワとともに変身。ゼツボーグを倒すが、直後に転移される。
- 転移した場所はなんとパンプキン王国。そこで行われるプリンセスコンテストにダンス部門で出場。バレリーナ姿で得意のバレエを披露し予選一位で通過する。しかしプリンセスコンテストはウォープの罠で、きららともにプリンセスパフュームとドレスアップキーを奪われ幽閉されてしまう。
- だが、フローラとスカーレットの奮闘およびかぼちゃの妖精の奮起で救出され変身、ウォープを追い詰めるがウォープは巨大なカメレオン形態になって圧倒的な強さを見せつけピンチに陥る。
- しかしパンプルル姫が幽閉された塔から残された妖精たちとともに脱出しウォープに取り込まれた妖精たちに呼びかけると、巨木が生え大量のミラクルプリンセスライトが実る。パンプルル姫や妖精達がライトを振ると、マーメイドたちは「モードエレガント・ハロウィン」にフォームチェンジ、合体技「プリキュア・ハロウィン・エクレール」でウォープを撃破しパンプキン王国に平和がもどった。
- 王国に平和が戻ったお礼のパーティが行われた後、はるかたちとともにノーブル学園に帰還したが、なんとゆいが被ったかぼちゃのお面に驚き逃げまどうことになってしまった。ようやく立ち直るとみんなでノーブルハロウィンパーティーの会場に向かった。
- キュアマーメイドとしてキュアトゥインクル・キュアスカーレットとともに登場。キュアフローラとレフィを追いかけていたゼツボーグたちを撃退した。
- その後レフィの案内でとある店でレフィから事情を聴き、彼女に協力することになるが、ゼツボーグたちが店内に入ってきたことでナイトパンプキンの居城に向かうことに。
- しかし行き先を間違えとある塔で囲まれるが、綱渡りしていたゼツボーグたちが落ちたことで真っ先にそのロープを踊るようにわたっていく。城前のスケートリンクではトゥインクルとともに次々とゼツボーグたちを倒していった。
- ナイトパンプキンとの戦いでは一時はトゥインクル・スカーレットとともに倒されるが、フローラの奮起に呼応するかのように復活し4人でナイトパンプキンに立ち向かう。レフィはミラクルライトを白の頂上に差し込み、フローラが一撃でナイトパンプキンを殴り飛ばすとパンプキングダムに昼が取り戻された。
- 『スター☆トゥインクルプリキュア』のユニ(キュアコスモ)以降の19人(ユニから『ひろがるスカイ!プリキュア』のプリンセス・エルちゃん(キュアマジェスティ)までの19人。)19人と初共演。終盤で人魚繋がりのキュアラメールと共闘。同映画のポスター等でキャストがクレジットされていなかったプリキュアでは数少ない台詞付きの登場を果たしている。
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